誕生日プレゼントは僕?
僕の名前は村井○○ 24歳
僕には妹がいます
妹の名前は村井優 20歳
○:誕生日のプレゼントどうしよう?
(今日は優の20回目の誕生日)
優:お兄ちゃ~ん
○:優、どうしたの?
優:今日は何の日か忘れてないよね~
○:(少しイジワルしてみるか)
う~ん、今日は何の日だっけなぁ
優:えっ!……本当に分からないの?
○:嘘だよ……優、お誕生日おめでとう!
優:もう!お兄ちゃんのバカ~ ポカポカ
(○○の肩を叩く優)
○:ごめんごめん、妹の誕生日を
忘れたりしないから
優:ありがとう~今日で20歳になったよ~
○:優も今日から大人の仲間入りだね。
優:うん!素敵な大人になりたいなぁ
○:優ならきっとなれるよ。
優:そうかなぁ?
○:兄ちゃん少し出かけて来るね。
優:どこに行くの?
○:優のプレゼント買いに行って来るよ。
優:え~ 一緒に行きたい!
○:じゃあ一緒に買いに行く?
優:プレゼント楽しみにしてるね~♪
○:プレッシャーかけるなよ(笑)
優:まぁお兄ちゃんからなら
何でも嬉しいんだけどね~♪
○:駅前の雑貨屋だけど
良い感じの物があるかなぁ?
優:あのお店オシャレだよね~
○:友達にオススメされたけど
行ったことないんだよね。
優:オシャレなお兄ちゃんでも
行ったことないんだね~
○:別に、僕はオシャレじゃないよ?
優:そんなことないよ~服も靴も
オシャレでカッコいいのになぁ~
○:褒めてくれてありがとうな!
それよりマジで欲しい物ないの?
優:う~ん、あるにはあるけど………
○:あるなら言ってよ~
優:だって……言ったら怒られるから
○:何でも言って良いよ
今日は優のお祝いなんだから
優:じゃあ………お兄ちゃんが欲しい!
○:ん、今なんて言ったの?
優:だから……お兄ちゃんが……欲しいの……
○:お兄ちゃんは物じゃないからな?
優:分かってる………けど
やっぱりお兄ちゃんが欲しいんだもん!
○:それは僕の彼女になりたいってこと?
優:うん……無理だって分かってるけど
ずっとお兄ちゃんが好きだから………
○:まぁ付き合うことは出来ないけど……
今日…1日だけ彼女体験してみる?
優……いいの?こんなお願いしたら
絶対に怒られると思ったから……
○:普段なら絶対にダメだけど
今日は特別な日だからいいよ!
優:じゃあお兄ちゃんとデートしたいなぁ
○:デートかぁ
行きたい所ある?
優:カフェでランチしたい!
○:ランチね~僕の行きつけのカフェに
行こうか?優にオススメのメニューもあるし
優:お兄ちゃんの行きつけとか
絶対にオシャレなお店じゃ~ん
『カフェにて』
○:優は何が食べたい?
優:オムライスかハンバーグで
迷ってるんだけど………
○:じゃあ、僕がハンバーグ頼むから
優はオムライスにしなよ。
優:でも……
お兄ちゃんも食べたいのあるでしょ?
○:僕はよく来てるから
それに僕も同じので迷ってたから
優:ホントに?
私に合わせてるでしょ………
○:ホントだよ~
だからシェアして食べようよ。
優:うん!
なんかカップルみたいだね。
○:今日はカップルなんでしょ?
優:そうだった~♪
○:ご飯が届くまで次に行くトコ決めようか。
優:映画も観たいし~
お兄ちゃんに服を選んで欲しいかなぁ
○:じゃあ両方とも行こうよ!
優:うん、行きたい♪
『注文したものが届き』
優:うわ~美味しそ~♪
○:ここのオムライス食べたら
他では食べられなくなるよ!
優:確かに~♪
ハンバーグも大きくてビックリ~
○:優、このハンバーグ切ってみな?
優:分かった~♪
(ナイフで切ると中から肉汁が溢れる)
優:うわぁ~お兄ちゃん見て~♪
凄い肉汁が出てくるよ!
○:アハハ、見た目も凄いけど
切るともっとビックリだろ?
優:凄いよ!こんなの見たことないもん
○:だよね、僕も初めて頼んだ時に
ビックリしたんだよねぇ
優:お兄ちゃんはどっちから食べたい?
○:誕生日なんだから優が
食べたい方から食べなよ
優:じゃあ……オムライスから食べたい!
○:いいよ!僕はハンバーグ食べるね。
○、優:いただきます!
優:う~ん!美味し~い♪
○:でしょ!このハンバーグも絶品だから
食べてみな? はい、あーん
優:えっ!……/// 恥ずかしいよ~
○:カップルならするんじゃないの
優:そうなのかなぁ?
○:僕も彼女いた事ないし分からないけど(笑)
優:えっ!お兄ちゃんて彼女いたことないの?
○:残念なことに恋愛経験ないんだよね
優:お兄ちゃんモテるからビックリだよ!
○:僕はモテたことないんだけど?
優:嘘でしょ?私の友達みんな
お兄ちゃんのこと好きだったよ!
○:妹の友達はさすがに対象外だから(笑)
優:会社ではモテないの?
○:職場恋愛って別れたら最悪じゃん
優:そうだけど……彼女欲しくないの?
○:今は仕事が忙しいから恋愛はしないよ
優:なんで?
○:例えば彼女がいるとして
仕事が忙しくて構ってあげられないでしょ
優:確かにそうかも知れないけど………
お兄ちゃんは寂しくないの?
○:僕だって寂しいって思う時もあるよ………
優:お兄ちゃんに彼女ができるまでは
私がお兄ちゃんを癒してあげる♪
○:なんで………そうなるんだ
優:お互いに癒されて最高でしょ?
○:まぁいっか!
食べたらデートの続き行くよ~
優:お~!!
end
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?