「オンライン飲み会」のメリットとデメリット
どちらかというとアウトドア派な私にとって、快く外に出かけに行けないのは、心苦しいものがある。誰かに会いたい。
「家にいる時間が長すぎて頭がおかしくなりそう。汗」といった声も、私の周りでよく上がっているので、家にいながらでも誰かと何かできないものかねぇとぼんやり考えていた。
ふと朝やっていたニュースを見ると、そこには「オンライン入社式」の文字。
「あ、これだ!」と思い、この前丸一日家にいる時間があったので、都合の合う方に声を掛け、私は「オンライン飲み会」を実施した。
結論から言うと、「オンライン飲み会」は普通に楽しいし、デメリットが少ないと思う。
(※手っ取り早くメリットとデメリットが知りたい方は、一番下に箇条書きでまとめてあるので、そちらのみご覧いただければと思う。)
まず私が「飲み会」に対して重視していることと言えば、だいたい次の4点だ。
・久しく会ってない友達と話したい。
・美味しいお酒が飲みたい。
・美味しいご飯、おつまみが食べたい。
・嫌なことを忘れて気分転換したい。
少なからず私以外の人も、大体飲み会にこの4点を求めている人が多いのではないかと信じているが、なんとオンライン飲み会は、これら4点全てが叶うと言っても過言ではない。
と言っても、お酒と食事に対するクオリティをどこまで求めているかによっても、充実度は変わってくると思う。
感覚としては所謂、「B級グルメ好き」の方は当てはまる、と思って頂いて構わない。
例えば、缶酎ハイ、あるいはスーパーで購入したちょっと良い日本酒も全然美味しいと思う方、コンビニのお菓子をつまみに飲める、おうちご飯が好き、こんな人だ。
とにかくB級グルメ好きでなくても、4つのうち2,3個当てはまってるよ、という人がいれば割りかし楽しいので、是非実践してみて欲しい。
オンライン飲み会パート1
午後13:30、オンライン飲み会初回は大学時代の先輩と決行した。昼飲みということもあり、窓の外は明るい。
先輩は、「なんか恥ずかしいなぁ」なんて言いながら、30分もすれば酒を飲みながらスマホに向かって話しかける状況を楽しんでいた。
「せっかくだから、オンラインだからこそできることがしたいねぇ」と言って映し出してきたのは、小学校の時に図工で作った「ラーメンの椅子」(一番トップの写真)と「トーテムポール」(上の写真)だ。
これは1人暮らしの家に作品を持参していない限り、実家暮らしだからこそできたことではあるが、オンライン飲み会のメリットの一つとして、身の回りにあるものを紹介できる、といった利点があった。
例えば図工の作品以外で言うと、先輩は本好き芸人なのだがおすすめの本を何冊か紹介してくれた。
直接会っていてもググれば紹介できたかもしれないが、こんな内容なんだよ、と目次や中身のページを見せたりしてくれた。
このような紹介の仕方は本を購入していないとできないことだし、わざわざ紹介するために本を飲み会には持って行かないだろう。
もう一つの発見メリットは、時間制限がないことだ。
どこの居酒屋も混雑時はだいたい二時間制を設けているし、時間制限がないにしても、店員さんの眼差しを全く気にしないことはない。
だがオンライン飲み会は、自分達の好きな時に始めて好きな時に終われるのだ。
ただその裏返しで、どちらかが言い出さない限り終わりが見えないという状況ではあるが。
トータルでなんだかんだ約3時間位飲み続けたと思うが、先輩はあまりお酒が強い方ではない。
「いやぁでもさ、いくら飲み続けてもさ、このまますぐ寝られるっていうのは良いね!」
と言って先輩がベロベロになってきたところで、オンライン飲み会パート1は終了。
オンライン飲み会パート2
午後21:00、2回目は以前の職場、グランドスタッフ時代の同期と乾杯。
同期は既にシャワーも浴びて、あとは飲んで寝るだけという何とも幸せな状況だ。
しっかりおつまみをたくさん作って、大宴会でも始める気だろうか。佐々木希も顔負けの女子力である。
ちなみに私は一応手作りのカレーと唐揚げ、そしてお家にたまたまあった日本酒でスタンバイした。
「久しぶり〜!」と言って、まるで本当に直接久しぶりに再会したかのように会話が始まる。
かれこれまた3時間くらい飲み続けていたので、途中でおつまみがなくなってきていた。
私たちは家にある食材でおつまみを作り足し、飲み会を続けていた。
注文ができないな〜と思いつつ、これはこれで楽しい。
また今度コロナが落ち着いたら直接会って飲もうね、と言ってオンライン飲み会パート2も終了。
まとめ
ここまでで大体お判りいただけたと思うが、オンライン飲み会は不自由することが意外と少ないのだ。
今回私はラインのビデオ通話で飲み会を行ったが、最近は「zoom」という電子会議システムアプリで行う「zoom飲み」というものが巷で流行っているらしい。
興味のある人はそちらもググっていただけると良いと思う。
最後に、メリットとデメリットを箇条書きでまとめてみたので、「私も(僕も)やってみようかしら!」という人がいれば是非参考にしていただきたい。
【メリット】
・部屋にあるものを紹介できるので、いつもと違う話のネタが誕生する。
・遠くに住んでいて普段会えない友達とも気軽に飲める。
・周りの目を気にせず飲めるので、変顔とかできるし、公共の場で言えない話しも堂々とできる。
・飲んだ後すぐにベッドにダイブできる。
・時間制限がない。
・節約できる。
【デメリット】
・終わりが見えない。
・複数人の場合、誰に対して話しているかわからない。
・注文できない。
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