心配性過ぎる彼女

僕の名前は奥田○○  17歳  高校生

僕には可愛い彼女がいるんです。

彼女の名前は小川彩  17歳  高校生

彼女とは幼稚園からの幼馴染みで
高校から付き合ったのですが
どうやら彼女は心配性なようです。
今日はそんな僕達の日常をご覧下さい。

○:今日は僕が先に着いたのか。
たまには待つのも悪くないもんだなぁ

『待つこと10分』

？:○○く～ん  ごめんね、待ったよね？

○:彩、おはよう！全然待ってないよ。

彩:大丈夫？ナンパされなかった？

○:僕をナンパする人なんていないよ。

彩:そんな事ないよ○○くんは
イケメンだしスタイルも良いし心配なの！

○:たとえナンパされても
僕は彩しか見てないから大丈夫だよ。

彩:…///ずるいよ

○:ずるいって何が？

彩:いつも彩ばっかり照れちゃう…///

○:僕だっていつも彩が見えると照れてるよ。

彩:と、とにかく○○くんは
彩より先に来ちゃダメだからね！

○:でも、僕はいつもの時間に来たけどなぁ？

彩:彩が遅れたから今日はごめん………

○:別に責めてないから落ち込まないでよ

彩:明日は彩が連絡したらお家出て来て？

○:それだと彩を待たせちゃうから
僕が心配になっちゃうよ。

彩:じゃあ、彩がお家出たら連絡するから
そしたら○○くんもお家出てよ。

○:彩がそれで安心するなら
明日からそうするね。

彩:○○くんが彩以外の女の子と
お話してるとね不安になっちゃうの……

○:どうして？僕は彩以外の子を
好きになったりしないよ？

彩:うん……分かってるけど……
それでも不安になっちゃうんだもん

○:ごめんね……僕は彩の彼氏失格だね？

彩:えっ！……そんな事ないよ

○:だってこんなに可愛い彼女を
不安にさせて最低じゃん……

彩:それは彩が勝手に嫉妬してるだけで……

○:これからはもっと彩に好きって
伝えないとだよなぁ

彩:○○くん……これからも彩と
一緒に居てくれるの？

○:当たり前じゃん！
僕の彼女は彩しかいないんだから…///

彩:○○くん……ｸﾞｽｯ
彩も……もっと○○くんに好きって伝える！

○:彩は放課後の予定ある？

彩:今日は部活も無いし予定無いよ

○:じゃあさ彩と一緒に行きたいと思って
見つけたカフェがあるから行かない？

彩:久し振りの放課後デートだぁ♪

○:最近はお互いに部活やバイトで
デート出来てなかったからね。

彩:○○くんは彩をいつも大人っぽい
場所に連れて行ってくれるけど何で？

○:僕も彩と一緒に大人の階段を
昇ってる感じがするからかなぁ

彩:２人で一緒に？

○:そう、僕だけでもなく
彩だけでもなく２人で一緒って事が嬉しくて

彩:そうなんだ～♪
こんなにも彩の事思ってくれてるんだね

○:だって彩は僕のプリンセスだから…///

彩:○○くんも彩の王子様だよ…///

○:…///ありがとう！
お腹減ったしカフェに行こうか？

彩:うん！○○くんが探してくれた
カフェ、す～ごく楽しみだなぁ♪

『カフェにて』

○:彩は何が食べたい？

彩:う～ん……グリルチキンのトマトソースか
ハンバーグの完熟トマトソースで迷ってる

○:じゃあさ両方頼んでシェアしない？

彩:○○くんも食べたいの食べてよ……

○:同じので迷ってたからシェアして
くれると嬉しいんだけどなぁ

彩:ホントに？無理してない？

○:無理してないから大丈夫だよ～
飲み物はどうする？

彩:フルーツトマトのジュース♪

○:ホントにトマト好きだね～

彩:トマトは美味しくてカワイイ
すっごいんだよ～♪

○:カワイイなら彩と一緒だね

彩:…///もぉ～恥ずかしいよ～

○:ほら、顔を真っ赤にして
トマトみたいだよ♪

彩:ほら、デートする時間なくなるから
注文しちゃお

○:すいませ～ん(彩の分も注文する○○)

彩:彩の分までありがとね。

○:僕が勝手にしてるだけだから
全然気にしなくて良いんだよ。

『注文したものが届き』

彩:わぁ～美味しそうだね！

○:ねっ！どっちも美味しそう
彩はさどっちから食べる？

彩:彩は～ハンバーグから食べたい！

○:良いよ～僕はグリルチキン食べるね
鉄板が熱いから気を付けてよ？

彩:うん！○○くんも火傷しないように
気を付けて食べるんだよ

○:彩、コレ美味しいから食べてみて
はい、あ～ん

彩:…///あ、あ～ん(ﾊﾟｸｯ)美味し～い♪
○○くんも、あ～ん

○:…///僕はいいよ～

彩:ダ～メ彩だけ恥ずかしい思いさせて
○○くんはしないのはズルだよ！

○:分かったからチョット待って  
ふぅ～(深呼吸する○○)

彩:じゃあいくよ～はい、あ～ん

○○:…///あ、あ～ん(ﾊﾟｸｯ)コレも美味しい！

彩:トマトの甘味と酸味のバランスが最高～♪

○:今までトマトはあまり食べなかったけど
彩のおかげで好きになったかも？

彩:ホントに！良かった～♪
好きな物を好きな人と共有出来て嬉しいなぁ

『食事を終えて』

○:じゃあお会計して次の場所に行こう♪

彩:え～っと彩はいくらだっけ？

○:ここは僕が払うから大丈夫だよ～

彩:そんなのダメだよ？
○○くんのバイト代無くなっちゃうよ………

○:このくらい大丈夫だよ。
彩は心配性だなぁ

end