見出し画像

【投資】かけうどんの株日記(100話)

(全10,000文字以上)
皆さんおはようございます。
毎週月曜日の朝、株日記を投稿している、かけうどんです。

今回をもちまして、『株日記』シリーズ記事が100回目を迎えることになりました。

せっかくなので、これまでのことを思い起こしながら、株式投資初心者向けの『おまとめ記事』みたいなものを書いてみようと思います。

過去の株式投資を含む投資関連記事はこちらにまとめております。

【重要/注意事項】

投資は全て自己責任で行う

ネットや本に書かれていること
他人の意見を鵜呑みにしない
自分の頭で考え自分で判断する

以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。

【株日記100回記念/総集編】


1.投資をはじめるまえに

何事もそうですが、準備は大事です。

株式投資となると、大切なお金を運用することになりますので、おのずと慎重になるのは当たり前です。それなのに、勉強もせずに始めてしまう方が少なくないような気もします。

「株に興味がある」
「やってみたい」
「何からしたらいいか分からない」

私もかつてはそうでした。

そして、それをイチから丁寧に教えてくれる親切な人はいませんでした。

ネットや本などの情報はとにかく大量に溢れかえっていますが、どれを信用したら良いのかもよくわかりません。

さて、まずは何から手を付けたらいいか…

そんな時に出会った一冊の本が大きなヒントをくれました。
【金持ち父さん・貧乏父さん】です。

超有名なお金の基本が学べる本です。
過去に何度か記事でも取り上げてます。

結果、私が考えた最初の入り口は次のことになりました。

(1)ライフプランを見直す
(2)投資目標を明確にする
(3)必要最低限の勉強をする


私が準備段階で行ったことは、大きく分けるとこの三つです。

ただ、これらをはじめるまえに、最も重要なことがあります。

パートナー(妻や夫)との話し合いです。

周囲の知人・友人からよく聞くのが「自分は株をやってみたいんだけど、妻が猛反対していて…」と言うパターンです。

配偶者の方が反対されることは良く聞くのですが、必ず、あとあと揉めないように、お互い納得いくまで話し合いをしたうえで、投資はされた方が良いと思います。

(1)ライフプランを見直す

人生設計を細かく見つめ直すこと。
私は、最初の区切りとして、だいたい3ヶ月ほどかけました。その後もずっと修正を重ねてもいます。(終わりはないということです)

そこで行ったことは次の通りです。

①60歳ころから100歳(本当は120歳)までの生涯にかかるお金がいくらかを計算した。

②今の生活を参考基準に、月々の支出を計算した。

③年金は考慮しなかった。(計算の枠外とした)

④純粋に、月々の生活費が出ると、年間いくらかかるか分かる。

⑤家賃(持ち家か賃貸かのパターンも作った)、食費(外食・自炊の幅も細かく計算)、電気・ガス・水道などの光熱費、通信維持費(スマホ、ネットなど)、保険(生命保険、介護保険、車やバイクの保険)、ここまで書いた項目がおよそ固定の支出額。

⑥先にあげた項目以外も計算。旅行に行く、趣味(プラモ、釣り、バイク、その他もろもろ)などにかかるお金、冠婚葬祭(歳を重ねるとお葬式も増える?)など。この項目は計上する要素によって幅がかなり広がる。

⑦最低金額と最高金額の差はあるものの、およそ、生涯にかかるお金がわかったら、60歳ころまでに貯蓄などで積める金額と、再就職以降の収入とを計算して比較分析。

⑧結論:これから60歳までの間に貯金+退職金+再就職の収入では、経済的な余裕が少なく不安があった。(必ず『予備』を考えておくことも重要)

お子様の人数などによっては、子供にかかるお金だったり、お孫さんが生まれた時の出費などもそれなりにかかるのではないかと思います。そういった、小さなことを漏れなく並べて計算していくだけで、今と言う現状がよく分かるかと思います。

投資をはじめる前に、こういったリアルな現状把握が目標をたてる基礎になる資料にもなります。

私の場合は、この計算は一回やって終わりではなく、何度も何度も見直しをして、修正を重ねて行きました。そして今も、定期的に見直しをしています。

余談になりますが、この計算は常識の範囲でも出せますが、できれば税金の仕組みや自治体が提供している制度、簿記のようなバランスシートを読める能力があると、更に精度が上がるかと思います。私はいずれも資格は持っていませんが、基礎的知識は常に勉強して身に付けるようにしてます。

