志望クリニックの求人倍率が100倍なのでエントリーするべきか迷う。
こんにちは！ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師を専門にキャリアサポートをしています。
求職者さんからこんなご相談をいただきました。
『志望しているクリニックは特に人気があり、倍率が100倍くらいだと噂で聞きました。大手だとそれくらいの倍率なんでしょうか。第一志望のクリニックなので不安になりました。』（内容要約）
今回はこの内容に回答してきます。
「100倍」について
（注釈）普通、求人倍率を計算するときは「求人数÷求職者数」なので、今回の話は、正確には「0.01倍」です。が、ここではそのまま「100倍」と表現したいと思います。
まず、「100倍」という情報の精度がどのぐらいかという話ですが、少なくとも公式に公表されているものではないと思います。
となると可能性としては、大手のエージェントさんが自社からの応募者の数から推定してる可能性はあるので、完全に信憑性のない数字とはあながち言い切れないかもしれません。
でも、もしそうだとしても、この話は「〇〇クリニックの求人倍率は100倍。だから内定は無理。」みたいな短絡的な話ではないです。
時期とエリアとスペックによる
時期の話では、4月の入職希望は通年で最も多くなるので「求人数」に対して「求職者」の関係でどうしても倍率が高まりますし、逆にそれ以外の時期は倍率が下がります。
また、例えば全国展開しているクリニックさんなんかであれば、院（またはエリア）ごとに定員を定めているはずなので、人口の多いエリアは倍率が高まりますし、少ないところは低いです。
あと、そもそも求職者のスペックによって「採用さやすい」「されにくい」はあります。
なので、募集人数「1名」に対して応募者が100人いたとしても、内定をもらえる確率は「1％」という単純計算にはならないんですよね。
倍率高くてもやることは一緒
でも、もし仮に合格率が本当に1％だっとしても。
「倍率が高い」ということを気にするより「その状況でどう勝率を上げるか」に意識を向ける方が建設的じゃないかな、とぼくは思います。
結局のところ、内定を獲得できるのは「求人にエントリーした人」だけであって、エントリーしてない人は内定率０％です。
倍率が高かろうが低かろうがやることは一緒で、「できる限り倍率が低い時期を狙う」「面接対策を入念に行う」「実際に面接を受けてみて場慣れする」など、やれることをひとつづ丁寧にやっていくしかないのかな、と思います。
何より、求職者さん自身が「そのクリニックで働きたい」と思ってるのなら、挑戦しなければおそらく将来後悔すると思うのでした。
以上、参考になれば幸いです。それではまた！
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