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アークナイツ─古代オリエント史モチーフ考察
※この記事は旧約聖書、ユダヤ教、キリスト教やその近辺を含めた歴史を取り扱います。また、それらを解説する上で教義や歴史を簡略化して説明します。
できる限り公平で間違いのないよう調べて書いているつもりですが間違いであったり、誤解を招くような表現があるかもしれませんが諸宗教等を貶める意図は一切ありません。
※本記事はアークナイツストーリーやイベントストーリー、オペレータープロファイルについてのネタバレを含みます。ご了承下さい。
始めに
僕が最近まで受験生をやっていた都合上、サルカズ関連の考察にも関わらず10章、その他イベントストーリー未読です。
構想だけ練っていた物を、創作欲に任せて組み立ててみた物が今回の記事になります。
10章を読み終えたら漸次改良していくと思うので温かい目で見守って下さい。
未 10章クリア
未 10章読破
それと、自分は今とあるアークナイツコミュニティサーバーに入らせていただいているのですが、そこでの他の参加者さんの会話で今回の考察と同じような(ユダヤ人、旧約聖書絡みの)考察が存在すると思われる会話をしていらっしゃって、そのような記事が存在した場合内容が重複している可能性があります。ご了承ください。
追記
アークナイツ3周年イベント土曜日が当たったのですが、今の所ボッチで終わります。
もし一緒に参加できる方がいらっしゃれば、是非連絡下さい!
サルカズ=ヘブライ人
ここではヘブライ人=ユダヤ人、つまりサルカズ=ユダヤ人と思って頂ければ大丈夫です。
なぜヘブライ人と記述したのかは後ほど。
根拠
根拠についてですが、前10世紀からのユダヤ人の歴史は亡国、離散、迫害、虐殺といった悲劇的な歩みと闘争の歴史であり、サルカズと重なる所は数えきれない程あります。
その中でも今回は、追放とシオニズムの歴史をサルカズ史と比較して行きたいと思います。
紀元後70年、ローマ帝国による第一次ユダヤ戦争においてユダヤ属州は敗北し、本拠地エルサレム神殿を破壊されるに至りました。その後も第二次ユダヤ戦争を起こしましたが敗北し、135年、遂にローマはユダヤ人がエルサレムに入る事、遠望する事すら禁じ、今日まで続くユダヤ人の流浪の歴史が始まりました。
その後ユダヤ人は各地に散らばり、迫害を受け続け、こうした苦難の歴史を底流として19世紀後半になるとユダヤ人の間に自らの国を復興しようとする運動(シオニズム)が湧き上がりました。
こちらが(かなり簡略化しましたが)ユダヤ人の流浪とパレスチナ建国以前のシオニズムについての歴史です。
次に、ヴィグナのプロファイル、モジュールテキスト、JT 8-2 戦闘前の記述をみてみましょう。
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これらから、テラ歴893年にカズデルが滅び、サルカズは故郷を失い流浪の民となった事、偏見と差別にさらされながら生活を続けていることが分かります。
また、タルラ?の発言に「カズデルは三度大火に滅んだ」とありますが、エルサレム神殿の3度の破壊(1度目、バビロニアによる。2度目、異民族との戦いによる荒廃。3度目、ローマによる)がモチーフになっていると考えられます。
また、マドロックの昇進後会話を見てみると、
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カズデルを旅の終点としていたと、シオニズムを示唆する文言が確認できます。
これ以外にも、ヴィグナがカズデルを故郷と呼び、カズデルに戻ろうとした音楽家に感銘を受ける文言がモジュールテキストに見られたりと、カズデルを故郷とし、戻ろうとするサルカズが一定数いることが確認できます。
(シオニズムを全てのサルカズが抱いている訳ではないのも、ユダヤ人の傾向と合致します。)
血統と呪術(アーツ)の関係
血統
現代において「ユダヤ人」とは「ユダヤ教」を信じる人の事であり、古くから流浪を続けていくなかで混血が進み、ユダヤ人を人種で判断することは不可能となっています。
しかし、流浪の始まっていない古代に遡ればその人種はメソポタミア文明のセム語系を話す民族、ヘブライ人に求めることができます。
