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注意。"シゴデキ"崇拝主義は早期離職を助長する危険思想だよ。
こんにちは!ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。
youtubeでたまたまこんな動画を発見しました。
「看護師の仕事ができる・できない人とは?~できる人になろう~」
※リンク貼らないので、内容が気になる方は上記のタイトルをyoutubeで検索してみてください。
内容としては、主に新人や学生向けに、仕事に対する向き合い方をレクチャーする感じでした。
なんですけど、”仕事”と言う観点で「あんまり参考にしない方がいいな」と思う部分があったというか、人によってはミスリード(悪い方に向かわせる)る可能性を含む内容だな、と思いました。
なので今回は、この動画の正しい見方についてお話してみようと思います。
「よくない」と思った内容をいくつかピックアップしながら、何がよくないのか。では、逆にどう考えるべきなのか、と言った点を解説していきたいと思います。
※もちろん、役立てられる人もいると思いますので、自分にとってはどうだろう?と考えながら参照されることをおすすめします。
先にサマリーをまとめると・・
①シゴデキ崇拝主義は危険
②「とりあえず誰かに聞く」は本当にヤバい行動か?
③「できる人はこうする」は本質的じゃない。
④「仕事ができると思われたい」の末路
⑤「できる・できない」思想の根本は人種差別と同じ
こんな感じです。
それでは、ひとつずつ解説していきます
①シゴデキ崇拝主義は危険
動画の冒頭では「だれもがみんな、仕事できるって思われたいですよね?」っていう入り方をしてました。
ここでよくないと思うのポイントは、「仕事ができるって思われたい」と考えることを"強要するニュアンス"があることなんですよね。
でも本当は、「仕事ができる」とどんな得があるのか?そして、逆にどんなリスクがあるのか?ってことを正しく理解することの方が大事なんですよ。
結論から言ってしまうと、仕事と長く関わっていく上では「仕事ができる」ことじゃなくて、「続けられること」が大事です。これが目的。
目的を達成するためには本当にいろんな手段があって、「仕事ができるようになる」って言うのは、その中の1手段に過ぎないんですよね。
まずは目的となる「仕事との関わり方」を定義して、そこに至るために手段を考える順番です。
そして、手段を選ぶときに大事なのは自分のポテンシャル(性格とか性質、個体としての機能性)などを考慮すること。
これを無視して、動画で言ってるような「やっちゃいけない」ことをやらないようにしよう、とか「できる人の行動」をするようにしよう、かの思考に囚われるすぎると、強迫観念に駆られて最悪の場合精神疾患に追い込まれますよ。
なので考え方としては・・・
・自分を知り、適性を見極める
↓
・生活の基盤となる持続可能な環境を見つける
↓
・その環境のの上に、給与アップややりがいアップなどの「もっと」の要素を求めていく
↓
・その手段のひとつに「シゴデキ」っていう手法(一種のブランディング)がある
↓
・自分の性質と合ってるかどうか、見極めた上でその手法を選択するか判断。合ってるならok。
こんな感じのプロセスを踏むことをおすすめします。
といったところで、次回に続きます↓
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