月1開催の会社公式飲み「おむすびの会」
GCストーリー㈱には
おむすびの会という、全社員が参加可能な飲み会が存在する。
何故そんな飲み会があるのか?
何をするのだろうか?
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こんにちは。
『門仲日記』を担当している、あるはです。
このシリーズでは
GCストーリー本社がある門前仲町を舞台に、
ずっといるメンバーは
なかなか気付きにくい魅力を
中途入社ならではの視点を活かして
発信していければと思います。
4回目の今回は
gCストーリーの公式飲み会、おむすびの会について紹介します。
おむすびの会とは、どんな飲み会なのか?
まずは特徴を、ザっと羅列します。
◆月に1回開かれる。
◆近くの文化センターの和室を貸し切って、平日18:00~21:30に行う。
◆全社員が参加可能。
◆費用は会社もち。
◆主催は新卒メンバーの子たち。
◆おにぎりやオードブルを食べてお酒を飲んで語り合う。
◆毎回、選抜された数人が皆の前で7分間程発表をする。
◆2ヶ月に1回は、GCストーリーに興味を持ってくれた社外の人も参加が可能。(招待制)
これだけ読むと
「かっちりした飲み会かな?」という感じがしますね。
実際どんな感じなのか、
私の個人的な感想(面白い点・嬉しい点・素敵な点)を切り口に説明していきたいと思います。
面白い点
全社員が参加可能だが、実際には全員は参加していない。
この飲み会ができたのは2010年のこと。
社長が稲盛和夫さんの盛和塾に入塾し、そこで影響を受けて社内に導入したのがはじまり。皆が何を感じているのか、腹を割って話すことのできる場をつくろう、というのが目的でした。
全社員参加型飲み会として月に1回のペースで開かれるようになった頃、毎回注文していた仕出し屋さんの料理におにぎりが入っていたことから、社長が「おにぎりの会」と呼ぶように。
2017年には「むすぶの方が言葉がいいね」という話が持ち上がり、おむすびの会に改名して今に至ります。
当時を知っている人によると
「全員絶対参加」という強制力を持った会に、段々とストレスを感じる者が増えていったそうです。これではリラックスして本音を話せるような場にはならないという考え方が広まり、ここ数年の間に「参加できる人は参加」というゆる~い集まりになったとのこと。
現在は、全社員数は70人に対して平均参加人数は40人。
毎回参加する人もいれば、ほとんど参加しない人もいます。
参加しないことに対して
「あいつほんと付き合い悪いよな…」とはならず、
「たまには来いよ~、喋ろうぜ!」というやり取りがあるぐらいです。
不参加の人に参加しない理由を聞いてみましたが
「平日の夜は早く帰りたい」「ああいう場は苦手」とのことでした。
かく言う私も参加したりしなかったり。
料理の注文があるから事前に表明は必要なものの、
「最近疲れてるし、人とあんま喋りたくないな…」と思ったら全然気軽に不参加できるのは有難いし、面白い点です。
嬉しい点
座席が毎回異なるので、強制的に色々な人と喋ることになる。
GCストーリーの人は基本的に成長意欲が高く、人のことが好きです。
だから愚痴大会になることがない。
相手のことをもっと知りたい、仲良くなりたいという方向に話が進むので、テーブルトークで誰か一人が延々と喋り続けることもない。
かといって、勢いではしゃぎ続けるような賑やかすぎる雰囲気でもない。
「今ちょっと辛くて…」と悩みを打ち明けることもできる雰囲気、といえば想像がつくと思います。
社員年齢中央値が28歳という若さなのにこのようになるのは、GCストーリーならではかもしれないですね。
自分から積極的に人に話し掛けるのが苦手だったり、いつも同じ人と喋ってしまう人にとっては、強制的な座席だからこそいつもと違う顔ぶれで話せるし、雰囲気的に喋りやすいので嬉しいです。
素敵な点
みんなの前での発表を、みんながあたたかく応えている。
会も終盤になるころ、
選抜された数人が皆の前で発表をする「決意表明」と呼ばれる時間があります。
定量的・定性的な今の目標や、今感じていることを、参加者全員の前で話す時間です。
誰が決意表明するかはランダムで選ばれ、前もって数日前に知らされるため、何を話すか考える準備期間があります。だいたい1年ごとに順番がまわってくるようです。
聴く側は、発表者の緊張を和らげようと?たまに茶々を入れながらも、一生懸命自分の気持ちを打ち明ける姿をあたたかい目で見守ります。
こんなことやりたい、あんなこともやりたい、と話す人。
何が何でもこの目標を達成します、と話す人。
近々退職します、と話す人。
最近こんなことがあって辛くて、と話す人。
にこにこしながら話す人がいれば
考えつつ真顔で話す人もいれば
ぽつりぽつりと涙と一緒に話す人もいる。
発表が終わると、サンクスカードというメッセージ用紙に記入する時間があり、一人ひとりが発表者へ感想や想いを綴ります。
カードは発表者へ直接手渡しされるため、長蛇の列ができることも。
もらったカードを箱に入れたりアルバムに入れたりして
大切に保管する人が多いのは、
聴き手の人が表面的ではないメッセージを書いているからこそでしょう。
遠慮とかおせじとか建前とか抜きになっていると、お互いがわかっているからこそ、大切に保管するほど心に響くのでしょう。
数年後にまた発表する時、自分が喋った内容のメモやもらったカードを読み直して振り返って、「あの頃の自分はこうだった、みんなにメッセージもらって嬉しかった。ありがとう。今の自分はこうしたいと思っている」と発表する人もいます。
発表する準備段階で自分を見つめ直すこと、みんなのあたたかい空気感の中で発表すること、カードでメッセージをもらうこと。
全部含めて宝物で、素敵だなと感じます。
いかがでしたでしょうか。
「おむすびの会をのぞいてみたい」と思った方は、
ぜひGCストーリーメンバーにお声掛けください。
2ヶ月ごとに外部の方々も参加が可能です。
もちろん私たちからも、どんどんお誘いしますね。