気の向くまま、が最高！
春のような陽気です。
このまま・・・というわけには行かないのでしょうね。
最も寒い２月を過ぎるまでは。
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今朝も「山吹」攻防戦が繰り広げられましたが、見事に負けました。
父：こんなにご飯がおいしくないんだから元気がでるはずがない。
「山吹」に行けばきっとフラフラして転んでしまう。
それじゃー意味がない。だから行かない。
私：寝てばかりいるからご飯が美味しくないの。
「山吹」に行って身体を動かせば元気になるよ。
父：そんな行きたくないところに行って長生きしてもしょうがないだろう。
ご飯も食べない。もういつ死んでもいいんだ。
私：そんなら、もう私も帰ってこないよ。いなくてもいいんだね。
父：いいよ、いいよ。帰ってこなくていいよ。
父ちゃんは好きに生きて、好きに死んでいくさ。
そのまま、縁側横のお気に入りのベッドに移動してまた寝てしまいました。
仕方なく、「山吹」に朝の薬を取りに行きました。
（デイサービスの日はそこで薬を飲ませてくれるので、薬が預けてあります。）
山道をゆっくり登りながら、朝日の差し込む風景に見とれました。
言われてみれば、父の言うとおり。
父の人生だもの、好きに生きたいよね。
私はどうして父に「山吹」に行かせたいのだろう。
リハビリをして元気になってほしいから。
人と関わって生きている実感を味わってほしいから。
それなら別に「山吹」じゃなくてもいいよね。
本人の気の向くまま生きて、今に満足できればそれが最高。
私は自分の価値観で父をコントロールしようとしていることに気づきました。
薬を取りに行く少しの時間に、自然を感じ一呼吸して、そんなことに気付かされました。
お昼には年末についた餅を「おいしいね」と言って食べ、今は油圧ショベルで何やら畑を掘っています。😅
スイッチONになりました。
タイトル画像は山道の風景の一部です。
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