面接で服装を指定されてないんですが、どうすればいいですか？
こんにちは！ぴーなっつです。
ぼくは普段、美容クリニックに転職したい看護師のキャリアサポートをやっています。
求職者さんからこんなご相談をいただきました。
服装の指定がない場合って、どうしたらいいですか？
今回はこの質問に回答したいと思います。
基本スーツと考えていい
服装の指定がない場合は、スーツが無難です。「指定がない」というのはTPOを考慮して適宜判断してください。という意味合いの可能性が高いので、迷ったらスーツです。
というかぼく自身面接官のときは、そのような意味合いで服装の指定はしてませんでした。
「スーツ以外で」と言われたら？
じゃあ、スーツ以外の服装で着てくだい、と言われた場合はどうすればいいでしょうか。
結論から言うと、そこは面接官ごとに見るポイントが違うので「わからない」ってことになってしまうんですが、それじゃ困ると思うで考察しておきたいと思います。
清潔感
まず、美容看護師は接客業なので「清潔感」が何よりも大事です。
どんな服装を選ぶにしても、汚れているのはもっての他ですし、シワやホコリがついているのは完全にアウトですので、事前にクリーニングに出してきれいな状態のものを着ていってください。
美意識
清潔感以外で見られるポイントがあるとしたら「美意識」だと思います。
あえて「スーツ以外」を指定してくる理由は、その人の志向性を見たいからだと思うんですけど、美容看護師に求めるものとしては「美意識」の可能性が高いかな、と考えてます。
美容医療は患者様の「美意識」に訴求するサービスなので、そのニーズを理解するためには、やっぱり提供者側も消費者目線では同じ価値観を持っていてほしいって思うはずだよな、と。
志望動機で「美容が好きだから」って言うのは直球すぎてお勧めしないですけど、「美容が好き」って気持ちそのものはとても大事ですからね。
ビジネスリテラシー
あとは、社会人としての教養というか知識、みたいな部分を見たいとも考えられます。
よく聞くかもしれないですが「私服と言っても、なんでもいいわけじゃない」「場を弁えた服装を選ぶべき」みたいなことです。
結果、オフィスカジュアル。
というわけで、以上の諸々を考慮した結果「オフィスカジュアルで行こう」というアドバイスになります。
すごく普通な結論になってしましたが、対策のひとつひとつなんてもんは分解すれば「当たり前のことをできるようにする」作業なわけですね。
さて、そうなると次は「オフィスカジュアルって言うけど、それってどんな服装なんですか？」って話になると思います。
これについては正直いうと、唯一の苦手分野なので、ぼくの理論をお披露目するじゃなくて、「大手美容クリニックさんの人事の方が公表していたオフィスカジュアルの定義」を引用して共有しておきたいと思います。
大手美容クリニック人事によるオフィスカジュアルの定義
例えば、白のシャツに黒のストレートスカートに黒のジャケットを合わせてみるとか黒・紺・白・ベージュなどのカラーのカーディガンまたはジャケットにシャツとパンツかスカートを合わせる、など。（たテレビドラマの会社員のお姉さんのイメージ）
だそうです。
さらに、上記だとまだ具体的イメージがわかない方は、逆に「NG」な要素を避けて選んでいただくと言いそうで、「NGな例」を紹介していました。
NG例①【過度な露出】
・ミニスカート※やオフショルダーのトップス
※スカートは短くても膝より少し上くらいの丈感までが短さの限度
・タイトスカートは良いけどニットワンピースなどボディラインが出る服
・スカートを履く際には生足ではなく必ずベージュのストッキングを履く
・スーツの下にきている下着が透けないように注意
NG例②【派手な色や柄】
・あまりにも派手な色。例えば、赤・緑・紫などの原色カラーや
ショッキングピンクといった蛍光色
・流行りのアニマル柄や奇抜なデザインも避けた方が無難
・つまり、黒・紺・白・ベージュ・グレーブラウンなど
NG例③【カジュアルすぎる】
・ジーンズあるいはデニム素材
・シャツであったとしてもヨレヨレやシワがあったりするもの
・ダメージ加工のあるようなお洋服
・ルーズソックスなどのルーズなデザイン
・スニーカーや足のつま先が見えるオープントゥのサンダル
・ハイヒールや華美なデザインのもの
という感じだそうです。
ポイントとしては、あくまで「仕事の際に着る服」なので「流行りの服」や「自分だけが可愛いお洒落」ではなく「お客様や先輩、同期が見た時に」清潔感を感じ、信頼してもらえる恰好か」という観点で選んでくだい。
とのことでしたので、そうして見てください。
以上、少しでも参考になれば幸いです。それではまた！
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