メンズ専門の美容クリニックは働きやすいのか?
こんにちは!ぴーなっつです。
先日、ぼくの運営しているオープンチャットでこんなテーマに関する議論が展開されていました。
男性専門の美容クリニックって、労働環境的にどうなの?
今回はこのテーマについて、ぼくも自身のクリニック運営経験に基づいた見解をお話ししてみたいと思います。
先に結論から
先に結論から言ってしまうと、
「患者対応は比較的大変かも・・?」
「職場の人間関係はバランスいい」
こんな感じかな、と思います。それでは、その理由について説明していきます。
女性ユーザーと男性ユーザーの違い
ぼくは以前、美容クリニックのマネージャーとしてクリニックの現場運営を管理していました。
そのクリニックは、主に女性ユーザーメインでしたが男性の患者も受け入れていたので、男性用の治療メニューも扱ってました。
で、実際にどちらの患者さんも対応してきた感想としては「男性の方がセンシティブかも」です。
その理由なんですけど、ぼくの見解としては男性患者の「顧客単価の高さ」と「美容リテラシーの低さ」です。
顧客単価の高さ
クリニックで提供していたメニューは主に脱毛だったので、男性の方が平均単価が圧倒的に高くなるので、どうしてもサービスに対する評価がシビアになるんですよね。
女性が高くて30万ぐらいなのに対して、男性は100万ぐらいいく場合もあります。
自分がユーザーの立場で考えても、その額支払ってたらそりゃ厳しくもなるわな、と思ってました。
美容リテラシーの低さ
これは特に脱毛に関してなんですけど、女性って大体の人は脱毛を受けるときにどんな準備をしてこなきゃいけないかとか、どんなことに気をつけなきゃいけないか、言われなくても結構知ってるんですよ。(それでもまあ毎回言うんですけど)
女性にとっては脱毛ってもう割と身近なサービスになってるというか。
一方で、男性に関してはまだそんなことないので、当日に「シェービング全くしてきてない」とか「がっつり海で日焼けしてきてる」とか、女性だったらありえない感じのエラーがまあまあの頻度で起きてました。
それで、サービスのルール上「施術できません」「1回分回数消化になります」みたいな話になると、患者さんとしては悪気があってやってるわけではないわけなので、「納得いかん」ってことで結構クレームになります。
当然、事前にアナウンスはしてるし契約書にもその辺のルールは書いてるんすけど、まだ世の中の常識になってないからどうしても難しいと思うんですよね。
と、この辺がぼくが「男性の方がセンシティブ」と感じる理由です。そのほかにも、細かく言うと硬毛化しやすいとかセクシャルな問題とか色々あるんですけど、まあおおよそそんな感じ。
職場の人間関係
ここまでが、男性の患者さんは結構神経使うから人によっては大変と感じるかもね。と言う話でした。
なんですけど、じゃあ大変なばっかりかというと「そんなこともないんじゃないかな」と思ってまして。
メンズ専門のクリニックって男性スタッフも雇用するんですけど、職場の人間関係は「女性だけ」よりも「女性も男性もいる」状態の方が円滑なんですよね。これは複数院の運営を管理した結果、傾向として明らかに出てました。
因みにその理由はまだちょっとわかってません。すみません。今度調べてみます。
で、ここから大事なポイントなんですけど、「患者対応が大変」である一方で「スタッフの人間関係が円滑になる」とってことで、結局プラマイどっちだろう?って考えたときに、プラスの方が大きいかなって思ったんですよ。
なぜかというと、何年も運営していると少なからず退職していく看護師もいるんですけど、辞める理由ってほとんどがスタッフ間の人間関係に起因することだったんです。そして、患者さんがどうこういう人はいなかった。
だからその点から判断すると、「メンズ専門のクリニックは比較的働きやすい」と言えるんじゃないかな、と思います。
とまあ、これはあくまでもぼくの見解ですけどね。人それぞれだと思うので、違うご意見あれば是非コメントとかで教えてほしいです。
それでは、今回はこの辺で!
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