一目惚れ 8
※ この作品の中にコロナは存在しません。
数年を一気に駆け巡っちゃいました。
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○○はテレビで紅白を見ていた。
乃木坂のパフォーマンスが終わり年が明けた。
○○: 明けましておめでとう、今年もよろしく。
○母: おめでとう。
○父: おめでとう。
○○はベッドに向かい眠りに落ちた。
○○が目を覚ますと自分の隣の布団が膨らんでいて暖かさを感じた。○○が布団をめくると…
○○: 何でここで寝てるの美月姉ちゃん。
美月: ○○……明けましておめでとう…
○○: おめでとう。で、何でここにいるの?
美月: 紅白が終わって帰ってきたら○○はもう寝てたし私の布団冷たかったからつい
でも○○も嬉しかったでしょ?こんな美女と一緒に寝れたんだから。
○○: はいはい、起きるよ。
美月: ちょっと、まってよ~💦
リビングに行くとおせちが並んでいた。
美月: うわ~美味しそう‼️
○○今日暇だよね。食べ終わったら初詣行こ?
○○: 分かった。
おせちを食べた○○と美月は初詣に向かう準備をしていた。
美月: マネージャーさんいつ来るかな~
○○: マネージャー?
美月: あ、何でもない💦
○○: 姉ちゃん何か隠してない?
美月: なんのことだろうな~ピュー
不安を感じながらも準備を終えた○○と美月。○○は出発しようとするが美月が邪魔してくる。
○○: 初詣行かないの?
美月: 行くよ、行くんだけど……
ピロン
美月: 来た‼️○○行くよ!
玄関を出ると家の前に一台の車が止まっていた。助手席の窓が開くとそこには
西野: ○○明けましておめでとー。
ほら、乗って。
美月は後部座席のドアを明けると後ろには、麻衣と飛鳥が乗っていた。
白石: ○○明けましておめでとう。
飛鳥: おめでとう…///
○○: みなさん、どういうことですか?
西野: ○○と初詣に行きたくてやまに頼んだんよ。
飛鳥: ○○は飛鳥ちゃんのと隣な。
○○: はい、飛鳥さん。
運転席には葵がいた。
○○: 葵さん明けましておめでとうございます。
葵: 明けましておめでとう、今年もよろしく。
6人を乗せた車は神社に向かっていった。
神社に着きお参りをする6人。
白石: (健康でいられますように。)
西野: (いろんなお仕事が出来ますように。)
美月: (○○が元気でいれますように。)
飛鳥: (○○が元気でいれますように。)
葵: (乃木坂のみんなが健康に過ごせますように。)
○○: (乃木坂がもっと活躍する一年になりますように。)
美月: じゃあ、おみくじ引きましょう!
白石·西野·美月·葵·○○: 大吉だ!
飛鳥: 末吉……
白石: 飛鳥ある意味持ってるよ笑
西野: やっぱ飛鳥すごいわ笑
飛鳥: 何でなの~😭
○○: でも飛鳥さん、仕事のところ新しい道開くって書いてありますよ。
飛鳥: ならいっか……
初詣を終え、○○と美月は家まで送ってもらった。
西野: ○○、やま。またな~
白石: じゃあね~
飛鳥: ○○、またな///
○○: また。飛鳥さん今日もかわいかったです!それじゃ!
飛鳥: な!なに言ってるの!///
(○○に可愛いって言ってもらえた///)
西野: 飛鳥良かったねぇ~ナデナデ
白石: 飛鳥顔真っ赤笑
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2年後
西野: このシングルの活動をもって乃木坂46を卒業します。
七瀬の地元でもある大阪で行われた西野七瀬卒業コンサートに○○ももちろん観に行っていた。
コンサートが終わったあと○○は西野に会いに行った。
○○: 七瀬さん、卒業おめでとうございます。😭
西野: ○○泣きすぎだって😭
与田: 七瀬さーーん😭ギュ
西野: 祐希もありがと~。
○○、飛鳥のこと頼んだよ。
飛鳥: なーちゃん、○○になんか頼まなくてもちゃんとやっていけるし!
○○: 頼まれました!笑
飛鳥: ○○も頼まれるな!
七瀬が卒業したあと乃木坂には新しいメンバーが加入し始めての収録。
4期メンバー: よろしくお願いします!
○○: みんな初々しいな~
それに筒井あやめさんは僕と同い年か。
賀喜: 推しのメンバーは山下美月さんです。
収録終わり
○○: 美月姉ちゃんにファンがいる!!
美月: 私結構人気なんだよ?😏
そうだ!今日午前の工事中の収録で終わりだから買い物行こう?
○○: 嫌って言っても連れてくんだろ。
美月: えへへ~。ほら行くよ。
??: 山下美月と山下○○……熱愛か?
