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病棟看護師が「頑張ってるのに評価されない」のは職能が可視化できないから。
こんにちは!ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。
今回も、求職者さんからいただいた相談への回答の続きです。初回のやつをまだ見てない方は先にそちらからお願いします。
初回のやつはこちら↓
そして今回は、「③自分にあった美容クリニックの選び方」の方法として挙げた3つの項目、
待遇
業務内容
運営方針
のうちの、「業務内容」という軸で求人を選ぶ場合の考え方について解説していきます。
「業務内容」で選ぶ
「美容クリニックで働く」と一括りに言っても、実際にはクリニックによって業務内容が異なります。
特に「やりがい」や「楽しさ」を追求したい「攻め」の転職を考えている人には業務内容で職場を選んだ方が自己実現につながり、転職によってQOLの向上を目指せます。
美容クリニックの業務内容のパターンは大きく分けると、
・「美容外科か美容皮膚科か」という点
・「営業要素が多いか少ないか」という点
・「治療メニュー」の内容
で見ることができます。
美容外科か美容皮膚科か
美容クリニックと呼ばれる診療科目には「美容外科」と「美容皮膚科」の2種類があって、この2つは特に看護師の業務内容が大きく異なります。
「美容外科」は、主にオペなどドクターが処置を行う治療がメインのため、看護師が担当する業務はドクターの介助になります。
「美容皮膚科」は、主にレーザー治療など、看護師が処置を行うものが多いです。
どちらに該当するかは、求人票に記載されてる診療科目を見るか、クリニックのホームページを見ればわかります。
営業要素が多いか少ないか
営業要素も、自分の価値観と仕事の相性に影響してくるポイントです。
営業の業務とは「販売促進」のことで、身近な例で言えばアパレルの店員さんとかです。
コンビニやスーパーのレジスタッフの仕事が「お客さんが買うと決めた商品の購入手続き」なのに対して、アパレル店員の仕事は「来店したお客さんに商品を購入してもらうこと」です。
クリニックでの営業は、入口ではカウンセラーという職種が行うことが多いですが、通院してくださっている患者さんに追加で何らかのメニューを購入いただくための働きかけ(販売促進)が看護師の仕事となっているケースがあります。
営業があるかないかで大きく違ってくる点は職能を「可視化」できるかどうか、という点。
①の「待遇」の話にも繋がりますが、「自分はこれだけ頑張ってるんだからもっと評価してほしい」と考えるタイプは営業のある仕事の適性が高い可能性があります。
病棟の看護業務は仕事のパフォーマンスとインセンティブが連動する仕組みではないので、いわゆる「頑張り損」みたいなことになりやすいですが、仕事の成果が可視化される営業の仕事では、必ず見返りを得ることができます。
成績とインセンティブの相関関係は、クリニックによって独自に設定されているため、営業をしたい人は必ず条件の確認をしましょう。
といったところで、今回はここまで。
次回は「治療メニュー」の内容で求人を選ぶ、という考え方について解説します。
続きはこちら↓
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