(3)音楽科で学んだ楽器
今回の記事では、音楽科歴8年(高校3年+大学5年)の中でありがたく触ったり学ぶことができた楽器を紹介してみたいと思います!
実際に私自身が進学を考える時の材料として、
どんなことが学べるのかを検索しても
音楽理論や和声などの座学の授業は知れても、
実践としてどんな楽器が学べるかの情報が少ないなと感じていたので、
今回はこのテーマで記事を書こうと思います。
🎹鍵盤楽器
ピアノ
学んだ期間:8年(主専攻)
感想:バロックから近現代まで幅広い時代の曲を試験やコンクール、受験の課題曲として学びました。主に「演奏法や表現を学ぶ」ことがメインのためピアノ科を卒業しているからといってピアノ自体の楽器の構造や歴史といった部分は深く学ぶわけではないので楽器の構造に詳しい訳でもないのが、もったいないなと感じてしまう部分でもあります。
多分これは管楽器専攻の方と大きく違う部分なのではないかなと思います。
自分でいつも楽器を持ち運んで学校に通ったり、楽器や気象の調子をダイレクトに受けながらもその都度自分で調節していくことはピアノ科にはなく、楽器は全て調律師さんにお任せするのが当たり前の世界であるため、楽器への興味関心という部分では必然的と言ってもいいほどに薄くなってしまう気がします。
(ここの部分はなんか一つ記事にしたいなと書きながらひらめいたので、また今度書きたいと思います!)
とはいっても、レッスンの中で年齢が上がるにつれてテクニック面や作品を学ぶところから、
徐々に楽器を鳴らす方法として弦の作りやハンマーの作りがこうなってるから奏法としてはこう弾いた方が効果的だよ、という方向からのご指導もあったりしたので、とても勉強になりました。
チェンバロ
学んだ期間:大学時代に合計1年間(個人レッスンと授業)
感想:主にバロック時代の作品を2週間で仕上げていくようなスタイルで学んでいました。
その中でチェンバロのタッチの違いや鍵盤の幅や深さの違いを学び、特有のトリルなどの装飾音の付け方やアレンジの仕方を学びました。
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