一週間後、一冊の週刊誌が発売された。
「山下美月、山下○○。夜の繁華街を手つなぎデート!!」
今野: ついに出てしまったな。
○○: そろそろ潮時ですかね。
週刊誌発売後○○初の公の場。
記者: ○○さん、山下美月との熱愛報道がありましたが。
○○: その件に関しまして私からご説明させていただきます。
私山下○○と山下美月は姉弟なんです。
記者達: えーーー!
○○は今まで姉弟であることを隠していた理由を話した。姉のことを思っての行動だと逆に好感度が上がったのはここだけの話。
更に1年後
白石: 乃木坂46を卒業します。
○○: 麻衣さんもか~
飛鳥: まいやんお疲れ様。
白石: ○○、飛鳥今までありがとね。
○○: こちらこそありがとうございました。
??: まいやーん!!
白石: なーちゃん!!来てくれたんだ。
西野: 当たり前じゃん!
○○久しぶりだね、飛鳥も。
○○: 七瀬さん、お久しぶりです。
西野: ○○元気そうで良かった。
その後も麻衣、七瀬との話が弾んだ○○。
久しぶりに七瀬に会えたこともあり元気一杯の○○だった。
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数年後、○○は高校1年生になり、ドラマや映画への出演も今まで以上に増えていった。
乃木坂にも大きなニュースが飛び込む。
「乃木坂46 5期生募集」
○○は今日もドラマの撮影に向かっていた。
○○: もう新しいメンバーの募集か~。1期生のみなさんたちもどんどん卒業していっちゃうし
太一: 女性アイドルはどうしても入れ替わりが激しい職業だからな、しょうがない。
○○: 新しい乃木坂のメンバーどんな人が入ってくれるんだろうな~
太一: もう切り替えてる!まぁ落ち込んでるよりよっぽどいいか。
ドラマの撮影現場に着いた○○。
準備を終えすぐに本番になる。○○の撮影を太一が見守っていると太一の元に一本の電話が。
太一: (誰だろう。) !! もしもし、お疲れ様です、社長。
電話の相手は○○の事務所の社長だった。
社長: ○○にとってもいい話が来たぞ。
ハリウッドだ。
太一: ハリウッド!? 本当ですか?
社長: 俺も何度も聞き返したが本当らしい。詳細はメールで送っておいたから。
太一: 早速○○に伝えます。
社長: いい返事を期待してるよ。
太一: はい、失礼します。さぁどうやって伝えるか。
撮影が終わり○○は帰りの準備をしていた。
コンコン
○○: はーい。
太一: ○○お疲れ様。
○○: 太一さんお疲れ様。
太一: ○○…さっき社長から電話があってな、ハリウッドの仕事が来た。
○○: そうですか……ハ、ハリウッド!?
太一: そうだ。やってみるか?
○○: ハリウッドですか。
正直怖いです。海外に行ったことの無い自分がハリウッドなんか出演して上手くいくのだろうかって。それに撮影している期間乃木坂のみなさんに会えないってことですよね。
太一: まあ、そうなってしまうな。まだ1ヶ月くらい時間はある。ゆっくり考えてくれ。
○○: …分かりました。
○○は家に帰り一人で悩んでいた。
○○: どうしよう…やってみたい気持ちはあるけど乃木坂のみなさんに会えないのは……
コンコン
美月: ○○、ご飯だよ。
○○: はーい…
美月: ○○大丈夫?ずっと怖い顔してるけど。
○○: ん?大丈夫だよ。
美月: そう…
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美月: ○○ずっと悩んでるみたいで……
飛鳥: 何に悩んでるんだろ。
真夏: だったら直接聞いてみようよ。
コンコン
○○: 山下○○です。挨拶に参りました。
乃木メンバー: はーい。
○○: 山下○○です。よろしくお願いします。
真夏: ○○、ちょっといい?
○○: 真夏さん、なんでしょう。
真夏: 美月から聞いたんだけどさ、○○何か悩んでるんでしょ。
○○: ……。
飛鳥: 私達、悩みを相談できないほど頼りないかな?
○○: 実は、ハリウッドからお仕事が来てて……
真夏: ハリウッド!?○○すごいじゃん!
世界に認められたってことでしょ。
美月: すごいことじゃん!何を悩んでるの?
○○: 評価してもらったことは嬉しいんですけど、海外に行ったこともなく英語をしゃべれるわけでもないですし怖いんです。それに撮影をしている間みなさんにも会えなくなるので……
飛鳥: ○○に会えないのはやだ‼️
真夏: 飛鳥!
飛鳥: ごめん…。
真夏: ○○はやってみたいんでしょ?
だったらやるべきだよ。
○○: ……やります、ハリウッド行ってきます!!
真夏: それでこそ○○だよ。
美月: ○○、頑張ってきてね。
飛鳥: 飛鳥ちゃんのこと忘れるなよ///
○○: もちろんですよ、飛鳥さん。
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2ヶ月後
太一: ○○、搭乗の時間だぞ。
○○: はーい。
○○はハリウッドの撮影のためにアメリカへと渡った。
次回 ○○半年ぶりに帰国。