(2)投資目標を明確にする

人生設計のプランがきちんと立てられたら、そこで明確な「金額」が出ているのではないかと思います。

自分が今のまま仕事を続け、そして再就職をしてからまた働きつつお金をもらう。その時に、長い目で見てどれくらいの余裕があれば安心できるのか。

言い替えれば、ですが、「自分や家族がどのような状態になっていることが、幸せと言えるのか」。

1億円の豪邸に住み、高級外車を何台も所有し、クルーザーを持ち、別荘を持ち…そんな夢のような生活をしていたら最高に幸せなのか。

それとも、自分と妻、子供たちが平均的な生活ができていればいいのか。

平均的と言う表現も幅があるので、人によって考え方はいろいろあるかと思います。

ここで大事なことは、しっかりとした『着地点』を最初に決めておくことです。

タクシーに乗って、運転手さんに「A町○丁目の△△まで行ってください」と言った直後に、「いや、やっぱりB町の…」、そして間髪入れずに「あ、やっぱりC、じゃなかったD!」こんなお客さん、どこに連れて行けばいいか運転手さんも困りますよね。

なので、人生設計の見直し、プランをしっかり立てることが大事になります。自分や家族がどのような状態になっていることが、自分や家族にとって幸せな状態と言えるのか。

これを数字でしっかり出しておく。そして、1つの答えだけにせず、複数の案を持っておくことが重要です。

達成不可能な目標だと最初からやる気がなくなりますし、簡単すぎる目標ではそもそも頑張る必要があるの?ともなります。ここが最重要なポイントだったりもします。

十分なお金があれば、投資なんてするものじゃない。(究極のこたえ(笑))私はそう思います。

そうならないのであれば、何らかの工夫だったり、努力することが必要だったりと、なるのではないでしょうか。

私の場合は、妻が「借金はだめ」と言う考え方だったので、不動産投資はできませんでした。おのずと、少額から始められる株式投資を選択することになりました。

生々しい話になるので、私の目標額は明確にここ(オープンな場)では書けませんが、人生設計をした時に出した金額を参考にしつつ、目標額を設定しています。

仮に、ですが、1億円あれば殆どの人は生活に困らない程度の安全圏を築けるのではないでしょうか。あくまでも『仮に』ですが。詳しくは計算をした先に答えはあります。そして、意外と簡単に見つけることができるとも思います。

(3)必要最低限の勉強をする

人生の目標をたて、明確な金額も決まったら、あとは行動あるのみ。

なのですが…

そもそも勉強なんて嫌いだし、勉強をする気は全くない。

楽をして簡単に稼げる方法を教えて欲しい。バ○でも儲かる方法を知りたい。

申し訳ありませんが、こういった方にオススメできる方法を、私は持ち合わせておりません。

ここまで記事を読んで下さった方は、少なくとも勉強する気がある方だと思いますが、そうでない場合は、ブラウザを閉じてお帰りください。

(話を続けましょう)

一例ですが、何年も同じ仕事をしていたら、その道のプロとして色んな知識や経験、技術が身に着きますよね。それって、業務マニュアルを何度も読んで、身に着けた知識を使って実際に働き、分からない事や失敗があればどこが悪かったかを見返して、同じことをしないようにと気を付けてきたからではないでしょうか。

一つの仕事をモノにするには、だいたい3年くらいかかると言われています。例えが分かりにくければ、趣味を連想してみてください。どんな趣味の世界でも、はじめて足を踏み込んだ初心者だった頃から、ある程度内容に精通するまでどれくらいの時間がかかるでしょうか。趣味の内容にもよりますが、やはりそれなりに時間が必要なのではないかと思います。

株も同じで、個人で株取引をしようと思うのであれば、最初にやるべきこと、やっておいた方が良いことがいくつかあります。まずは基本的な勉強をすることなのですが、そこからどう組み立てて行けばいいかがよく分からない方が多いと思います。私もそうでした。

