奈良県の水道広域化について(もう何回目やろ)
昨日、県庁の裏を歩いていましたら桜が咲いている木を発見しました。
日中温かく本格的に春ですね(^o^)
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先日の分科会では、水道の広域化について改めて質問をさせていただきました。
奈良市民にとって、水道の広域化が良いのか悪いのか、改めて悩み中。
委員会の動画も上がっていましたので添付させていただいて、本文では質問を追いかけず、論点の整理だけさせてもらいます。
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まずトピックスとして、大和高田市の市議会で「水道インフラの補修を凍結し、水道料金を下げる」という議案が出ています。
意味わかるでしょうか?
奈良県各市のそれぞれの水道局は3年後くらいに、持っている資産をガッチャンコして、生計を1つにしようとしているわけです。
そうするとお金をたくさん持っている市は、当然損をします。
お金がなくて、水道インフラの補修がたくさん必要な市は、みんなのお金で修理してもらえるので助かります。
それでも合併することで全体として686億円のメリットが見込める(県の試算)わけだし、固いこと言わずにみんなを受け入れて仲良く経営しようよ!というのが流れなわけです。
だけど、修理すべきものを修理しないで後3年もちさえすればいいやと放置し、水道料金を下げることで現金獲得の機会損失を意図的に作り出すのはどうなのか。
自分勝手すぎないかと思います。
また大和郡山市が、水道局の持っているお金を市の財布に移してしまうという反則行為を行ったことも明らかになっています。
奈良市が覚書にサインしたことで広域化の流れができました。
だけど実現するまでの3年程度の隙間にルールが定められていないので各市町村が好き勝手なことをする。
大和高田の動きくらいは許していこうという奈良市の姿勢が示されましたが、それでは「広域水道一体化」の構想自体が成り立たなくなると思います。
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僕の質問に、広域化によるメリットが686億円、その内奈良市にもメリットが90億円あるというこれまで説明されてきた数値も、「一度ご破算にして改めて示させてほしい」という見解が示されました。
また90億円の大部分を占めるのが緑ヶ丘浄水場の施設整備(以前にこの話題について書いた時1番最初に説明した隧道工事)なんですが、令和7年〜16年の交付金の期限内に作れなかった場合、それでもちゃんと奈良市民のために工事をしてもらえるのか、しっかり確約を取れていないこともわかりました。
そういった、根拠がどんどんあやふやになるなかで、広域化によって奈良市の水道料金の値上げが抑制されるというのも眉唾に感じるようになってきました。
信用に足る数字が出揃うまで、僕個人としては結論を出さず、しっかりと判断するしかないと考えています。
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来週の週明けくらいに、うちの会派「改革新政会」から、この件についてニュースペーパーを発行し新聞折込にて皆さまにお届けしようと思っています。
もし「新聞はとっていないけど読みたい!」という人がいたら郵送させていただきますのでお知らせください(o^^o)
うちの会派としては、広域化についてまだまだいろんな見解があり、それぞれの思いで向き合っていますが、反対の主張が徐々に強くなってきているのでペーパーにもそれが反映されているかもです。
僕個人はまだまだニュートラルなんで、僕の姿勢については動画を見ていただきたいなと思います( ´ ▽ ` )ノ