モンキーコーヒー
はじめに
みなさんこんにちは!!
本プロジェクトでは、これまでにジャコウネコによって作られるコーヒー、コピ・ルアクについて紹介してきました!
コピ・ルアクについて詳しくなったみなさんの中には、ジャコウネコ以外の動物でも美味しいコーヒーが作れるのか気になった方もいるかもしれません。
実はコピ・ルアクとともに世界3大珍コーヒーと言われているモンキーコーヒー、タヌキコーヒーといったコーヒーが存在するんです!
そこで、今回はモンキーコーヒーについて紹介したいと思います🐒
モンキーコーヒーとは
モンキーコーヒーはその名の通り、コーヒー豆作りの過程でサルが関わっているようなコーヒーのことです。
モンキーコーヒーは地域によって異なる2つの製造方法があるようです!
いったいどのような違いがあるのでしょうか??
・アフリカ
アフリカで作られるモンキーコーヒーはコピ・ルアクのサル版と言われ、その製造過程はコピ・ルアクとまったく同じです。
サルがコーヒーの実を食べ、その中にあるコーヒー豆が、お腹の中で発酵されます。そして消化しきれずにフンとともに出てくるコーヒー豆を回収し、洗浄・乾燥・焙煎などの過程を経ることでモンキーコーヒーができあがります。
コピ・ルアクの作り方については冒頭の「コピ・ルアクの作り方」の記事に書いているので、ぜひ復習してみてください!
・インドや台湾
インドや台湾で作られるモンキーコーヒーは、サルが吐き出したコーヒー豆を回収して作られています!
サルはよく熟れた美味しいコーヒーの実を本能的に選んで食べる習慣があり、それを口に入れて数分間噛みつづけます。この時、サルの唾液がコーヒー豆を発酵させているようです。
その後、噛みきれなかった部分は吐き出され、その中に含まれているコーヒー豆はコーヒー農家の人によって一つ一つ回収されます。
回収された後は、コピ・ルアクやアフリカのモンキーコーヒーの場合と同様に洗浄・乾燥・焙煎といった過程を経ます。
こちらのモンキーコーヒーではサルがコーヒー豆を噛んでいるため、歯型がついていることもあるみたいです🙈
モンキーコーヒーの味
上で紹介したようにモンキーコーヒーには2通りの作り方があるため、どちらの方法で作られたかによって味も違いそうです。
フンから回収したモンキーコーヒーは、コピ・ルアクと製造方法は同じですが、異なる風味の味わいが楽しめるようです。一方、吐き出したものから回収したモンキーコーヒーは比較的さっぱりした味がするそうです。
発酵が起こる場所や時間の違いが味に影響を与えているのかもしれませんね、、
最後に
今回はサルによって作られるモンキーコーヒーについて紹介しました。
コピ・ルアクと同様に希少で高級なコーヒー豆ですが、ぜひ一度は飲んでみたいですね!また産地によって味が違うのかどうか比べてみるのも楽しそうです🐒
最後まで読んでいただきありがとうございました〜!
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参考文献
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