少々、時間とお金も使いましたが、私が辿り着いたのは…

①株式取引の仕組みを知る
②自分の株取引の『ルール』をつくる
③証券口座をつくる
④元金を準備し証券口座にお金を入れる
⑤ルールに基づいて実際に株取引をする


大きくは、この5つでしょうか。

①は基礎的な勉強なので、その辺の本屋で売ってる参考書を読むだけでいいです。そこで疑問があれば、ネットを調べて見たり、更に詳しく書いてる本を買ってきて読むだけで済みます。

多くの方が迷われるのが、②ではないでしょうか。(だから怪しい手法や投資詐欺が横行するとも思えます…)②さえできてしまえば、③から⑤はさほどむずかしいものではありません。

ルールってどうやって作ればいいのか?
やはり、そこは『勉強』が大事なのかなと思います。
では、勉強はどのようにすればいいのでしょうか。

あくまでも、私の勉強方法なので完璧ではないかも知れませんが、書いておきます。

【勉強の一例】

★株の基本を学ぶ

1丁目1番地はここです。株式取引って何?を初心者にわかりやすく書いている本がたくさんあります。本屋さんに行き、自分の手でとってみて、自分に合っているなと思える本を2~3冊購入して最低3回(本当は5回以上)読む。そうすると、どこに何が書いてあるかを本をめくらずとも言えるくらいにはなります。内容を理解できていないのに、1回本を読んで勉強した気になっている人も少なくありません。コツは、何度も読むことです。一番最初の勉強では、「株の基本」が学べる入門書を買って、何度も読んで勉強することが大事です。。

(Point)本を選ぶ時は、なるべく薄くて文字の大きもの、絵や図が多いものを選ぶ。文字が小さいもの、文字が多くて分厚い本はやめた方がいい。(そう言う専門的なものは、慣れてきてからでいい。)
この時に、できれば2冊以上に目を通して見る。どれも同じことが共通して書いてあると思えば、そうえない項目もあったりします。(そこが勉強する時のポイントになることも)
本は10冊買って1回づつ読むよりも、2~3冊買ってそれぞれを3回以上読んだ方が良い。(できれば5回以上)

私が最近読んだものの中でおすすめなのは…


★ファンダメンタルズとテクニカル:株式投資には、企業の中身を調べて分析する「ファンダメンタルズ」と、日々の株式市場の取引結果から割り出された様々な指標(数字)を掛け合わせて記録したチャートをもとに分析する「テクニカル」の二つのアプローチがあります。自分の好みや性格、要は「自分に合うか合わないか」でどちらを選択するか決めます。
しかしながら、どちらか片方だけで勝負するのは、個人的にはおすすめしません。どちらかに軸足を置きつつ、もう一方の勉強をしておくことで、分析が深まるからです。一般的に、長期投資をメインでやる人はファンダ、比較的短いサイクルで株を売買するスタイルの人はテクニカルを勉強すると良いとも言われます。

私の投資スタイルはほぼテクニカルがメインです。ファンダは深く掘り下げた勉強はまだそれほど重ねていませんが、ぼちぼち勉強してる状態です。

(point)ファンダとテクニカルどっちが儲かるの?とよく聞かれます。ぶっちゃけ、どっちでもいいのかなと。自分に合う方法を選べばいいと思います。ただ、スタンスに応じて読む本の種類も違ったりするので、最初は広く浅く両方の知識を少しづつ身に着けるようにしたらいいのではと思います。
最初から、絶対こっち!と先入観を持たなくてもよく、気軽にやることが大事なのかなと思います。

★本の読み方・サイトなどの利用時の注意

基本的に投資の世界には「ウソ」が多いです。そして、「あなただけに秘密をこっそり紹介します」とか言ってしまっている、どう見ても怪しいのも多いです。(「あなただけに特別に秘密をコッソリ教える」と、だれもが見てるオープンスペースでするものでしょうか…(笑))
世の中に存在している様々な学問は、過去の先人たちが積み上げてきてくれた遺産の上に確立されたものがほとんどです。実は投資も同じで、過去の偉人たちが考え出した原理・原則であったり、投資格言のようもたくさんあります。ですが、今現在、身のまわりにあるものや、目の前にあるものの殆どは役に立たないものが多いように感じます。

決して私個人の意見というか、直感で言っているのではありません。実際に本屋の店頭で本を自分で手に取って読み、「これは面白そうだ!」と思って買って帰って読み、そして結果として「あまり役に立たないかなぁ…」という実体験に基づいて書いています。(エアプではありません)

