誰に入れよっかな〜。神奈川9区
選挙、楽しい〜っ。
選挙、大好きですね。総選挙、久しぶりだしね。
ポスター掲示板の前を通るたびに、誰に入れよっかな〜と考える。
まあ、私の日本政治への希望は、
・政権交代はあった方がいいが、保・革ではなく、保・保か、保・中道で交代してほしい
・政権交代に、左翼は絡まないでほしい。立民は辻元清美のような左翼がいる(しかも役職者)のでNG。立民は早く潰れろ
・創価学会はあってもいいが、公明党は消滅してほしい(公明新聞や聖教新聞の印刷を新聞社に委託してマスコミを「買収」するのをやめてほしい=そういう行為は法律で禁じてほしい。公明批判が極めて少ないのはおかしいのだ)
ーーあたりですけどね。
でも、この希望に「一手」で届くのは無理。あと三、四手、必要のようです。
今回、国民民主党が伸びそうだというのは、それへの最初の「一手」として、よい兆候ですね。
でも、立民も伸びそうだというのは、後退だ。
国民が伸びる分、維新が減るとしたら、「保・保」ないし「保・中道」交代図式に向かって、あまり前進しないことになる。
自民が減るのはいいのだが、減りすぎるのも困る。
自民が減って、過半数を割る場合は、立民との「救国大連立」もありうる、なんて怖いことも言われている。そうなると最悪だ。
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今回、もう一つの観点として、現役世代VS高齢世代、というのがありますね。
現役世代向けの政策を提供するのが、維新と国民だと言われている(社会保障改革、「手取りをふやす」など)。
自民、公明、立民、共産などは、高齢世代向けだ(低所得者へのバラマキ、年金を増やす、など)
現役向け政党と、高齢者向け政党で、政権交代していくというのも、いいかもしれない。
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と、以上を踏まえて、わが神奈川9区で、誰に入れるべきか。
候補者は4人。
神奈川県第9区 (川崎市多摩区・麻生区)(定数1名)
赤石 ひろ子 日本共産党
笠 ひろふみ 立憲民主党
吉田 大成 日本維新の会
中山 のりひろ 自由民主党
解散まで現役衆院議員だったのは、笠氏(立民)と中山氏(自民)。(赤石氏は川崎市議、吉田氏は神奈川県議)
このところ、選挙区では笠氏が連勝している。
中山氏はだいたい次点で、比例で復活している。
神奈川新聞などによれば、今回も、笠氏が優勢、中山氏が追う展開です。
立民の笠氏と、同党県議の木庭理香子氏は、麻生区でおこなわれるお祭りなどでは、ほぼ必ず顔を見せて、地元民と交流している。
中山氏は、ときどきしか顔を見ないし、笠氏より遅刻してくる。私はヒマだから、そういうのはちゃんと通信簿につけている。
笠氏の強さを感じますね。他の吉田氏、赤石氏は、そういうところで見たことはない。
笠氏は最近、党内で出世して、国対委員長になった。
まあ、今回も笠氏が勝つんだろうな、と思う。
でも、上に述べた理由で、立民には私は入れません。笠氏は、野田の推薦人になった、党内では保守派とはいえ。
むしろ、落とせるものなら、落としたいと思う。
それなら、自民の中山氏に入れるべきか。
でも、笠氏も比例重複で、仮に中山氏に競り負けても、どうせ復活する。中山氏に入れても、あまり意味がないように感じます。
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残るのは、維新の吉田氏と、共産の赤石氏。
悪いけど、共産は論外。その辺にいてくれるのはいいんだけどね。なんか世話になることがあるかもしれないから。解同に絡まれた時とか。天皇制廃止は私と同じだし。でも、投票先としては論外。
では、維新の吉田氏に入れるべきか。
残念ながら、国民の候補者がうちの選挙区にいないからね。維新に入れるのはいい選択かもしれない。
どうせ受からない、死票になる、としても、投票は私による「人事」だから、私が正しいと満足できる選択であればよい。
私は、比例では国民民主党に入れる。
比例で国民に入れて、選挙区で維新に入れる。
うん、これがいいかな。
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でも、待てよ。
国民と維新に投票するなんて、まるで現役世代みたいではないか。
私のような年寄りには、ふさわしくないのではないか。
私のような年寄りまで、国民や維新に投票したら、若者を甘やかすことにならないか。
それでなくても、若者の投票率は低い。今回、事前調査で、国民民主党が有望で、しかも若者の支持が高いとは言っても、彼ら、投票に行かないから、実際にはそれほど伸びないかもしれない。
いっぽう、年寄りは、私のようにヒマだから、必ず投票に行く。
年寄りなら、年寄りらしく、自民とか立民とか共産とかに入れて、現役世代の負担で、給付金という小遣いをもらった方が、得であり、正しい投票態度なのではないか。
その方が、若者たちへの教訓になる。
選挙に行かないと、君たちの稼ぎは、どんどんわれわれ年寄りに奪われることになるのだ。ざまーみろ。イーヒッヒッ。
ということを、身をもって知らしめるのが、若者たちのためになる。政治教育になる。
若者が選挙に行かないなら、若者に不利な政治決定がなされるのは、自業自得である。
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維新はやめて、共産に入れるか。
比例もあわせて、考え直すか。
赤石氏のホームページで政策を見ると、
「年金削減、介護の危機、医療改悪をくいとめ、高齢者の人権と尊厳を守る」
と、あります。
維新の吉田氏は、
「医療制度の適正化による現役世代の社会保障料負担軽減」
だからね。対照的。
そりゃ、年寄りとしては、現役の負担を増やし、高齢者の「人権と尊厳」を守ってもらう方がよい。
でも、共産かあ・・。
投票日までもっと考えよう。ヒマだからね。