古代ユダヤ人はローマに聖地エルサレムを追われると、大きく分けて2つのグループに分かれました。
1つは北アフリカ、インド、イベリア半島へ逃れた「スファラディ系ユダヤ人(セム系ユダヤ人)」
2つめは東欧(ロシア、ポーランド)に逃れた「アシュケナージ系ユダヤ人(白人系ユダヤ人)」でした。
現代のユダヤ人はこのアシュケナージ系ユダヤ人が9割を占めています。
どちらのグループも混血は避けられない運命でしたが、より血統を保っていたのはスファラディ系ユダヤ人でした。
そして、このグループでは本来ユダヤ教で禁止されていた呪術が行われていきました。
サルカズに関する言及を見ていると、血統に言及する場面がいくつかでてきます。
例えば、サルカズ古代の巫術、祭壇を使用するサルカズをケルシーは「純血種」だとしていたり、特殊なアーツを使うマドロックはプロファイルの中で「マドロックに流れるサルカズの血が比較的正統なものである」と評されていたりと、アーツの能力はサルカズの血統に左右されるととれる表記が存在します。
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Golemの創造
旧約聖書において、呪術を使うことは厳しく禁止されていました。
呪術を行なう女は生かしておいてはならない。
男か女で霊媒や口寄せがいるなら,その者は必ず殺されなければならない。
しかしヨーロッパ中世後期において、呪術は霊的現象として伝統的ユダヤ教から独立した権威であり、一つの啓示であり、イスラエルが救われる神の計画であると考えたスファラディ系ユダヤ人が出現しました。
ユダヤ人への迫害がますます強くなる時代に彼らが呪術に求めたのは、ユダヤ人の救済のみでした。
そのなかでも中世ヨーロッパで広く知られていたのがユダヤ人によるゴーレムの創造伝説です。
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ゴーレムについては旧約聖書内に言及があります。
「私がひそかに造られ,地の深いところで仕組まれたとき, 私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。」
骨組みと訳された語がGolemだとされ、ユダヤ史において人造人間と解釈されました。
このGolemを使い、反ユダヤ主義からの攻撃、迫害を防ぎ、ユダヤ人の直接的な救済を図ったのがGolem創造の呪術伝説です。
アークナイツにおいてゴーレムといえばマドロックの巨象が著名であり、マドロックはゴーレムの創造主をモチーフとした種族{一説ではアンズーリシック(Gargoyles)}の血脈を受け継いだサルカズとみられています。
サルカズの種族ごとのモチーフはユダヤ人以外にも多様であり、これ以上の凡例を見つける事は出来ませんでしたが、そのアーツが血筋と深く関わっていることは明白だと考えられます。
十王庭=失われた十支族
現在ストーリーではサルカズ君主であるアーミヤと十王庭を率いるテレシスの争いが描かれていますが、これらのモチーフも古代イスラエル史にはあると言えます。それがイスラエル王国の分裂です。
紀元前922年。ソロモン王の死後、ダビデ王から続く重税やソロモン王の出身部族であるユダ族への優遇政策に反発した他10部族が離反、エルサレム北部に新たに北イスラエル王国を建国しました。
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その後、北イスラエル王国はアッシリアに、ユダ王国はバビロニアに滅ぼされました。
北イスラエル王国滅亡の際、北イスラエルの10部族の指導者はアッシリアに連れ去られ、10部族は消滅していきました。これらの10部族は失われた10支族と呼ばれ現在に至っています。
この失われた10支族は十王庭のモチーフになっていると考えられます。
10という数字も大きな理由ですが、これらの部族は北イスラエル滅亡後の行方が分かっておらず、入植してきた非ユダヤ教徒との混血が進むにつれて消滅していったと考えられていて、それを暗示させるような文言もタルラ?の発言にあります。
