『目指せ奈良市長 〜柿本の思い③〜』
最近忙しくてお久しぶりの投稿になってしまいました(^_^;)
とりあえずパパご飯から
・玄米
・鶏マヨ照り焼き
・ほうれん草たまごベーコン
・冷たいスープを調子に乗ってグラスに注いだの
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では間延びしていますが、柿本の思い第3話(全3話)です(o^^o)
先に結論まとめちゃいますが
・奈良市の財政運営はケチりすぎ!もっとお金を使わなあかんところはいっぱいあるし、お金を使うことそのものに経済効果がある!
・組織運営の基礎である人材を活かすということ、奈良市はもっと真剣に考えなあかん!
ってことを訴えたい3回分のお話でした(^o^)
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『目指せ奈良市長 〜柿本の思い③〜』
市長は新しい年度が始まる前に、1年間のお金の使いかた計画(予算案)を議会に提案し、議会はそれを審議したうえで承認するというのが予算運営の流れです。しかし、市長の予算案に対し、議会が修正を加えたり否決することは「市長に不信任を突きつけるのと同じこと」という認識がいまだに残っています。与野党のない地方議会で、親市長派といわれる議員が市長の予算案に何でも追随するのはこの悪習のせいです。これは議会の審議を有名無実のものとし、地方議員が自ら議会制民主主義の首を絞める行為に他なりません。
私は、市長の提案に議会が新たな視点を加えることで、予算案がより良いものになることが望ましいと思っています。もちろん、そのためには市長も議会も私利私欲のためでなく、純粋にすべての市民のためを考え意見を出し合うことが前提です。その前提のもと、私は議会と敵対するのではなく、1歩進んで、より積極的に議会の力を活用したいと考えます。
また奈良市行政は4700人以上の職員によって支えられています。彼らは各分野のエキスパートであり、奈良市のことを常に考える立場にある人たちです。私は斬新なアイデアを次々に提案し、市の難題を軽々と解決していく「名市長」になる能力など持っていません。だからこそ、彼らの見識や具体的なアイデア、やる気を引き出すことの大切さを強く認識しています。この視点の欠如こそ、現市長の弱点であると考えてきました。彼の我の強さは、他者の意見を尊重することなく、奈良市政の方向性は常に市長の独断が決定してきました。そのことが、奈良市の疲弊に強く結びついていることは間違いありません。
私が1番力を注ぎたいことは、市職員の専門性と経験をソフト面・ハード面の両側から市政にいかす仕組み作りです。管理職には一定の権限を譲渡し、自らの裁量で難局に立ち向かってもらうことで、その能力と責任感を高めてもらいます。一般職員からも意見をどんどん募集し、素晴らしい意見は市政に反映させるという姿勢を見せることで、当事者意識と自信を持ってもらいます。市民のために市長と職員が遠慮なく意見を言い合える市政運営こそ、私の提案する改革の基礎となるものです。
私にとって、議会も市職員も大切な仲間です。そして、これを読んでくれている市民、あなたこそが、私にとって最も大切な「時代を動かす仲間」であると考えています。