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昭和音楽大学卒業公演に行ってきた

昨日は、地元「新百合ヶ丘」にある昭和音楽大学の卒業記念ライブに行ってきました。

正確には、同音大&同短期大学の「ジャズ」「ポピュラー」「ポップ&ロック」科の今年の卒業生たちによるライブ。クラシック以外ですね。

会場の昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」(2025年2月23日撮影・以下同)

公演のパンフレット


このライブに行ったのは初めて。というか、新百合ヶ丘の隣の柿生に住んで5年以上で、昭和音大の公演を聴きに行くのは初めてです。

まあ、無料だったもんでね。

最近、八潮市の道路陥没・転落車の老人を救えなかったことから始まって、北朝鮮拉致被害者の有本さんの父親は亡くなるわ、キム・セロンは亡くなるわ、いつまでも寒いわで、気持ちがイライラ、クサクサしてたので、生の音楽でも聴いてリフレッシュしたいと思ったんですね。


開演前の会場の様子。満員の盛況でした。客は若者とシニアが半々くらい



公演中は撮影・録音禁止だったので、画像はありませんが、よかったですよ。

ジャズ、ロック、ポップの元気のいい若者たちの演奏で、楽しめました。

照明なんかも専門家がやってるからプロ並みで、タダで聴くのは申し訳ない感じでした。

学生同士の友情とか、先生との結びつきとかも感じられてよかった。

青春だなあ、と思いましたね。



いきものがかりの吉岡聖恵が昭和音大短期大学部の卒業生なので、いきものがかりの曲もやっていました(「New World Music」「帰りたくなったよ」)。

いきものがかりはアマチュア時代、小田急沿線、とくに相模大野を拠点にライブ活動をしていましたが、新百合ヶ丘駅前でも、狩野英孝のバンドと集客数を競ったエピソードがありますね(狩野英孝が勝っていた)。

あとはCRCK/LCKS(クラックラックス)の曲とか(「O.K.」)。このあたりが、今の若者のやりたい音楽なんだろうなあ、と思いました。この「O.K.」という曲が、正直言えば私はいちばん面白かった。


他、オリジナル曲も多かったです。学生の曲では古川瑠惟さんの「メトロノーム」がよかった。年寄りの目線で見るからか、「カワイイ」感じの曲が多かったね。

ジャズでは「vertigo」(冨野孝介)、「Angry Moon」(渡邉瑠菜)が印象に残った。

客席をいちばん沸かせていたのは、「昭和音大の布袋」と言われるという、尾崎瑛進さんの「How do I look」でのワイルドなギタープレイでした。


それにしても、大学で音楽の勉強ができるなんて、うらやましい。

僕も音楽大学に行きたかったねえ。

筒井康隆の初期短編に、男が「音楽学校にさえ行けていれば」とボヤき続けるのがあったね。あれを思い出した。


15時から始まって、終演は18時。外はもう暗くなっていました。


私は、老人なもんで、朝が早く、普段は夜7時くらいに寝る。

だから、夜の新百合ヶ丘をあまり知りませんが、昨日は、ライブが終わった後、マプレのあたりの飲食店をのぞいてみました。連休の中日ということもあるのでしょうが、どこも繁盛しているようで、活気がありましたね。

ライブで若者からエネルギーをもらったせいでしょう。暖かくなったら、私も夜の新百合ヶ丘にデビューしようかと思いました。


<参考>


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