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低山ハイクのすゝめ

山登りするなら、高い山がいい。

そんな気持ちも理解できるのだが、山は山でそれぞれの魅力がある。
ゆえに、低山は低山で、おもしろいものだ。

低山とは、標高1,000m以下の山で、登山ルートもしっかりと整備されている山を指す。いわゆる初心者向けの山だが、もちろん中・上級者でも楽しめるのが低山の素晴らしい点。

低山のいいところは、その手軽さにある。おやつやお昼ご飯を持って、のほほんと登ることができるのだ。特に関西の山は、熊などについて深く考える必要はない。散歩気分で登ることができるのだ。

僕は大阪に来てから登山にハマっているが、向かう山々はとことん低山。その中でも、おすすめなのが生駒山。特に「ぼくらの広場」という場所が非常に素敵なところである。大阪を一望できて、天気がいいと淡路島の方まで望むことができる。大都会を見下ろして、あれやこれやと考え事をしてみるのもいい。意外にも自然が、答えを持ち出してきてくれたりするものである。

↑「ぼくらの広場」からの壮観。
↑近くの芝生でランチタイム。

たまには低山へのお散歩なども、どうであろうか。

ただ、それなりの備えをしておくことは大事である。低山とはいえ、遭難する可能性がないわけではない。最低でも、

  • レインウェア

  • ファーストエイドキット(絆創膏など)

  • 着替え

  • 地図(YAMAPのアプリがおすすめ)

  • スマホ

  • 充電器

  • 食料

は持った方がいいだろう。他にも揃えたらいいものはたくさんあるのだが、最初からお金がかかりすぎても大変なものである。とはいえ、最近はインターネットでいくらでも情報が入ってくるので、低山だからといって馬鹿にせず、ぜひ調べながら準備して登って欲しい。

それと、登山計画の提出もお忘れなく。何か万が一のことがあっても、登山計画の有無で生死の運命が別れるものだ。めんどくさがらず、こちらもYAMAPのアプリがおすすめなので、そちらでいいから提出して欲しい。

(↑YAMAPで命を助けられた例)

登山については他にも書きたいことがいろいろあるが、今回はこの程度にしておくとする。

低山の魅力を知る人が増えてくれると、うれしいものだ。

2024.01.09
書きかけの手帖

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