幼馴染みとの恋の始まり

？？:　○○！

○○:　ん、おはようって真佑か。

真佑:　やっと起きた。

○○:　いくつか聞きたいことがあるんだけど。

真佑:　なに？

○○:　一つ目、どうやってうちに入った？

真佑:　○○のお母さんから鍵預かってる。

○○:　二つ目、なんでベッドの中にいるんだ。

真佑:　眠かったからつい。

○○:　三つ目、後ろの本棚に入ってた本がぐちゃぐちゃになってるのは何故だ。

真佑:　コケてぶつかっちゃった、てへ🎵

○○:　はぁ～。とりあえず着替えるから出てけ。

真佑:　は～い。

俺の名前は○○。元々は両親と暮らしていたが、両親は現在海外で働いてるため一人暮らしをしている。
朝からうるさいこいつは田村真佑。親同士の仲が良くいわゆる幼馴染みだ。家が隣なのもありよくうちに上がり込んでくる。

真佑:　○○～、まだ～？

○○:　今行く。

○○はリビングに向かった。

真佑:　○○、お腹空いた！

○○:　自分の家で食べてこいよ。

真佑:　いいじゃん、なにか作って！

○○:　分かったよ、そこら辺に座ってろ。

数分後

○○:　ほら、出来たぞ。

真佑:　美味しそう！いただきま～す！

○○:　いただきます。

真佑:　ん！うま！

○○:　美味く出来たな。

真佑:　ごちそうさま！

○○:　そろそろ学校行くか。

真佑:　学校やだな～。

学校

？？:　まゆたんおはよう！

？？:　まゆちゃんおはよう。

真佑:　おはよう。さく、かっきー！

遥香:　今日も○○くんと一緒に登校？

真佑:　まぁ、家が隣同士だからね。

遥香:　いいな～、私も幼馴染み欲しい！

○○:　あんまり良いものじゃないぞ。
勝手に家に上がり込んでくるし、部屋は汚すし。

真佑:　そんな人がいるなんて！信じられない！

○○:　お前だお前。

さくら:　二人とも付き合っちゃえば？

○○・真佑:　誰がこいつと！

遥香:　息ぴったり笑

昼休み

真佑:　○○～、一緒に食べよ！

○○:　めんどくさそうだから却下で。

真佑:　なんで～😭

遥香:　私達は？

○○:　二人だったら大歓迎だよ。

さくら:　やったね。

真佑:　○○のいじわる！

○○:　わかったから、真佑もはやく食べるぞ。

真佑:　うん！

放課後

真佑:　○○～、この後って暇？

○○:　まぁ、特に予定はないけど。

真佑:　そしたらちょっと付き合って。

○○:　めんど…

真佑:　アイス奢る。

○○:　今すぐに行こう。

真佑:　チョロ笑

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ショッピングモール

○○:　で？何すんだ？

真佑:　お買い物！新しい服が欲しいのと、香水！もうなくなりそうなんだよね。

○○:　俺は荷物持ちと…

真佑:　そゆこと🎵

○○:　だる…

真佑:　レッツゴー！

○○:　最初は服か。

真佑:　○○、どっちが似合う？

○○:　どっちでもいいんじゃね？

真佑:　もう～、ちゃんと選んでよ！

○○:　はぁ、左は柄がうるさいしあんまり好みじゃない。右は落ち着きがあって大人っぽいし前から使ってるあの黒いバッグとも合うんじゃない？
てか、あのバッグまだ使ってるんだな。

真佑:　そりゃ○○からもらった誕生日プレゼントだからね。

○○:　決まったなら次行くぞ。

真佑:　待ってよ～😭

○○:　次は香水だったか。

真佑:　あった！

○○:　(同じもの二つも買うのか？予備か。)

真佑:　はい！

○○:　ん？

真佑:　ん？じゃなくて！

○○:　これを俺も使えと。

真佑:　うん！

○○:　なんで？俺、臭うか？

真佑:　そうじゃない！……人が……してたら……じゃん/// ﾎﾞｿｯ

○○:　何？

真佑:　なんでもない///

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翌日

真佑:　おはよー！

さくら:　真佑ちゃん、○○くんおはよう。

○○:　おはよ。

ﾌﾜｯ

さくら:　真佑ちゃん ﾎﾞｿｯ

真佑:　さくちゃんどうした？

さくら:　○○くんが真佑ちゃんとおんなじ匂いがしたんだけど。ﾎﾞｿｯ

真佑:　……///

さくら:　真佑ちゃん顔真っ赤だよ笑

真佑:　あぅ…///

遥香:　おはよー‼️

さくら:　かっきーおはよう。

遥香:　まゆたんどうした？

さくら:　実はね……

遥香:　えーー！

真佑:　かっきー、声が大きい！

遥香:　まゆたん、説明して貰おうか。

真佑:　この前一緒に買い物行った時に、おんなじ香水をあげたの。

さくら・遥香:　へぇ～ ﾆﾔﾆﾔ

真佑:　好きな人が自分の好きな匂いしてたらうれしいじゃん///

遥香:　まゆたんかわいい！ｷﾞｭｯ

真佑:　苦しい……

さくら:　でも○○くんは気づいてるのかな。

遥香:　○○は鈍感そうだからね～。笑

真佑:　でも…今のままでも良いのかな。

遥香:　なんで？

真佑:　今だって○○とは普通に遊べるし今の関係が壊れそうで……

遥香:　大丈夫だよ。○○も真佑ちゃんのこと好きだと思うよ。じゃなきゃ放課後にわざわざ買い物に付き合ったりしないだろうし。

さくら:　私もそう思う。

真佑:　……わかった！今日の放課後告白する！

？？:　へぇ～、楽しみだな。

真佑:　ま、○○!!!

遥香:　えっと～、どこから…。

○○:　好きな人が好きな匂いしてたら…辺りから笑

さくら:　ほぼ全部聞かれてる…

○○:　賀喜がでかい声出すから何かなと思ったらそんな話が始まったから。

真佑:　もう！かっきー!!!

遥香:　まゆたんごめん💦

さくら:　○○くん、聞いてたんなら真佑ちゃんに言うことあるんじゃない？

○○:　分かってる、俺もそこまで鈍感じゃない。

真佑:　……///

○○:　真佑、好きだ。

真佑:　……へ？

○○:　へ？じゃなくて、俺は真佑が好きだ。真佑は？

真佑:　ｸﾞｽｯ　私も○○が好き！ｷﾞｭｯ

遥香:　ふ～、見せつけてくれるね！

○○:　うっせ！

真佑:　……///

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翌日

真佑:　○○！

○○:　おはよう、真佑。

真佑:　私達って付き合ってるんだよね？

○○:　ああ、真佑は俺の彼女だ。

真佑:　えへへ///

Fin.