レンタカーでノアを借りた話
旅行でレンタカーに、トヨタ ノア ハイブリッドを借りた。
車検証を見たら、2022年式。1年落ちってところか。
ハイブリッドとはいえ、所詮レンタカーなので、グレードは最安。
でも安全装備については標準装備とのことで。
自動ブレーキと言われたりする、ブレーキアシストだが、2017年モデルの私のスカイラインにも装備はされている。けどそれはあくまで補助という割り切りで、最後までブレーキを踏まずにいたときに限り、車側がブレーキをかけてくれる。
しかしノアに装備されているトヨタセイフティセンスでは、ブレーキも、その他の制御もかなり積極的に介入してくる。ブレーキは減速時点で介入してくるし、一般道を走っていても、ステアリング操作をアシストしてくる。坂を下ればダウンシフト、カーブが続けばダウンシフトをキープする。
運転していて思ったのは、積極的に運転者に楽させようとしているのかな、と。確かに楽ではある。全速度対応のクルーズコントロール込みで、運転中は前に車さえいれば、本当にペダル操作が一切要らない。停車中はブレーキをキープしてくれるし、発信もハンドルスイッチの加速ボタンだけでOK。
前時代的な補助ブレーキと違って、ブレーキも、止まる寸前にちゃんと踏力を抜いてくれる。下手な人のブレーキングより遥かにうまいし、他の乗員にとっても乗り心地が良いと思う。自分の思う以上に安全運転をしないと、積極的にシステムが介入してくるので、安全意識を高めるのには役に立つと言えないこともない。けどそれはちゃんとシステムを理解しているドライバーに限った場合なので、普通の人はただラクするだけだろうな。
てことで、システムに積極的に介入される人は運転が下手な人、と、車に言われているようでなんだかモヤモヤする。けど、運転補助システムとしては非常に出来が良いのでそこはさすがにトヨタだと思った。
トヨタはいい車を作るなぁ。