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後厄の2024年を振り返る。周りが沈んで自分は足腰強く立てていたのI'll be backか
2024年の序盤は「後厄(42歳)の割に大したことねーな。やっぱ日頃の行いがいいのかな?」と呑気に過ごしていたら、中盤あたりから後輩との衝突やトラブルに5ヶ月連続で巻き込まれ引き寄せて返す波は徒労かっ!と言いたくなるようなことが多々あった。
単純に年間を通してやりとりする人が多いし、ここ10年で出会った人間の数が通常よりも過剰なぐらい多いせいもあると思う。面倒見の良さみたいなものは少し前に決別したものの、役割として美味しい鱗粉を振る舞いがちなのかもしれない。まぁ、衝突したことはしょうがないし、根本的には自分自身の中の「損切り」の判断がでかい。
40代の重要な責務は、自分にとってネガティブな因子を運んでくる人と距離を置いて、すでに出会っているポジティブな人たちと楽しく遊ぶことに尽きるわけで。大なり小なりのトラブルが一気に降り掛かってきたときに考えたことは「社会不安が高まっていて、思い通りに人生がうまくいってない負の感情もまた周囲から臭いますぞ」だった。つまり、ご機嫌じゃないだけ。
自己表現と金のめぐりはその人に宿る色みたいなものを変えるパワーがある。このパワーの詰まりが起きてる人間は、それまで拠点としている場所を離れたときに感情が発露するんじゃないかと睨んでいて。見事に引き寄せた。引き当てたといってもいいかもしれない。誰かの面倒くささと癖の強さを味わうタイプだったが、一線を超えたコミュニケーションの損失はたった一回でアウトになることを互いに噛み締めなけりゃいかん。
信濃町で機嫌よく自然と犬に囲まれてご機嫌に過ごしていたら、いきなり街のネガティブをぶつけられるのマジでもらい事故すぎるけれど、これもまた自然の摂理なのかもしれない。標高差と感情差。むしろビックリして過剰反応したのは自分の可能性だってある。とても恐ろしいことだし、その手の感情を抱えた人間とは距離も置きたくなる。
そんな酒場のいざこざもあれば、自分自身の環境の変化、健康面の配慮などあらゆる要因が重なってお酒を飲む機会が激減し、日々暮らしている中でお酒を求める欲求も湯葉ぐらい薄くなってきたように思う。
元々そんなに強くない性質だったのが、避ければ避けるほどに平静教育委員会の理事に就任したんかな?ってぐらいに酒飲まずモード。飲んだら楽しいのは変わらないが、2〜3杯でもう酔っ払ってしまう塩梅だ。なにがソバーキュリアスやねんと、新しい横文字に抵抗していたのも束の間で、そりゃノンアル文化含めてみんな酒飲まんな〜〜〜になるのも頷ける。
単純に飲み会の盛り上がりを生む熱狂みたいなものもなくなってきたんだろう。配慮と前置き。傷つけない。傷つきたくない。地雷を踏まないための踏み込まない会話の切り口。まだこのOSに慣れていないだけなのかもしれないが、雑談程度のご飯がちょうどいいし、その前提でおもしろい会話を求めるPodcast収録が楽しい時代背景がありそうだ。このテーマは今後も考えていきたい。
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悲観論者の危機感爆高人間として、能動的にリスクを背負って実践する生き方をすればそれなりがそれなりになる。後先を考えずに先を見越すのが大好きすぎるんだけれど、人生の帳尻がようやく合ってきたのが2024年だった。自己暗示のように「おらは人気者」を掲げて、「どうやった売れるか」を考えて誰かに投げてきたのは思考実験のひとつ。めっちゃ最高の状態やんと脳に錯覚させ続けたら、肩の力が抜けて挑戦と脱力が交互に訪れるようになった気がする。
もっといえば、良くも悪くも能力値のピークアウトを適切な状態で認識できたことが大きい。いわゆる流動性知能から結晶性知能へのシフトチェンジのタイミングがきたんだと思う。本能と感性で「やってこ!」とがむしゃらに走り続けられたのは持たざるものの出遅れた本気の闘いだった。
