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【感想】 『影の実力者になりたくて』 ネタバレ・内容・あらすじ
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『陰の実力者になりたくて』はどんな作品?
『陰の実力者になりたくて』は逢沢大介さんの作品です。
web版は小説家になろうの2018年の1月から掲載されています。
単行本がはエンターブレイン(KADOKAWA)より2018年11月に刊行され、イラストは東西さんが担当。
2021年11月に累計発行部数150万部突破。
坂野杏梨による漫画版が月刊コンプエース(KADOKAWA)にて2019年から連載開始。
スピンオフ漫画『陰の実力者になりたくて!しゃどうがいでん』も同誌にて2019から連載開始。
2022年にTVアニメが放送予定。
あらすじ
主人公でも、ラスボスでもない。
普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。
この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、
力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。
これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、
「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、
どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……?
ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、
シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、
そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていくーー。
『小説家になろう』の超人気作が、加筆修正の上、待望の単行本化!
小説版
かなり読みやすいです。
サクサク読めて読む手を止めれませんでした笑
漫画版
小説をが苦手な方はこちらをどうぞ
小説ではうまく表現できないところをうまく表現していました。
まとめ買いをされる方
内容
主人公は小さい頃から物語に絶大な力持って、物語に介入してくる陰の実力
者に憧れていた。
その思いは大きくなっても途絶えることはなく、主人公は学校では自分をモブキャラとして過ごし、日々努力の積み重ねをしていた。
でも、人間としての成長の限界を探し、未知なる力魔力を追い求めるようになった。
ある日、魔力だと思って飛び込んだら、車にはねられて死亡してしまう。
そうすると、異世界シドとしてで男爵家の長男として生まれていた。
魔力がある世界に転生し、前世と同じように普段はモブキャラとして振る舞い、日々鍛錬を続けていた。
10歳になったある日、賊を襲っているとき、肉塊を発見した。
その肉塊は悪魔憑きという病にかかっており、その肉塊を治すとそこには美しいエルフの子供がいた。
シドはエルフを自分の影の実力者の配下Aになってもらうためにこの世界には「ディアボロス協会」の悪の教団があり、自分は悪の組織に対抗するための「シャドウガーデン」として世界にを守っていると話をし、仲間になることになった。
そうして、数年がたち、設定として「シャドウガーデン」を楽しんでいつつもりだったが、「ディアボロス協会」は本当は実在していて…
普段はごく普通な地味なモブキャラ演じる主人公が、圧倒的な実力や圧倒的な組織をもって敵をなぎ倒していく、シリアスコメディとなっています。
この物語の面白いところはシドはシャドウガーデンをただの遊びとして捉えているが、配下の女の子はディアボロス協会を信じている。
しかも、ディアボロス協会が実在してしてしてしまっているため、さらに信頼されることにつながることに(笑)
そこの認識の違いがあるために、シドは自分の配下が自分に合わせて演技していると思っています。
でも、配下は本気でやっているため、シドの痛々しい厨二病にも本気で受け止めているのがすごいシュールでクスクス笑ってしまいます。
陰の実力になりたくての面白いところ
主人公、シドの中二病の行動がめちゃくちゃで面白い!
強すぎる力で敵を圧倒
配下の女の子の崇拝具合
主人公、シドの中二病の行動がめちゃくちゃで面白い!
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シドの中二病炸裂するシーンは特に面白いです
シドは、小さい頃からずっと飽きることなく陰の実力者に憧れていたので中二病がずっと続いてしまっています。
小さい頃からシドは盗賊を襲い、金や絵を奪っていました。
でもそれは、自分が悪い成金になっているような感覚に陥るために高いワインを買ったりするということに使っている中二病的行動をしています。
強すぎる力で敵を圧倒
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シドは陰の実力者になるためには強大な力が必要だと考えており、日々鍛錬を続けていました。
しかも転生後の世界では魔力が存在しているため、戦闘技術があまり発達していないので主人公の独壇場になっています。
スムーズな展開で爽快なストーリーなのサクサク読めます
配下の女の子からめちゃくちゃ尊敬されている
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最初に助けたアルファが優秀なので、シャドウガーデンはどんどん組織として大きくなっていきます。
ほとんどすべての配下がシドのことを尊敬しています。
その中でも七陰という組織の幹部は悪魔憑きをシドに直接治療してくれたから、シドのことをとても崇拝しています。
シドのやっていることは常に全肯定で、シドの中二病な行動にも何故か感動しているという配下がたくさんいます(笑)。
まとめ
今後、流行る可能性が高いのでぜひ読んでおきましょう。
一度読んだら、あなたもこの作品の魅力にハマるはずです
こちらからどうぞ