【大槌町地域おこし協力隊活動報告】2024年10月活動記録
こんにちは！
10月もあっという間に過ぎ去ってしまいましたね。
日が毎日短くなっており、陰鬱とした気分が春先まで続くと思うと、早くも夏が恋しくなってきます。
それでは10月の活動をご覧ください。
解体
10月の受け入れ頭数は！なんと！46頭でした。
相変わらず厳しい状況が続いております。
11月は猟期に入り、猟場の選択肢も増えるため、なんとか巻き返しを図りたいところではありますね。
本題の解体については、解体頭数も少なめだったのであまり解体作業には従事しませんでした。
たまに解体してみると、忙しくナイフを振り回していた今年の3月などに比べて時間がかかっているようにも感じます。
今は時間があるため、丁寧なトリミングなどを心がけていますので、それなりに前の解体より工数が増えていることも影響しているとは思いますが、かつてほどの成長を実感できない日々です。
来年は松橋隊員も卒隊し、解体メンバーの頭数が減るため、自分含め解体メンバー全員の技術向上もこの冬の期間目指していきたいですね。
また、一応衛生管理も私の担当なので、心苦しいですが毛の付着、衛生的な解体手順の順守については小姑のように口を酸っぱくして、指導していきたいです。
狩猟同行受け入れ
10月はシェフを連れての狩猟同行がたくさんありました。
その数なんと5回！
ツアー繁忙期の夏にも引けを取らない数です。
シェフの狩猟同行では、普段どのような場所で、どのように鹿をとり、他のジビエ事業者にはない、MOMIJIのこだわりをアピールすることができます。
また、猟場までの道中では、いろいろな話ができて関係性も深まるため、今後の取引でも円滑なコミュニケーションをとることができます。
これまで以上の取引増につながるといいですね。
ちなみに10月3日のモニターツアーには地おこ事務局のある人も参加してくださいました。
イベント出店
10月14日に開催された産業まつりでは、またしても大久保氏とタッグを組んで出店しました。
今年はなんだかんだイベント出店に参加することが多いです。
今回の目玉は、よ市で大盛況だった鹿のから揚げ。
またしても早々に売り切れてしまい、鹿から揚げのポテンシャルの高さに驚かされます。
今回の出店も2か所同時開催だったため、テントでの出店となりました。
テントでの出店は意外ときついです。今回は商工会のほうで設営してもらっていましたが、設営からのイベント準備だと持っていくものも多くなり、片付けも大変です。
MOMIJIには眠れるキッチンカーが実はありますので、こちらも早くお披露目できるといいですね！
網鹿対応
夏頃はぱったりと止まっていた、鹿の緊急時対応、通称網鹿ですが、10月ごろからまた活発になってきました。
網に引っかかった鹿は、ほとんど止め刺しをしなければ動きを止められません。農家さんにとっても、鹿にとっても、我々にとっても、網に引っかかることは大変なことです。
網に引っかかった鹿は罠に引っかかった鹿よりも可動域が広く、止め刺しをする際は鹿の攻撃によるリスクも高いです。特に網に引っかかるような鹿は立派な角を持っていることが多く、突撃されたら自分が殺されるリスクもありますので、慎重に、そして大胆に飛び込むことが重要です。
今年、とある県では繁殖期を迎えた雄鹿に胸を刺されて亡くなった人もいるようなので気を付けたいですね。
余談
普段このような槍スタイルで止め差しを行っています。この写真は会社の熊用なので長いのですが、普段私が使っている棒は1.2メートルほどでとても短いです。この間合いだと突き刺した後に襲われても間に合わない距離ですので、もう少し長い木の棒を用意したいなと思っています。どなたか硬い木を知っている人がいれば教えてください👍
個人の活動
刃物まつりin岐阜県関市
何百メートルもこのようなテントでの刃物販売が行われていました。
半年ぐらい前から狙っていた刃物の町、関市で開催された刃物祭りに参加してきました。先月狩猟を頑張っていたのはこの祭りが行われるからです。
めったに岐阜県なんていかないため、ゆっくり観光もしたかったのですが、件の産業まつりもあったため、なんと0泊2日の弾丸ツアーとなってしまいました。
片道10時間かかるので、三人で頑張ろうね！なんて言ってたのですが、実質二人での運転となりました。
ついつい買いすぎてしまいましたがとても楽しいイベントでした。
最後に
11月といえば猟期！今年こそ熊を仕留めたいですね！
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