【ガイドブックに載っていない韓国旅行案内】制作日記2023.11.28 南山人権空間を訪ねて
(この記事は1,330文字です)
2023.11.28
2023年11月に韓国を訪ねる機会がありました。
数時間、自分だけの予定で動ける時間が確保できたので、「【ガイドブックに載っていない韓国旅行案内】南山人権空間」で紹介した場所のその後のようす、紹介できなかった場所のようすを見て回りました。
日本軍慰安婦記憶の場
南山人権空間の「日本軍慰安婦記憶の場」と名づけられた場所には、「大地の目」、「社会のへそ」というモニュメントがありました。
ところが、2つのモニュメントの制作に関わった芸術家の林玉相氏にセクハラ問題があり、裁判で一審有罪となったことから、ソウル市は2023年9月5日、2つのモニュメントを重機により撤去しました。
「大地の目」には、慰安婦だった金順徳さんの絵、慰安婦たちの証言、慰安婦たちの名前が刻まれていたモニュメントがありましたが、完全に撤去されていました。
また、「社会のへそ」は、訪問者たちが一休みできる場所になっていました。真ん中にはやはりモニュメントがあり、手に手を添えた絵と、「記憶しない歴史は繰り返される」という意味の言葉が、韓国語・英語・日本語・中国語で刻まれていました。
このモニュメントも撤去され、その場所は花壇になっていました。周りにある座って休むための石は残されていました。
乃木神社跡
乃木神社跡は、「社会福祉法人南山園」の敷地内にあります。
リラ幼稚園やリラ初等学校の脇を入っていくと、いちばん奥に南山園はあります。広い車道から入ってすぐのリラの守衛所に声をかけて、要件を言うと、快く奥に行くように指示してくれました。
乃木神社跡は、南山園の入り口を入ってすぐ右側にあります。
私が訪ねたときは、南山園の建物内では何かの行事が行われていたようで、園の庭では職員か保護者と思われる人たちが忙しく食べ物のしたくをしていました。「ここの写真を撮らせてください」(韓国語で)と声をかけると、「(撮っていいのは)そこだけですよ」(韓国語で)と返事をしてくれました。
ここには、手水鉢と、灯篭の一部のようなものが保存されています。
京城神社跡
リラ初等学校のすぐ隣にある崇義女子大学の構内に、京城神社の跡は保存されています。
大学入り口の守衛所に用件をいうと、こちらも快く入構を許可してくれました。
大学本館の建物の入り口左側に、京城神社の礎石と思われるものやその他のものが保存されています。
朝鮮神宮拝殿跡
ソウル特別市南山図書館や安重根義士記念館の方に向かうと、発掘された漢陽都城の屋外展示施設が設けられている一帯があります。
ここから、朝鮮神宮拝殿跡が発掘されて、見ることができます。
以上の内容については、すでに書いた「【ガイドブックに載っていない韓国旅行案内】南山人権空間」に近いうちに加筆し、記事を改定する予定です。
地図
・「大地の目」「世の中のへそ」があったところ(南山人権の森で検索)
・社会福祉法人南山園
・崇義女子大学本館
・朝鮮神宮跡(漢陽都城遺跡展示館として検索)