それなりに高額なセミナーや商材なども実際に申し込んでお金を払って実際に体験もしてみました。

中には、それなりにプラスになる知識を授けてくれたものもありますし、ほとんど役に立ちそうにない(又は、既に自分が知っていることを繰り返しているだけ)といったものも少なくありませんでした。

実際に色々なものを、自分のお金と時間を使って試してみて。
その結果から言えることがあるとしたらですが。

時間をそれなりにゆっくり使える人は、一般書籍をじっくり読めばいいのではないでしょうか。
数冊の本をそれぞれ数回以上読めば、一回数万円程度のセミナーで1時間で教えてくれるくらいの知識以上のものは身に着くと思います。
逆を言うと、それなりに基礎的な知識が無い人が、高額なセミナーに行っても何を言ってるのかが理解できず、お金と時間の無駄だとも思います。

原付バイクの免許証しか持っていない人に、いきなりレースカーのメンテナンスをしてきたプロのメカニックマンが、エンジンブロック内の0コンマ数ミリの調整に必要なトルクが・・・などと言った話を言っても、チンプンカンプンでしょう。

物事には順番があります。投資や株の世界は、その体系的知識がなかなかわかりにくくなっていることは否めませんが、いきなり高額なセミナーなどに通う前に、街の本屋で売っている初心者向けの参考書を一回読んでみることをお勧めします。

(point)インターネットの情報はあまり役に立ちません。特に、短時間に少ない文字数でたくさん投稿するタイプのSNSは、私は絶対に見ません(笑)
投資は自己責任で行うものです。どこかの誰かが言っていることに飛びつき、その通りにすれば絶対に儲かる!と言うなら、誰もがやるだろうし、みんなが儲かっているはずです。(ひょっとしたら、そういうものもあるのかも知れませんし、私が知らないだけなのかも知れません。)
色々本も読みましたが、日本人の方が書かれているもので、とても勉強になったと思えるものが残念ながら少なく感じます。米国の本は「日本と環境が違う」とか「今と時代や環境が違う」と言う意見も少なくないですが、とても重要な原理・原則が書かれているものが多く、そこから学ぶべきことは本当に多いと思います。(要はそこから学べるかどうかで、評価は変わるのかな…と思います。)

★株式投資のルール

有名な投資家、投資の神様、ウォーレン・バフェットさんが仰った。「ルールをつくれ。そして、ルールを守れ」。投資はこれに尽きるのかなと思います。
私も株式投資をはじめたばかりの頃はよく失敗やミスをおかしました。たいていは、自分が決めたルール通りにトレードをしなかった時にそれは多く起こりました。
ルールと聞くと、少し難しそうだな…と思われるかもですが、できるだけトレードのルールはシンプルで簡単なものにした方がいいと思います。

(ルールの一例)
①★エントリー条件を決めておく
②★ロスカット・損切りの基準を決めておく
③★イグジット・利益確定の基準を決めておく
④★その他(お金の管理と心構えなど)


先の項目で、日本人の本があまり勉強にならなかったと書いたのは、上の項目があまり明確に書かれていないものが多いなと感じたからです。

外国の有名な人が書いた本には、殆どこれらが明確に書かれています。

①★~③★は、株をどんな条件なら買って、どんな条件になったら手放すか。これを判断する基準を決めておくだけのことです。

よくある株本に書いてあることをそのまま書けば…

☆移動平均線のゴールデンクロス
☆出来高がそれなりにある
☆(その他いくつかのフィルターを通過)
☆上記条件を満たした株を買う
☆マイナス○%(だいたいは2~3%など)下落したら損切りで売る
☆プラス○%以上(だいたいは10%前後)になったら売る。


これだけです。

さほど難しくないので、分厚い株の極意的な本を読まなくても、誰にでも簡単にできることです。(だから難しいのですが…汗)

