「人のゴボウで法事する」ってどんな意味?【目指せ漢字マスター!】
こんにちは、ライターの伊藤です。
【目指せ漢字マスター】では、小学生レベルの漢字をひとつ取り上げ、それと関連する知識を学んでいきます。
小学1年生で習う漢字でも、意外に知らない知識が盛りだくさん!
今回はこちらの漢字です。
人が身体を屈折させる様子からできた「人」という漢字。
「ひと」や「ひとがら」を表すことから、「悪人」「素人」「達人」「他人」などさまざまな言葉と結びつきます。
ところで、タイトルの「人のゴボウで法事する」の意味は分かりましたか?
「ゴボウ」は、みなさんがご存知の食べるゴボウです。
法事の霊供膳や精進料理に使われることも多いゴボウ。
「人のゴボウで法事する」は、法事で必要なゴボウを自分で用意せず、他人が持ってきてくれたものを図々しく使う様子のことです。
このことから、「他人に便乗し、調子よく自分の手柄として務めを果たす」という意味を持ちます。
「人の褌(ふんどし)で相撲を取る」と同じようなニュアンスですね。
正解はコメント欄をチェック!
【参考文献】
漢字ぺディア「人」
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0003678400
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