寡黙な君の言えない秘密~みんなでお買い物編~
夏休み前最終登校日
真佑: 楽しみだな~🎵
さくら: 無人島だもんね。
遥香: 本当によかったの?
○○: 父さんに聞いたら今年は行く予定なかったからいつでも使っていいって。
真佑: 明日みんなで買い物に行かない?
○○: 買い物?
真佑: せっかく泊まりで遊ぶんだしお洒落したいじゃん!
さくら: 確かに。
真佑: あとはゴニョゴニョ……
遥香: え!///
さくら: 本当に?///
真佑: もちろん!
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翌日
真佑: お待たせ~。
さくら: 真佑、おはよう。
遥香: おはよう、まゆたん。
真佑: あれ?○○くんまだ来てないの?
遥香: さっき誰かに捕まったって連絡があった。
真佑: なんだそりゃ。
○○: おまたせ。
真佑: ○○…くん…と飛鳥さん!?
飛鳥: やっほ~。
さくら: えっと~後ろの二人は……
美波: 梅澤美波です。
美月: 山下美月ちゃんで~す。
遥香: ○○くんの知り合い?
○○: 美波姉ちゃんはこの前ショッピングモールで絡んできた奴らがいた三代目梅澤会の組長の娘。美月姉ちゃんは山下組の組長の娘。まぁ、どっちもヤクザだね。
美波: この間はごめんなさい、うちの者が絡んだらしくて。
遥香: い、いいえ。大丈夫です。
さくら: でも、なんで飛鳥さん達が?
美月: そりゃ私達も行くからね~無人島。
真佑: ○○くん、そうなの!?
○○: ……うん。
美波: それじゃあ、みんなでお買い物しよう!
美月: ○○は美月ちゃんと一緒ね。ギュッ
飛鳥: な!○○は飛鳥ちゃんと一緒に買い物するんだ!ギュッ
美波: 二人とも、○○が困ってますよ。
真佑: そしたら私達と一緒に行かない?
さくら: また誰かに絡まれた時に守ってくれそう。
○○: わかった。そういうことだから。
美波: ほら、山はこっち。
美月: 愛しの○○~!
○○: はぁ。
さくら: ○○くん、たくさんの人に愛されてるんだね。
○○: ありがたいよ。
遥香: 最初はどこ行く?
真佑: 服買いたい!
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真佑: ○○くん、どう?
○○: うん、似合ってるよ。
さくら: ○○くん、私は?
○○: 遠藤さんも似合ってるよ。
遥香: ○○くん、どうかな?
○○: 賀喜さんも似合ってる。
真佑: じゃあ次は水着買いに行こ!
○○: ……は!?
真佑: せっかく海に行くんだし海でも遊びたいじゃん。
○○: 僕はぶらぶらしてるから3人で行ってきな。
真佑: ぶぅ、○○くんつれないな~。
真佑: いや~、買った買った。
○○: そしたら、飛鳥姉たちと合流するか。
さくら: そういえば○○くん、私達のこと呼ぶ時ずっと名字にさん付けだよね。
真佑: 真佑の方がいい!
さくら: さくはさくかな。
遥香: 私はかっきー。
○○: 分かったよ、これからはそう呼ぶね。
美月: ○○ーー‼️ギュッ
○○: いきなり突っ込んでくるのやめてよ、美月姉ちゃん。
美月: だって○○に早く会いたかったんだもん……
遥香: (美月さんかわいい!)
○○: 暑いから離れて。
飛鳥: 山ばっかりずるい!飛鳥ちゃんもギューする!ギュッ
さくら: (飛鳥さんって○○くんの前ではあんな感じなんだ。)
○○: めんどくせ~……
さくら: やっぱり○○くんは色んな人に愛されてるね笑
○○: さく、見てないで助けてよ。
美波: さく?
さくら: ずっと名字にさん付けだったので私がそう呼んでって言ったんです。
美月: だったら私のことも美月って呼んでもいいよ。
○○: 美月姉ちゃんと同じ学校の男が美月って呼んだら無言で睨まれたって聞いたけど。
美月: 初めては○○がよかったから……
○○: まぁ、呼ばないけど。
美月: そこは呼ぶ流れでしょ!
次回、真夏の無人島編