患者として行ったクリニックに面接に行った際、合否に関わる事はありますか？
こんにちは、ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師のキャリアサポートをしています。
こんなご質問をいただきました。
美容クリニックに患者として施術を受けたり、カウンセリングを受けたらカルテが残りますが、もし患者として行ったクリニックに面接に行った際、合否に関わる事はありますか？又、美容クリニック側は面接を受けに来た看護師が自分のクリニックに患者として来たことがあるかカルテを探すなどしますか？
今回はこの質問に回答してみたいと思います。
合否に影響はある
いろいろな考えがあると思いますが、ぼくの意見は「通院歴がある」ことは合否に影響を「与えると思う」です。
でも、それが「いい影響」か「悪い影響」かは分かりません。関わり方によります。
例えば、「いい影響」のケース。
ぼくは、実際に自分のクリニックへ患者として通院していた人を採用したこともあります。
なんで採用したかというと、体験に基づいた志望動機を持っていたから。
そのときの自分の判断を踏まえると、通院経験は間違いなく加点要素になると考えてます。
で、逆にマイナスになるパターンとして考えられるのは、極端な例でいえば「対応注意」みたいなチェックがつけられている患者とか、「人間性に問題あり」と判断されている場合。
そこも理由にもよりますけど、リスクが予めわかっている人に関しては、ぼくなら避けます。
また、既往歴などからスクリーニングされてしまうケースもあるかな、と思いました。
ちなみに、「エントリーしてきた求職者がうちへの通院経験があるか？」を毎回調べるかというと、調べないです。
自分から申し出てきた場合に、前述のようなリスクがないかどうか確認する、という順番です。
さらに、これはあくまでクリニック運営に直接関わるセクション担当が選考を行う場合（つまり小規模クリニック）だけの気がしていて、役割個人情報の観点からも顧客情報にアクセスはできないんじゃないかな、と予測してます。
事実、クリニックではないですが、大手店舗型サービスの人事をやっていた際は会員情報を共有されていませんでした。
以上、参考になれば幸いです。それではまた！
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