ひろゆきは昭和のダメジジイ
フィリピン在住のYouTuber、「アキラ先輩」が、「ひろゆきも普通に昭和のダメジジイ」と評していて、面白かった。
Abemaに生出演したら、ひろゆきの話が浅すぎて驚いたよ。(アキラ先輩 10月7日)
アキラ先輩が、テレビ朝日系AbemaTVで共演したときの感想。
アキラ先輩は、フィリピン人と結婚・離婚の経験がある。番組では、アキラ先輩と元妻がリモート出演し、「国際結婚」について、ひろゆきらと意見をかわした。
番組は最初から、国際結婚の大変さを、「言葉と文化の壁」問題に矮小化しようと誘導していたという。
そして、アキラ先輩が「仕事が忙しくて、家庭をかえりみなかった」と反省するのを聞いて、ひろゆきが、
「男が外で一生懸命に働いているのを妻が理解できないのは問題」
といった発言をしたらしい。
アキラ先輩は、その発言を聞いて、
「男は外、女は家」
「黙っていても男の苦労を女はわかって当然」
という「昭和イデオロギー」を感じ取って、「ひろゆきは頭がいい人なのに、驚いた」という発言になる。(動画11:00あたり)
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「世界中、どこでも通用しない。そんな考えをもっているのはいまや昭和世代の日本人だけ」
とアキラ先輩は言う。
これについては、私もひろゆきを笑えない。
「黙っていても、わかるはずだ」というのが、若い世代に伝わらなくて、職場でも失敗してきたから。
上の動画では、アキラ先輩の元妻が補足して、「問題は、言葉の壁ではなく、コミュニケーション(の密度)」だという。
日本人はとにかくコミュニケーションをとらない、それが不思議、それが信じられない、とは、前に紹介したフィリピンYouTuber、「Ate B B」も言っていた。
フィリピン人は、家族や夫婦など、親しいあいだほど、コミュニケーションを密にとる。
日本人は、いや、昭和世代の日本人は、親しくなればコミュニケーションは不要、みたいな考えがある。
そこがよくないんだろうな。ひろゆきとともに反省せねば。
<参考>