ここで肝心なことは、なぜそうなっているのか。
なぜそのように設定しているのか。
どのように考えてそうしているのか。

自分の頭で考え、自分の判断でやることです。

それには、やはり勉強をしなければ分からないことも多いですし、実際に市場に出て自分で株を取引きしないと分からないことが多いです。

(Point)自分が実際に株取引をして感じたことですが、本に書いてある通りのチャートパターンは、実はあまり見たことがないです。中にはキレイな曲線を描いているものもありますが、ある日突然、突拍子もない、予想とは全然違う方向に飛んで行ってしまうものも少なくありませんでした。
あくまでも参考書や教科書は基本的なことを書いているだけですので、基礎的な勉強をしたら、実際の株式市場の中でのトレード体験から、知識を力に変えて行くことが必要になってくるのかなと思います。
そして、それには必ず痛みが伴います。誰もが一回もミスをせず、一回も間違いを起こさずにプロになっていたり、億を稼ぐような凄腕トレーダーになっているのではないと思います。間違いを何度も経験し、そこから何かを学んで成長しなければ、先は無いのかも知れません。


そして一番大事なことは「楽しむこと」です。キツイ、イヤだ、居心地がよくない。そんな感情が出てくるような行為は長く続けるべきではありません。投資が心に負荷をかけるようであれば、いっそのこと一切やめてしまって、違う方法で幸せになれることを探して見たほうがよいかも知れません。

2.実戦編

実は、投資って、最初に勉強してつくったルールがちゃんと機能さえすれば、あとは自動的にお金がお金を稼いでくれる、とても『楽』なものなのではないか。最近、なんとなくですが、そう思うようになってきました。

決して悪い意味ではありません。

自分のお金と時間を使って勉強する訳です。

殆どの人が、仕事が終わったら家に帰って、お風呂に入り、ご飯をたべ、テレビを見ながらビールを飲んでくつろいでいる時間です。

そんな時間を、勉強にあてる訳です。

決して楽ではありません。

(私は、勉強が結構面白いし、楽しいなと思ってやってるので、さほど苦痛は感じません。どちらかというと、もっとやりたいとも思えます(笑))

そして、勉強しただけでは、収益=儲けにはなりません。当たり前ですが。

勉強したことをもとに、自分のトレードスタイルやルールを決めたら、あとは実行です。

実際にやってみないと分からない事はたくさんありますし、実際にやってみて初めて気付くことも少なくありませんでした。

以下、自分が実際にトレードをやってみて、感じたことや発見したことなどの中から、主要なものをいくつか書いておきます。

(参考)

★なぜか勝てる銘柄・なぜか勝てない銘柄

相性が良い銘柄(会社)と、そうでない銘柄(会社)がある。何度、その銘柄を購入しても、必ず毎回儲かっているのに対して、「お、そろそろ底値近いかな、もうすぐ上がるはずだから買ってみよう…」と思って買ってみると、必ず予想と反対に暴落して損をする銘柄。それらには、言葉にできない変な目に見えない法則性はないのですが、結果が偏ってるようにも感じます。毎回勝たせてもらっている銘柄は、私はお友達として大事にするようにしています(笑)(例:どんなに場が荒れたり、暴落していても、その会社の株は最低100株持っておくなど)

★ニュースや人の意見を見たり聞くものではない

実際にはテレビやネットでそれらの情報は目の前に出てくるのですが、常にニュートラルに接することが大事。どうしても他者の意見って、耳に入ってしまうと引っ張られます。そうなると、自分の頭で考えて、自分の責任で判断をするという理屈から外れてしまうからです。だいたい、どこかの誰かが言ったコメントを目にしてしまった時というのは、その関連する銘柄が美味しそうな状態で目に留まったりもします。そこで、その人が言った通りに株価が上がれば儲けものですが、逆に下がってしまっても、誰も悪くありません。その情報を聞いて、それを参考に行動した自分の責任なのです。
なので、誰かの言っていることに耳を貸すのは、それと同時に他からの情報収集も必ずして、裏付けをとったり、他に違う考え方ができないか、その情報をどのうように活用すればいいかといった、柔軟な姿勢で受け止めることが大事なのかなと思います。

★損切りは大事

損切りをする・しないは、それぞれ考え方があると思うので、どちらが正解かは私には分かりません。

ですが、私はおびただしい数の損切りを1年半の間にやってきました。おかげで、市場から叩き出されずに済んでいます(笑)

「損は最小限にし、利益は最大限に」と言う格言がありますが、まさにここに該当します。

ロスカットは機械的に逆指値を設定するだけなので、何も難しいことはありませんでした。難しかったのは逆の利益確定でした。これは今も勉強を続けていますし、これといった答えにはまだたどり着いていません。

