6月8日(火)ゴルフ・全米女子オープン 笹生優花選手(19歳)優勝
最も権威あるメジャーの全米女子オープンで新人笹生選手が史上最年少で優勝の栄冠を獲得した 2001年生まれ19歳 父親は日本人 母親はフィリピン人 小学3年生の時に練習環境の良いフィリピンに渡りゴルフに精励 ジュニアで活躍 2020年プロ入り 8月には軽井沢ゴルフトーナメントとニトリレディスでツアー2勝 この度の全米女子オープンで早くも3勝目 恐るべき19歳のニュースターの誕生である
しかも世界のメジャーの制覇 過去は僅かに1977年樋口久子・全米プロと2019年若手の渋野日向子(22・全英のほか国内ツアー4勝)・全英オープンの2勝のみ この度の笹生選手が3人目 それも最終日は畑岡奈紗(22・ツアー優勝日本5回 米国3)と4アンダーでプレーオフ これを制しニューヒロインが誕生 この笹生優花 早くから父親と二人三脚で体幹強化とくに下半身の鍛錬に注力 鋼の身体を作り
また折れない心を養成 この身心のトレーニングが崩れの少ない強いプレーに結び付いている感じ この全米オープン3日目は6アンダー 首位と1打差の単独2位 最終4日目 スタート直後 連続ダブルボギー首位とは6打差まで広がったが粘り強く挽回 最後は1打差で逆転したもの 今一歩で届かなかった往年の大スター岡本綾子(70)と宮里藍(35)も喜色満面で笹生優花を祝福している とにかく今の20歳前後の若き女子群のさらなる躍動を心から祈念する。