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それに加え、十王庭のひとつであるウェンディゴは純血は途絶えたものの、超小規模で一応は続いているようでアークナイツ世界ではサルカズの離散から200年弱しか経っていないことを考えると妥当な数字だと考えられます。
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海の怪物=海の民
シーボーン、恐魚等、海の怪物関連の情報は未だに少なく、大きな出来事であったとみられる「大いなる静謐」についてもよく分かっていません。
しかし、その「分からない」部分すら合致する部族が古代オリエント史には登場します。
それが海の民です。
海の民とは紀元前1200年頃、地中海方面から陸路、海路両方からメソポタミア、エジプトに侵攻した謎の多い民族集団です。
海の民に関する記録が少ないのには大きく2つの理由があります。
1つは、海の民自身が歴史を残す文化がなかったことです。これは古代においては珍しいことではありません。
2つめは、侵攻の対象となった国に記録を残させる猶予など与えず各地を蹂躙、征服していったことです。結果として辛うじて撃退に成功したエジプトに記録が残るのみとなっています。
大いなる静謐≒前1200年のカタストロフ
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前1200年のカタストロフとは、紀元前1200年の周囲数年の間に地中海東部の国々が消滅し、暗黒時代と呼ばれる期間が創り出された出来事です。
原因はメソポタミアを含む地中海周辺を気候変動が襲った事による食料不足と、それに伴い地中海沿岸の民族が豊かな土壌と食料を求めて海の民としてメソポタミアを襲った事とされています。
メソポタミアは当時豊かな土壌が広がっており、様々な民族が流入してくる土地でした。そのような土地が身近にあるにも関わらず侵入してこなかった地中海沿岸の人々は気候変動による食糧不足という危険に迫られて初めてメソポタミアを襲ったのです。
この襲撃理由はシーボーンのそれと合致します。
ウルピアヌス シーボーンは、巣や生息地が脅かされない限り、自ら都市に攻め入ることなどしない。
また、高度な文明を築いていたとされるイベリアが滅びた事は、当時、世界で唯一鉄器を実用化させ強大な軍事力を誇ったヒッタイトを滅ぼした構図と重なります。
しかし、大いなる静謐の原因が他にある可能性も考えられる事や、大いなる静謐の規模が前1200年のカタストロフより小さい事(大いなる静謐はイベリアのみに対して海の民はエジプト以外のほぼ全てのオリエント諸国家を滅ぼしました)から、前1200年のカタストロフをモチーフとした大侵攻は未だ未発生の可能性も考えられます。
王(サルカズ君主)=王(メシア)
旧約聖書にはメシアと呼ばれる称号が出てきます。メシアとは、救世主の事であり、原義は「油を注がれた者」です。古代メソポタミアでは王位継承の際に頭に油を注ぐ儀式があり、そのまま「王」としての意味も持っています。(「メシア」のギリシャ語訳が「キリスト」)
(余談ですがこの「油を注がれた者」に対して、奇跡(アーツ)を起こせる王が資源(源石)を身に纏う…アーミヤかよ、と思ったのがこの考察のきっかけです)
アークナイツ内での王と言えばサルカズ君主を継承したアーミヤが思い浮かびますが、サルカズではなくコータスであるアーミヤがサルカズ君主を継承できた理由は、旧約聖書に当てはめて説明することができます。
メシアとはヘブライ人にとっての救世主を示し、有名なメシアとして、海を割るなどの奇跡を起こし、ヘブライ人をエジプトから逃がしたモーセが挙げられます。
これらのメシアの特徴として、ヘブライ人、非ヘブライ人に関わらずヘブライ人を救った人物が救世主としてメシアと呼ばれていることが挙げられます。
非ヘブライ人として著名なメシアはペルシア王国の王、キュロス二世です。彼はバビロニア王国に捕囚されたユダ王国の人々をバビロニアを倒すことによって解放し、ユダヤ人を迫害することなく異教徒に寛容な政策を実施しました。彼はバビロニア王国を倒したことによって間接的に意図せずヘブライ人を助けたのみですが、メシアとして今日まで記録が残っています。
このようなことを考えると、アーミヤも間接的、直接的、意図して、意図せずに関わらす、サルカズという種族そのものを救う時が来るのかもしれません。