★「休むも相場」

これに似た言葉で「初心者は常に投資している(←これよくない)」があります。

トレードをし続けて半年くらいの頃でしょうか、自分が決めたルールに該当していないエントリーをしてしまって、損をちょっと多めに出してしまった月が連続したことがありました。

それまでコンスタントに利益を上げていたのに、残念ながら積み上げたプラスがほぼフラットに戻ってしまったのも苦い思い出です。

自分が決めたルール通りにトレードして、自分が決めた条件に合う株が無ければ無理に買いを入れず、損切りや利益確定のタイミングをしっかり守っていれば、株投資って意外とプラスになるものなんじゃないか。

最近はそう思うようにもなりました。

いずれにせよですが、最初に自分が決めた株を買うルールを破っている時点で、勝ち目はなかったのかも知れません。

★株日記をつけること

日記と言えば、誰もがノートに鉛筆で書くのを連想するかもですが、エクセルシートに日々のトレード履歴を記録するだけでもいいです。とにかく、後で振り返って見返すときに数字がわかるようにしておけばそれでいいと思います。

どの株本を読んでも、株の履歴は残しておこう、あとで見返してルールを修正するときの参考にしようなどと書いてあります。

でも、当たり前すぎることなのに、これをやっていない個人トレーダーの方と何人か実際にお話ししたこともあります。

なんで日記を付けないのか?と聞くと、単純に「めんどくさいから」という耳を疑う答えが返ってきて唖然としました(汗)

トレードには人それぞれのスタンスや考え方があるので、一概には言えませんし、絶対にこうすべきとも言い切れません。

ですが、株日記(トレードの経緯がわかるもの)は必ず記録しておいた方が良いのではないかと思います。

この時に、資金全体の流れを常に意識しておくことをおすすめします。

複数の銘柄に分散して投資していると、つい、今自分が全部でいくらのお金を運用しているのかが分からなくなることがあったからです。全体で、今いくらのお金を運用していて、全体でいくらのプラス(又はマイナス)になっているのか。これを意識しておくのと、していないのではとても違いが大きいと感じました。

それをし出してからですが、私は必ず「予備の資金」(=買い付け余力)を資金全体のうち1/3~1/4は控え選手として置いておくようにもしています。

日記をつけるのは、ルールの修正だけでなく、自分が運用しているお金を全体的に観て管理するのにも役立つんだなと思いました。

★メンタルコントロール

日々生活をしていると、仕事や家庭で何か変化は必ず起こります。もし、自分の心が落ち着かなかったり、よくない事が起こっていて気持ちがイヤな状態にあることもあるでしょう。そう言った状態の時は、トレードも上手く行かないことが多かったような気がします。

なので、私は、常に心が平穏無事で安らいでいて、心地いいと感じるような状態に自分をおいておくように心がけています。

無理やり、「今の自分はハッピーだ!」などと言葉で言ってもあまり意味がないのも経験しました。

心は感じていることが現実になるもの、言葉はその場合あまり意味がありません。(顕在意識でどんなに言っても、心は感じた方向にいく)

こればかりは目に見えない分野の話になるので、こうだと確信を持って言えることは余りないのですが…。

わかりやすく言うと、常に気持ちの良い状態を維持しておくこと。

そうじゃない時はトレードしないほうが良い。

でしょうか。

これって、投資だけじゃなく、仕事やプライベートなど、あらゆる面で共通して言えることなんじゃないかなとも思えます。

3.最後に

今回は100回記念の記事ということで、過去に投稿してきた株式投資にまつわる話の総集編的な記事を書いてみたつもりです。

世間一般的に言われていることや、一般書籍、インターネット、誰でもアクセスできる情報源に書いていることと、少しの私の経験を混ぜて書いている記事ですので、今回はあえて有料にしていません。

文字数が1万文字もある長い記事をはたして誰が読んでくれるのか、それはともかくとして(笑)



とても長い記事になってしまいましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。今後とも、かけうどんの株日記をよろしくお願いします。あなたにもマーケットの神様が微笑みますように。

いいなと思ったら応援しよう!

かけうどん/マルチジャンルnoter
よろしければサポート頂けると嬉しいです。頂いたサポートはクリエイター活動費として使わせて頂きます。