インターネット業界で、オウンドメディア領域で、編集者の肩書きで。軸足を大胆にずらしながら、なんでもかんでもやってきたことがいまに繋がっている。綱渡りの細い糸が太くなったのかもしれないし、意外と糸から落ちても死なないことに気づいたのかもしれない。要は自信。ひいては諦め。境地にも至らない通過点の解釈に過ぎないが、いかに闘わずして勝つのかをとことん考えていけるようになったんだと思える。
これも年齢に応じた経験の話。まわりがどんどん沈んでいく様を見る機会が増えたし、自分では足腰が強くなってニッチな島の住人になっている。これが生き残りの果てなのか?といえば、そうとも言い切れない。自信の旗を振り掲げても、そのニッチな島自体がまわりから見えなくなってる可能性はぜんぜんありうる。ターミネーター2のI'll be backみたいに親指立てたまま元気に沈んでいく世界線もあるぞこれ。
どの立場でどの対象物を観察するのかで世界は変わる。真実はいつも多面的で揺れ動いている、だからこそ2025年はその震源地に近づくことが経営者として求められるんだろうなぁ。勢いで採用活動も頑張っちゃったし、不景気の足音がドルビーサラウンドで聞こえてきてるし、Huuuuの編集をよりお金に変えていかなければならない。よし、やるぞ。仕事の相談求む!
2025年、柿次郎と壁打ちMTGしませんか?
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というわけでオウンドメディア仕事、記事制作に限らず、時代が求める「編集」に興味がある会社さん、経営者の皆さん。雑談レベルで構いません。今後仕掛ける事業やプロモーション、コンテンツ制作、リアルイベント、商品開発、店舗プロデュース、デザイン、Podcastでも動画でもHuuuuはなんでもござれで対応できます。
一番の強みは「企画力」と言いたいんですけど、全国47都道府県で出会い触れてきた「人」「物語」「表現」の掛け算なんですよね。この文脈を解釈して企画とコピーに置き換えるのが得意です。
私自身が司会的な立ち回りで演者として動くこともできるため、Podcastや動画のプレイヤーからキャスティングまで幅広く対応可能。過去に、TBSさんと一緒に『Dooo!』っていうインタビュー番組を2年半やっていたり、長野ローカルラジオSBCさんで1年間ゴールデンタイムの生放送ラジオMCもやっていました。コロナ禍と重なった恩恵もあるけれど、ちょっとやるのが早かった感もあります。
なんでもできるんじゃなくて、実践から学ぶことを第一にしているのでやれることが自発的に増えてきてる状態というか。頼れる仲間も多いので編集の総合商社的な動きができます。Huuuuは仕事を選びそうとか、仕事の頼み方がわからないとか、東京の仕事やってなさそうとか、土と自然と思想の発信ばかりを社長みずからしてきた弊害があるようです。自分の身体から出る言葉を止める気はさらさらないんですけどね。
来年はやったことのない仕事にチャレンジしないといけないし、採用→雇用→役割→自信のサイクルを若手に与えていきたいので、BtoBでもかための仕事でも、「一回、Huuuuにお願いしたらどうなるのか?」を聞きたい人は遠慮なく連絡ください。無料で壁打ちMTGをがんがんやっていきたいと思っています。東京仕事もぜんぜんやるぞ!むしろ行かなきゃならん!
詳しくは今年はじめにリニューアルした会社HPをご覧ください。メアドは「kakijiro(a)huuuu.jp」です。連絡はSNSでもかまいません。年の瀬の「人の振り返り記事が好きな経営者」に届けば幸いです。よし、2024年最後の社長仕事を書き終えたぞ〜〜〜。みなさん、よいお年を!!
※会社HP「山奥で暮らす社長の月初日記」の振り返り
※クラフトインターネット日記の振り返り
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