メシアとは人種、性別などに関わらずヘブライ人を救済する救世主であり、時代が移り変わろうともメシアは現れ、ヘブライ人の救済を実行してきました。
同様にサルカズの君主は血筋、種族に関わらず継承される物であり、代々のサルカズ君主の記憶が源石と共に次の君主へと継承されます。
これはサルカズ君主の概念の不死性を表す特徴であり、サルカズ君主は歴代の君主の記憶とともにサルカズの救済を運命づけられるのです。
預言の実現
聖書では、様々な預言が神や預言者によってもたらされますが、その全てに共通している事項があります。
それは、預言は必ず現実となるということです。
それがよく分かるエピソードとして、ヨセフが12人の兄弟の主となるという預言がもたらされた際、彼の兄弟達がそれを阻止すべく、様々な嫌がらせを実行し、果てには奴隷としてエジプトに売り飛ばす事までしますが、彼は紆余曲折を経て、結局彼ら兄弟の主になるというものがあります。
アークナイツ内でもパトリオットは全ての預言は現実となる、と語っています。
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アークナイツ内でも預言が度々現れます。
有名なものとして、最後のウェンディゴ(パトリオット)が魔王(アーミヤ)の手によって死ぬ、という預言があります。この預言に対しケルシーは信じていない素振りを見せ、パトリオットもこの預言に全身全霊をもって反抗しましたが、結局この預言は現実となります。
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もう一つの預言に、パトリオットが死に際に放った預言があります。
我は見た 破壊しつくされし数多の都市を
我は見た 大地を埋め尽くさんとする源石の群れを
我は見た 黒き冠を戴き、千万の魂を記憶と化す汝の姿を
汝こそ魔王__この大地の遍く総てを隷属させる者なり
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どう読んでもバッドエンド直行な預言を彼は遺しました。
ヘブライ人の歴史において、そして恐らくアークナイツ世界でも預言を無効にする共通の方法が1つあります。それはこの預言の直後にケルシーが呼びかけている通り、その言葉を信じない事です。
古代ヘブライ人が聖書を編纂した際の文書の採用基準は信ずるに値するか、しないかです。信ずるに値しないと判断された物は偽典とされ、その内容は無かったことにされます。
聖書同様、人々が預言を信じずに忘れ去る事が預言の実げわを回避する唯一の方法です。
鉱石病=一神教
テラにおいて最も差別される対象は鉱石病患者です。
そして、古代史では社会集団内で多数派でない限り、一神教信者は基本的に迫害を受けています。
迫害を受ける大きな理由として他民族との合流が不可能になる点が挙げられます。
多神教としてもっとも著名な物にギリシャ神話があります。ギリシャ神話には様々な神が登場しますが、それらは全て各民族、各都市ごとの神として存在し、それらの集合体としてギリシャ神話が存在しました。交流が発達するに連れて神々の数は増え、最盛期には八百万柱にまで達したといいます。
対して有名な一神教にユダヤ教が挙げられます。ユダヤ教ではヤハウェが絶対唯一の神であり、性質的に他民族の宗教と混ざることができません。ユダヤ教はそこに選民思想も加わってもっと難しいです。
他民族の神が登場しても、悪魔として描かれる事が精々でした。(ペリシテ人の神バアル・ゼブルは聖書において悪魔ベルゼブブとして登場する)
鉱石病患者は鉱石病を患った瞬間に社会から追放される運命を負います。そして、感染者同様、分かり合えることなど無く迫害され、虐殺されます。
一神教を深く信じれば信じるほど迫害が激しくなるように、鉱石病が進行すればするほど死の危険性が高まり感染者は迫害されます。
感染者が死亡する際に源石の粉塵を撒き散らす様は、処刑によってその教えを後世に残したイエス・キリストにもどこか似ています。
源石=神の祝福
神の子孫であるヘブライ人は神の祝福によって領土を得、その勢力を拡大させました。
ではサルカズにとっての「神の祝福」は何だったのでしょうか。
僕はその答えを 「源石およびアーツ」 であったと考えます。
