外ではイケメンなのに家では甘えん坊な妹
僕の名前は的野○○ 18歳
僕には妹がいるんです。
妹の名前は的野美青 17歳
美青は外ではしっかり者でイケメンなのに
家では僕にべったりの甘えん坊なんです!
今日はそんな日常を見て頂きたいと思います
~6:00~
カーテンからの朝日で目を覚ます○○
○:ふぁ~……もう朝か……ご飯作らないと
○:う~ん……何が良いかなぁ?
○:ご飯、玉子焼き、味噌汁、納豆、焼き鮭THE朝ごはんになるけどたまには良いか
○:同時にお弁当も作っちゃおう
美:お兄ちゃん…おはよ……ギュッ
○:美青おはよ~今は火を使ってるから
危ないから離れて待っててね
美:ヤ~ダ~充電中だもん……
○:あとで家出るまでハグして良いからさ……
美:う~ん……分かった我慢する~
○:美青は言うこと聞けて偉いなぁ(ナデナデ)
美:フフフ……お兄ちゃんのナデナデ最高!
○:よし!ご飯出来たから食べちゃってね
美:お兄ちゃんは一緒に食べないの?
○:僕はお弁当詰めたら食べるから
美:お兄ちゃんと食べたいから待ってる……
○:分かったよ少しだけ待ってて
美:お兄ちゃんはいつもご飯とかお弁当を
作ってくれるけど嫌じゃないの?
○:う~ん……そんなに嫌じゃないかなぁ
料理は好きだから楽しいんだよねぇ
美:しんどい時は無理しなくて良いからね
お兄ちゃんのお弁当は好きだけど
たまには購買のパンでも良いから
○:うん……しんどい時はそうするね
心配してくれてありがとう(ニコッ)
美:お兄ちゃんの彼女が羨ましいなぁ
こんなに完璧な人が彼氏とかズルいもん
○:お弁当も出来たから一緒にご飯食べるか
美:うん!食べよ、食べよ♪
○:美:いただきます
○:あとさ美青は僕に彼女がいると思ってる
けど彼女なんていないからね 笑
美:えっ!……ゆーづ先輩は?
彼女じゃないの?
○:優月?アイツは只の幼馴染みだよ
それに優月は彼氏いるからね
美:そうだったんだ……いつも一緒にいるから
付き合ってると思ってた
○:美:ごちそうさまでした
○:食器はシンクに置いといてくれれば
洗っておくから学校の準備しておいで
美:お兄ちゃんも準備があるだろうから
洗い物ぐらいするよ
○:あ~僕はもう準備終わってるんだよね
美:じゃあお言葉に甘えて準備して来るね
○:ごゆっくり~
~20分後~
美:お兄ちゃんお待たせ!
○:忘れ物は無いか?
美:うん!大丈夫だよ
○:どっちが先に行く?
美:あのさ……今日から一緒に行きたいなぁ
○:あら……珍しいね
美:お兄ちゃんに変な虫が付かないように
私が守ってあげないとだから 笑
○:別に大丈夫なんだけどなぁ
美:お兄ちゃんは黙って守られてればいいの!
○:はいはい……護衛お願いね 笑
~学校付近にて~
女1:あっ的野兄妹よ
女2:○○様朝から素敵過ぎるわ
女3:私は美青様の方が好きだわ
女1:どちらも素敵過ぎるのよね~
?1:○○先輩おはようございます…///
○:純葉ちゃんおはよう!
美:純葉?何でお兄ちゃんにだけ挨拶するの?
純:あっ美青もおはよう!
美:ついでに挨拶してムカつく~
純:ごめんて、先に教室行ってるね
?2:○○、美青ちゃんおはよう!
○:優月おはよう!
美:ゆーづ先輩おはようございます!
優:2人で登校するなんて珍しいね?
○:今日から美青が僕の護衛するんだって 笑
優:カッコいい護衛で良いじゃん! 笑
美:2人でイチャイチャしないでくれます?
○:別にイチャイチャなんてしてないよ
優:そうだよ~ 私には彼氏が居るしね~
じゃあ先に教室行ってるよ~
美:ねぇ……ゆーづ先輩の彼氏って誰?
○:美青の同級生の△△くんだよ
美:えっ!△△って金髪だし
ゆーづ先輩とは家は逆方向だし
背が低いじゃん!
○:小さくて人懐っこいのがカワイイらしいよ
美:まぁ確かに△△ってモテるから
ゆーづ先輩とお似合いかも
?3:的野くんおはよう…///
○:谷口さんおはよう!(フリフリ)
美:お兄ちゃん早く行くよ!
愛:あ~……行っちゃった今日こそ
放課後に気持ち伝えないと!
○:美青どうしたんだよ
美:あの人の事好きなの?
○:そんなんじゃ無いよ
美:手なんか振っちゃってさ(羨ましいなぁ)
○:谷口さんは部活のマネージャーだから
美:距離感が近すぎ!
○:そんな事無いって
美:女の子は勘違いしやすいんだから
好きじゃ無い人に優しくしないこと!
○:お、おう(圧スゴッ)
美:お兄ちゃん今日部活はある?
○:今日はオフだから無いよ~
美:じゃあ教室に迎えに行くから
帰らないで待っててね。
○:は~い
~放課後~
美:やっと終わった~
早くお兄ちゃん迎えに行かないと
○:美青はまだかな~
愛:的野くん……少しお話しても良い?
○:谷口さん、美青が迎えに来るまでなら
愛:あ、あのね……私……的野くんの事が
す…す
○:僕の事が……す?
美:チョット待った~ハァハァ
ギリギリ間に合った~ハァハァ
○:美青、そんなに息を切らして
走って来たの?
美:私のお兄ちゃんセンサーが
危険を察知したから
○:美青?どんな理由でも廊下は
走ったらダメだよ?転んだら危ないからね
美:ごめんなさい……
○:ちゃんと謝れて偉いね(ナデナデ)
で……谷口さんは何のお話だっけ?
愛:的野くんの事好きだったんだけど
シスコン過ぎてチョット引いたから良いや!
○:そ、そっか……なんかごめんね。
美:お兄ちゃんは私が守るから大丈夫です!
愛:カッコいいね!
妹さんの方が好きになったかも……///
○:えっ!
美:えぇ~
気付かないうちに学校中の女子を
惚れさせる的野兄妹なのでした。
end