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今日の日記:もうすぐ高校卒業!
おはようございます、牡蠣うめえです。
来週、再来週の卒業式ラッシュが近づいて参りました。
今春わたくし、無事に単位認定試験を通過し一年と半年お世話になった通信制高校を卒業します。
いやー、長かった…
高卒の認定を受けるには色々と条件があって、そのうちの一つが「高校3年間の在籍」なのです。
つまりもう一つの一年と半年、どこで過ごしていたのかと言うと…6年制の中高一貫校です。
そう、私こう見えて元々成績が良くて、中学受験にチャレンジし、第二志望に合格したわけです。(第一志望はハリーポッターファンならもちろんホグワーツ魔法魔術学校ですよね?圧)
その元いた中高一貫校、私の中では転校してしまったとはいえ母校なので、母校と呼ぶんですが、
なかなかの自称進学校でした。
自称進学校、略して自称進というのは、レベルの高い大学の志しを持ち、それを生徒側に押し付けるとか、実際にそういった大学に合格させるノウハウの確立ができておらず、質より量の努力を要求するとか。
比較的新しい言葉であり、定義は人によって少しづつ変わってきますが、私はこんな感じだと思っております。(学校の偏差値で定義される方もいたり、色々です)
少なくとも良い言葉ではありませんね…
私は小学生の時はテストで百点当たり前、頭の良い子キャラでブイブイきかせていたのです。
ところが、中学以降の勉強は「地頭だけではなく、努力も必要」ときて、今までたいした努力もせず取れていた百点は消え失せ、代わりに学年順位最下位クラスが私の居場所になったのです。
自称進は課題の量も多く、生徒に求めるものも多い。成績が下がるにつれ焦りが生じました。
持ち前の活力にまかせて部活を仕切ったり、委員会を運営したりしましたが、結局、努力のなさや不真面目さ、不注意さが目立つばかりで、落ち込む日々が続き。
生理が始まってホルモンバランスが崩れると、一気に無気力感が私を支配するようになりました。
高校一年の冬、うつ病を診断され、高2の秋に通信制高校に転入したというわけです。
いやーーーーー母校超楽しかった(?????????)
なんだこいつ、矛盾しているぞ!!
さっきまで鬱々エピソードを語っておきながら!!!
矛盾しているではないか!!!!!!!
いや、母校めっちゃ好きです。通信より断然好き。
なんでかというと、通信にはないあるものがあって、
それは沢山の良い出会いです。
私の母校の友達、彼らとは中学一年生、つまり13歳のときからずっと一緒の環境なわけです。
共に思春期を謳歌してきたわけです!!!!
大切な友達にならないはずが、ない。
転校した後でも、連絡とって、なんなら遊んでます。
通話もしてます。進路についても語ってます。
なんか、一生モンのいいもの、手に入れちゃったんじゃないかあああああ?????
ここで自称進エピソード。
わたくし18歳なんですが、母校の友達は絶賛受験中&終わり。
母校の男子二人と私で会話しておりまして、
私は浪人、一人は早慶どっちも受かる、もう一人は第一志望のMARCH落ちて日東駒専といった戦績だったので、
早慶ダブル合格が「ふたりともお通夜状態なのに…一人だけすまん」と謎のマウントジョークを言ってきたので、とても笑ってしまいました。
いや、進学先が決まってない私が大学受験的にお通夜と言われるのは当たり前なんですが、日東駒専に受かっている友達にもそれを言い放つとは…
周りから見たら頭おかしい会話ですが、私達の母校は自称進。プライドが高いので日東駒専を第一志望にはさせてくれません。そういう感じです。
自称進学校とは、そうなのです。
そういうところで生きてきて、そういう話ができるのは、母校の友達だけなのです。
通信の友達とは、絶対にそんな話はできないのです。
私は通信に転入して、ゆったりとした生活が送れ、健康的に毎日を暮らせています。
ただ一つの心残りは、この人たちと、卒業式を迎えたかった。
母校で卒業式に、一緒に出たかったということだけです。
それが本当に、本当に悔やまれます。
たまに母校の夢を見るのですが、うつ病で苦しんだ思い出よりも、先生方と語り合い、友達と笑い合う、そんな夢が殆どで、もし人生をやり直せるなら、今度は、卒業式に出られるようにがんばりたいですね。
ということで、通信卒業するので、高卒に進化します。
これからもよろしく。