【大槌町地域おこし協力隊活動報告】2024年4月活動記録
こんにちは!暖かい季節となりましたね!
みなさまどうお過ごしでしょうか??
今月の受入頭数は3月に比べるとだいぶ落ち着き、解体以外の業務多かったので、ネタがたくさんあります!
それで4月の活動報告をご覧ください!
ナイフ研ぎ講座
先月の活動報告でもナイフについての俵の流儀について述べさせていただきましたが、今月からインターン生として着任したO氏によるナイフ研ぎ講座がありました。
O氏は人間国宝の刃物職人にナイフ研ぎを教えてもらったそうなので、とてもためになる内容で今後の更なる解体技術の工場が見込めるのではないでしょうか??
台湾人観光客受入
4月20日(土)14:00〜16:00の間、産業活性化センターにて台湾人旅行客相手に解体体験を実施しました。
当日の解体レクチャーは私が行いました。
当日は通訳を通してのレクチャーとなり、変な間が生じるため、いつもよりやりづらいところもありましたが、台湾人の皆様も大盛り上がりだったため、楽しい解体体験ができたかなと思います。
また、解体体験の後は、実際の鹿肉を使った料理のお振舞いや、レザークラフト体験も行いました。
シカ処理衛生責任者講習会@紫波町食肉衛生検査所
新工場がOPENしてから解体が主業務になって、初めて町外で業務をしたような気がします。業務といっても講習会ですが。
この講習会では、工場の衛生意識向上のための研修が行われました。研修内容自体は、すでにジビエプロセミナーなどで学んだことばかりで、新たな知識などは獲得するまでには至らなかったのですが、屠殺〜枝肉までの工程をやっている工場の中を見ることができました!
生憎作業は午前中で終わっていたようですが、どのような設備で牛さんの解体を行なっているのか、前から興味があったので、とても良い体験でした。
実際に吊るされている牛も見たのですが、鹿なんかよりもはるかにデカく、とても解体するのが大変そうだなと思いました。そのような大きな牛を一日に80頭、豚は1500頭処理するそうなので、関わる人の多さ、設備の充実度はジビエの処理工場とは比較にならないものですね。
余談
紫波の帰り道に、遠野でもうすぐ営業が始まるジビエ処理施設を見させてもらいました。
現時点ではMOMIJIよりは工場の規模は小さいですが、ゆくゆくは大きくするそうです。南足柄の時も思いましたが、よそのジビエ処理施設を見ると、働いているMOMIJIの工場の環境が恵まれていることがよくわかります。
これからも感謝して大切に使っていきたいですね。
熊の捕獲
4月27日のAM5時ごろ兼澤代表より一本の電話が。
熊が罠にかかったということで出動しました。
熊は鹿や猪と違い、誰でも通年駆除ができるわけではありませんが、MOMIJIは熊罠の設置業務を請けているため猟期以外もこのように罠を設置しています。
去年はなかなか捕獲に至らないことも多かったですが、今回は設置してすぐ捕獲することができました。
町に出る熊は人身被害のリスクもとても高いため、このようにすぐに駆除できるといいですね!
三陸花火大会キッチンカー出展@陸前高田
イベント出店のシーズンが始まりました!
4/28の三陸花火大会で人が足りないことが予想されたので、急遽私も夕方からの参戦となりました。
イベント当日はおなじみの「串カツ」と新商品となる鹿肉フランクフルトと、同じく新商品でパンにサラダと鹿の味付け肉を挟み込んだ「ピタパン」を販売しました。フランクフルトやピタパンも予想に反して売れに売れ、ピタパンは夕方の時点で完売という順調な売れ行きでした。
売り上げもまずまずということで、順調なシーズンインとなったのではないでしょうか??
個人の活動
去年の夏から、大きな家に住んでいるのですが、余ってた一室を使って、写真プリント用の暗室をつくりました。
僕は新たな趣味を見つけると生活スタイルが破綻しそうになるまで、のめり込んでしまうので、今回は程々に気をつけたいと思います。
最後に
今年度も仕事をいっぱい頑張りたいと思っています!
怪我なく過ごしていきたいです。よりしくお願いします!