麻生観光協会が「宴会するな」の嫌がらせ 4年ぶり「麻生川桜まつり」が盛り下がる(川崎市麻生区)
せっかく4年ぶりの花見解禁なのに、無粋なことである。
今日になって、麻生観光協会が、「宴会等は控えてください」の貼り紙を、桜の名所の麻生川沿いに貼りまくっている。
どうりで、せっかくの休日なのに、宴会をしている人が少ないと思っていた。
こんな貼り紙がいたるところにあったら、その前にシートを敷いて、落ち着くことができないではないか。
せっかくお弁当を用意して、子供やお年寄り含めた家族で来ている人たちがいるだろうに、気の毒すぎる。
こんな貼り紙の前では、座るだけでも、何か遠慮したり、罪悪感をもったりするだろう。
昨日も、近所のおばあちゃんと、「このあたりはベンチとか座るところがないから、花見に来る年寄りが気の毒だ」と話していたばかりだった。
なんで、こういう嫌がらせをするかね。納税者の年に一度の楽しみを奪う権利が、その麻生観光協会なるものにあるのか。
昨年まではコロナだから宴会を控えろ、と貼り紙があった。それは仕方ないと思った。
しかし、コロナが明けたら、4年前に戻っていいだろう。コロナ前には、普通に宴会していたのである。
それなのに、今度は「周りの住宅街」を勝手に忖度して、「お控えください」はおかしい。
私も含めて、周りの住人たちは、「今年は賑やかになりますね」と楽しみにしていたぞ。勝手に住民エゴの悪者にされるのは困る。(しかも、隣が畑の、人家のないところにも貼ってある)
麻生川沿いの桜並木は、市民の税金によって、きれいに剪定され整備されている。近隣住民のものではない。
麻生観光協会なるものが、どれほどの政治力か知らないが、その決定に政治的正当性はあるのか。
そもそも、麻生観光協会は矛盾していないか。
24日から「麻生川桜まつり」のため、仮設トイレを麻生川沿いに3基設置すると通知が来ている。
トイレは何のために設置するのか?
宴会のため、以外に目的があるだろうか。
トイレは設置する、しかし宴会はさせない、は矛盾だろう。
(4月1日に、観光協会主催のパレードや踊りがあるそうだが、悪いけどそんなものより、人々は自由に花見が、宴会がしたいのだ)
近隣住民を配慮して、マナーに気をつけろ、くらいの注意ならわかる。
川崎市から3月13日に出された「お願い」も以下の通りだ。
お花見期間における公園緑地等や河川管理用通路沿いについては、ゴミの持ち帰りや適度な飲酒等、一般的なマナーを守ってお楽しみください。
https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000126880.html
そこにも「コロナ」の文句はなく、一般的な注意だけである。
麻生観光協会は、川崎市より偉いのか。
もしかして、麻生観光協会の日本語感覚がおかしいのだろうか。
「宴会を控えてください」は、「宴会はやってもいいが、控えめに」くらいの意味だと思っているのだろうか。
「タバコを控えてください」「私語を控えてください」は、タバコ、私語を「するな」という意味だろう、普通。
コロナが明けたのに「宴会をするな」はおかしいだろう。
何が「貴重な観光資源を守りましょう」だ。観光協会が、観光そのものを邪魔し、「柿生」「麻生区」の印象を悪くしてどうする。
麻生観光協会は、すぐにこの貼り紙を剥がすべきだ。
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