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一生の不覚

一生の不覚とは

人生において、これ以上ないであろう失敗や油断をすることなどを意味する語。

Weblio辞書

とするならば、一生に一つと限ったことではありません。

すでに何度も経験したはずなのですが
振り返っても、はて、どんな場面だったかな??
程度で、さっぱり覚えていないのです。

先日体験したことも、今の時点でこれ以上ないであろう失敗や油断の類。
まさに一生の不覚でした。


私は9月から11月まで、ほぼ毎週、若者と触れ合う時間を頂いております。
先週は8回中の7回目。
お互いだいぶ慣れてきたら、おしまいなのが残念です。

90分の最後の5分は、今日の感想を入力もらう時間にしています。
先日は、そんな時間に唐突にみんなに問いかけてみました。

「今日の私はいつもと違うのですが、どこが違うかわかりますか?」
居眠りしていた子たちは必死に入力をしていて顔も上げてくれません。

「まぁ、これって皆さんの私への関心度がわかりますよねー🤔」
なんて、ジャブを送りつつ見回してみると

いつも前の方に座ってくれる数人がヒソヒソ話をし始めました。
「何、何、わかった?」と近づいて聞いてみます。

Aさん:「髪の色が違う」
私  :「おー、いい線いった!ちょっと前までてっぺん白かったもんね 😓」

Bさん:「眼鏡が違う」
私  :「それも、当たり。今日は遠くを見るメガネかけてたね 😊」

Cさん:「眉がない!」
私  :「あったりー!!🎉」

みんなの視線が一斉に、こちらをめがけて飛んできます。
いや、今更見なくていいから、いいから。
あわわ。ヾ(◎o◎,,;)ノ


その日、私は化粧するのを忘れたのでした。
まさに一生の不覚です。

朝、ファンデーション塗ったところまでは覚えているのです。
あ、眉が伸びてる!と思って、ちょちょいとお手入れしたところで、記憶が途切れています。
そのあと、どうやって車に乗り込んだのか、さっぱり覚えていません。

私はボケちゃんでしょうか?
それとも、パラレルシフトしたのでしょうか?

化粧していないことに気づいたのは、部屋に入る直前の化粧室でのこと。
最終の身だしなみチェックをしていたら、なんとなく顔がぼやけている。
なんか変だな?と思って、よく見て気づきました。

がーん。=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) 〣

化粧ポーチも持ってきていません。
もっと早く気付けば、コンビニでアイブロウぐらい買えたのに。😭

午前中は職場に行ったのですが、誰も教えてくれなかった。
(と、すぐ人のせいにする!!)

もうジタバタできない時間。
諦めて向かうしかありません。

いつになく、みんなと距離を取って過ごしたのですが、なんとも居心地が悪くて、つい最後の最後に告白してしまいました。

でも、本当は嬉しかったんです。🤭
私の変化に気づいてくれる子がいて。
素直にそう言えない私は、「その観察力は素晴らしい!!」と褒めちぎって誤魔化したのでした。


***


タイトル画像は”YUKA @yukarumah”さんにお借りしました。


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お互いにのんびりモードで。 


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