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ケルシーは源石を媒介とした古代祭壇巫術「人喰らい」の実行者達を「純血種」と呼びました。
つまり、最も古い種のサルカズが既に源石を崇拝の対象としていたのです。
領土を確保し、国を統治するには何よりも力が必要となります。その力、アーツの原動力である源石を崇拝対象とするのは自然な流れだったと考えられます。
そしてサルカズは長い期間源石崇拝を続けた結果として、鉱石病への耐性と先天的な一定以上のアーツ適正を獲得したと思われます。
アーミヤ=イエス・キリスト
神の祝福=源石、メシア=サルカズ君主としたとき、アークナイツ世界において神の祝福である源石を異民族へ渡したイエスのような存在は、存在すると言えます。
それが、パトリオットの預言実現後のアーミヤです。
キリスト教は世界で初めて、多大な民族の間をキリスト教という価値観で結び付け、ヨーロッパにとどまらずアジア、アフリカ、アメリカにまで存在する民族は「イエス・キリスト」による救いを受けるに至りました。
それを示唆する預言が、パトリオットの預言です。
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都合よく解釈するなら
幾多の都市を破壊:都市神信仰の根強いギリシャ、オリエントの神々の破壊、または中世に行われた各地先住民への強制改宗。
大地を埋め尽くさんとする源石の群れ:世界中に広まるキリスト教
黒き冠を戴き、千万の魂を記憶と化す:武力(黒い呪術は中世末において害を与える呪術の象徴)をもってして、幾多の人民をキリスト教に改宗。(源石には記憶能力があるというゲーム内での示唆、考察より記憶と化す→源石と化す→キリスト教)
この大地の遍く総てを隷属させる:全てをキリスト教に帰属させる(創造論、天動説)
神の祝福を異民族に流出させようとしたイエスをそれを許さないユダヤ人が処刑したように、この預言が実現する事を防ぐ為、サルカズであるパトリオットがなんとしてでもアーミヤを殺そうとしたのです。
ロドスアイランド=使徒
キリスト教の広まりには、イエス自身の行いの他に、十二使徒を代表とする彼の弟子達の働きが大きく貢献しています。
彼らは新約聖書を編纂し、
求めよさらば与えられん
の言葉に現れているように、ユダヤ教から選民思想を取り除き、すべての人に神の祝福を分け与えました。
鉱石病も同様に必死不治の病が人々に受け入れられる訳がありません。そこで役割を果たすのがロドスアイランドです。ロドスは薬によってサルカズの特権であった源石への耐性、アーツ適正をすべての人に与え、全ての人がアーツを使えるようになります。
そして、広がったアーツの技術によって人々は共通の文化的価値観を持つようになり、世界が発展していくのです。
現代社会、特に日本では宗教=悪という印象を持たれがちですがその反面、世界宗教は多くの民族を団結させ文化、技術を統合、発達させました。
テラの住民が忌み嫌う鉱石病も見方を変えれば、アーツ技術を向上させ、文明を発達させ得る恩恵となりえます。
アークナイツとは、宗教を鉱石病とするメタファーを含む壮大な物語なのかもしれません。
考察の余地が広がりすぎて手に負えないのでネタだけ供養
・失われた10支族の国、北イスラエル王国はサルゴン2世率いるアッシリアに滅ぼされたました。
・聖書においてヘブライ人の祖と呼ばれるアブラハムの父の名はテラ。つまり、全てのヘブライ人はテラの子孫です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考
聖書論文検索 日本聖書協会
スファラド系ユダヤ社会における呪術 著 黒川 知文
ユダヤ人論考 著 滝田 譲
ニッポニカ日本大百科全書「ユダヤ教」「聖書」「ユダヤ人」「シオニズム」「エルサレム神殿」「メシア」「ヘブライ人」「アブラハム」「ヒッタイト」「メソポタミア」「アッシリア」「預言者」「ユダ王国」「一神教」「ソロモン」「ダビデ」「サウル」「パレスチナ」「イスラエル王国」「オリエント」「ヤーウェ」
全能の神 著 深津 容伸
ユダヤ教と共生 著 秋山 智
中国における宗教──一神教に焦点を当てて
同志社大学 一神教学際センター
参考動画
再生リスト