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一目惚れ 1
スタッフ: ○○くん入られます。
○○: 山下○○です。
よろしくおねがいします。
僕の名前は○○。一歳の時から芸能界にいて今年で芸歴は10年目。今日は今度放送されるドラマの番宣でバラエティー番組の収録に参加している。
○○: (今日は見たことのない出演者の方達が楽屋挨拶に来てくれたけど、誰だったんだろう。)
収録が始まりさっき楽屋挨拶に来てくれた人たちの名前を思い出した。
MC: そして乃木坂46から白石麻衣さん、
西野七瀬さん、齋藤飛鳥さんでーす。
白·西·飛: よろしくお願いします。
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僕は三人のうちの一人に収録中ずっと目を奪われた。
○○: (齋藤飛鳥さんかっわいい!もちろん この芸能界、かわいい人はたくさん一番かわいい‼️)
収録が終わり、乃木坂46の三人が乃木坂のマネージャーさんと一緒に楽屋挨拶に来てくれた。
乃木マネ: 今日はありがとう、乃木坂46のこと覚えてくれたかな。また会うこともあるかもしれないその時はよろしくね。
そう言ってマネージャーさんと三人は楽屋を出てった。
○○: 飛鳥さん可愛かったなぁボソ
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スタジオ移動の車の中
マネージャーの太一さんと話していた。
太一: ○○、さっきからずっとにやにやしてるけどなにかいいことでもあった?
○○: さっき一緒に収録してた乃木坂46の齋藤飛鳥さんがすごく可愛かったの!
太一: そう、それは良かったね笑
○○: 何で笑うの!
太一: ごめんごめん笑
でも○○がそんなこと言うなんて初めてじゃない?今までいろんな女優さんとかと共演してきたけど一言も言ってこなかったよね。
○○: うん、初めての感覚かも。
太一: (○○にも初恋かぁ)
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今日の仕事が全て終わり車で家に向かう○○
太一: ○○お疲れ様。
○○: お疲れ様。
太一さん、ひとつ相談したいことがあるんですけどいい?
太一: どうした?
○○: 齋藤飛鳥さんと共演したい。けど、どうすれば共演できるか分からなくて……
太一: うーん、今乃木坂はバナナマンの二人がMCを務める冠番組があった気がするからそれに出るのが確実ではあるけど少なくとも今すぐには無理だろうね。
○○: 何で?
太一: だって今までバナナマンと乃木坂メンバーで番組をやってきたのにいきなり来週から乃木坂のファンでもない○○がレギュラーとか視聴者もなんで?って思うんじゃないかな。
○○: じゃあまずは僕自身が乃木坂のファンだって認知してもらうとこから始めなきゃいけないのか。
太一: そうなるね。少なくとも○○が乃木坂が好きだって広まれば使ってくれるかもしれない。もちろん、絶対じゃないよ。
○○: うん、それでもやってみる。
太一: 俺も出来るだけ協力するよ。
○○: 太一さん、ありがとー!ギュ
太一: 暑いから抱きつくな!
○○の乃木坂共演作戦は成功するのか。