紺青と群青、より青いのはどっち?【目指せ漢字マスター!】
こんにちは、ライターの伊藤です。
【目指せ漢字マスター】では、小学生レベルの漢字をひとつ取り上げ、それと関連する知識を学んでいきます。
小学1年生で習う漢字でも、意外に知らない知識が盛りだくさん!
今回はこちらの漢字です。
「青」といえば、「ブルー」。
「紺青」「群青」などの呼び方もありますが、どちらがより青いかご存知ですか?
ちなみに、広辞苑第7版によると、
とのことで、どちらも似たような色である印象です。
ただ、「群青」はラピスラズリそのものを指すため、色として表現したい場合は「群青色」と言うのが正解のようですね。
これだけでは違いが分からなかったため、 今回はカラーサイト.comで決着を付けることにしました。
すると、このような結果に。
みなさんは、どちらがより「青く」感じられますか?
CMYKで見てみると、このようなデータになっています。
紺青 C:77.2 M:40.4 Y:0.0 K:55.3
群青色 C:58.8 M:45.3 Y:0.0 K:33.3
(※CMYKとは、色の三原色シアン・マゼンタ・イエローにブラックを加えたものです。4色の値の組み合わせによって、さまざまな色を表現します。)
CMYKでは、群青色よりも紺青のほうがC(シアン)の値が大きく、より青いという結果です。
カラーサイト.comには、ほかにも「薄群青」や「花紺青」などさまざまな「青」が載っています。
気になる方は、調べてみてくださいね。
正解はコメント欄をチェック!
【参考文献】
漢字ぺディア「青」
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0003865600
カラーサイト.com
https://www.color-site.com