何がなんでも「美容が好きだからです」で押し通したい人のために考えました。
こんにちは、ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。
今回は、ダメな志望動機の典型例にもなっている「美容が好きだから」という切り口についてです。
「どう考えてもそれが志望動機なので、それでいきたいんです。それしか思いつきません。」
という人のために、「美容が好きだから」という志望動機になるべく説得力を持たせてみたいと思います。
「美容が好きだから」がなぜダメか
なぜこの「美容が好きだから」という理由がダメと言われるのかというと、よく使われるからです。
そして、なぜよく使われるのかというと、実際のところそういう理由で美容クリニックを志望する人が多いからだと思います。
本当の想いをそのまま言葉にしてる、ということですよね。
ある意味、素直で裏表のない人間性とも言えるんじゃないかな、という気がします。
ですが、これが結果的にダメな感じになってる理由がもう一つあって、この理由で来る人は「大体理由が浅い」傾向にあると、というイメージがあります。
準備をしている人は、「避けた方がいい」と理解しているので、別の理由を準備します。
その結果、準備してない人が言いがちな動機という印象になっちゃてる気がしますね。
動機として決して間違いではない
でも、実際「好きだから」というのは仕事を選ぶための価値基準としておかしくはないんですよね。
むしろそれが事実の人が大半なわけです。
なので、「好きだから」という結論はそのままでも、そこからの内容の広げ方を工夫すれば説得力を高めることはできるんじゃなかな、と思ったのでやてみましょう。
「なんで？」対策
「好きだから」は、実は理由としては不完全です。
例えば、そもそも「前職は病棟でした」って人が多いと思うんですけど、それって好きだからやってたのか？というとそういうわけではない人も多いと思います。
例えば、「経済的に安定している聞いたから」とか「勧められて」とか、色々あると思います。
なので、「前職では"好き”という価値観を基準にしてないのに、なんで今回はその価値観を職選びに反映させてるんですか？」っていう深堀質問が発生しますよね。
あとは、「美容以外に好きなものはないんですか？」という質問もあり得ると思います。"好き"を基準にするのなら、好きなもの全てが選択肢に入ってくるはずだからですね。
というわけで、今回はここまで。次回は、この深堀質問に対してどん回答ができるか考えてみたいと思います。
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