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内容は1割以下?面接をクリアするのために本当に必要なことは他にあるという話。
こんには!ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに就職したい看護師専門のエージェントをしています。その業務の過程で面接対策ってのをしていくんですけど、具体的には「頻出質問」に対してまずは求職者に回答を考えてもらいます。
「頻出質問」とはこんな感じ↓
・退職理由は?
・なぜ今転職?
・なぜうちのクリニック?
・あなたを雇うメリットは? など。
こんな感じのいわゆる「よくある質問」に対して、まずは自分なりに回答を考えてもらってから添削をしてブラッシュアップをして行く、みたいな流れです。
なんですけど、この「台本作成」の段階で満足しちゃう求職者が結構多いんです。
そういう人に関してぼく的には「まだ完成度50%なんだけどな・・」という本音を持ちつつも、まあ限られた時間の中でやっているのもあるし、本人の熱量の問題もあるので押し付けることは特にしてません。
でも今回は「絶対に受かるためにできることは全部やっておきたい」と思ってる方のために、残りの50%の詰め方について解説してみたいと思います。
会話形式で話せてなんぼ
「頻出質問」への回答を準備しただけでは足りない理由は「その内容をいろんな会話の流れで上手く説明できないといけない」からです。
回答テキストを用意しただけの人って、「その聞かれ方」をしないと用意した答えが話せないんですよ。
例えば、「成功体験を教えてください」っていう質問について用意いた回答は、「成功体験」というキーワードがトリガーになって初めて答えが引き出される感じ。なのでそのキーワードが出てこないと、せっかく用意したにプレゼンテーションをお披露目できずに終わるんですよね。
でも実際には「成功体験」という表現ではなく、「強み」とか「長所」とかっとていう切り口で質問されるかもしれないし、他の質疑項目の中でエビデンスとして活用した方がいいパターンかもしれない。
だから、自分が用意した「言葉の素材」を状況に応じて使い分けられるようになって初めて完成なんです。
とにかく結論から言う
言葉の素材を自由に使いこなせるようになったら、次はテクニックのお話。質問への回答は必ず最初に結論を。しかも端的に言ってください。
自分が面接官だと想像してみてください。一つの質問をすると、まあまあ長めの回答が返ってくる。しかもみんな同じような答えばかり。そんな求職者が何人もいる。この状況で話しの内容を正確に全部聞き、把握することなんてできません。はい。できないんです。
だから、予め話の内容を要約して伝えてあげます。
冒頭で、これから1分間かけてしゃべる話の大筋を上手く伝えてあげられれば最高。例えばこんな感じです↓
「私の長所は〜です。現在の職場でこういうことがありまして・・・」
これだけで劇的に話の内容が理解してもらいやすくなり、がんばって準備した努力が報われると思いますので是非やってください。
もし万が一これが難しくても、何となく伝えたいことを短い言葉で最初に言い切っちゃってください。それだけでも大分よくなりますので。
面接での話し方については、後日別の記事でもう少し詳しく解説してみようと思います。
非言語こそ大事
面接で大事なことは、質問にしっかり回答できることもちろんそうですが「非言語」の部分がかなり影響します。
非言語、とは例えば「表情」「声」「喋り方」「姿勢」「目線」「仕草」「身だしなみ」などです。人の印象に与える影響度の割合で「話の内容」は10%以下とも言われますので、この辺の要素について全力で好印象狙えば結果も違います。
面接直前にやるべきこと
以上、今回は面接対策で本当に「大切な部分」のお話をしました。
最後にぼくが面接直前の求職者に共有している【気をつけることリスト】を貼っておきます。
緊張しやすいタイプの方だと準備したものが十分に発揮できないケースとかもあると思うんですが、最も強調しておきたいことは面接は形式的なテストではなく人対人のコミュニケーションだということです。その認識を持つだけで与える印象は全然変わってきますよ。
以上、今回はこの辺までとさせていただきます。
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