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【Amazonオリジナル】「シタデル」 男のスパイがカッコ悪い時代
【概要】
8年前、世界に広がる独立スパイ組織、シタデルは新たなシンジケート、マンティコアによって崩壊させられた。記憶を消された敏腕エージェント、メイソン・ケイン(リチャード・マッデン)とナディア・シン(プリヤンカー・チョープラ―)はなんとか生き残ることができた。8年後、メイソンの元同僚のバーナード・オーリック(スタンリー・トゥッチ)はマンティコアが新たな世界秩序を作るのを阻止すべく、メイソンに協力を求める。(AMAZONサイトより)
【評価】
(エピソード2まで)
女スパイ、プリヤンカー・チョープラーの美しさを見るドラマ。ここだけの話、インドの美人が世界でいちばん美人。
冒頭から、この元ミスユニバース女優のカッコよさに惹きつけられる。
対する男のスパイ(リチャード・マッデン)がカッコ悪い。これは役者の責任ではなくて、そういう設定。
Netflixの「グレイマン」でも、主人公の男スパイ(ライアン・ゴスリング)より、女スパイ(アナ・デ・アルマス)がかっこいいと思った。
トム・クルーズのイーサン・ハントも含めて、現代の男スパイは、家族のこととか、恋人のこと、チームのこと、いろいろ気にしすぎだ。
ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドは、そんなこと考えなかったぞ。もっと独立して、自由だった。
やっぱり、マッチョとか、マンリネス(男らしさ)とかが、はばかられる時代。ポリコレがあって、男スパイに受難の時代だなあ、と思った。
あと、プリヤンカー・チョープラーって、40歳なんだよね。
このドラマと全然関係なく、突飛な連想だけど、40歳で亡くなった竹内結子を思い出してしまった。
コロナの終わりで、思い出すのは、コロナの最初のころに亡くなった竹内結子のことです。
彼女の自殺の真相は、いまだによくわからないけど、女優は40歳になると難しい、みたいな話があった。
でも、プリヤンカー・チョープラーは40歳で女スパイやってる。一昨日レビューを書いた「戦慄の絆」のレイチェル・ワイズは50歳であの活躍だ。
竹内結子は責任感が強く、出演するテレビドラマの視聴率を気にしていたという話もあったけど、Netflixなどの配信時代になったのだから、テレビ以外の活躍の場はいくらでもあったのに、とか思う。
竹内結子の女スパイとか見たかったなあ、と、このドラマとなんの関係もなく思ってしまった。