【仕事・ビジネス】健康は大事
(全2,222文字)
おはようございます。
毎週水曜日は、仕事に関する記事を投稿しております。
今日は『無理は禁物』と言うお話です。
↓↓↓過去記事はこちらに収録しております。
健康は大事
過去2回ほど、無理をし過ぎて緊急入院したお話です。
1回目…
ほぼ2か月ほど寝る時間を削って徹夜が続いてました。
深夜1時や2時に帰宅して入浴後すぐ寝る。
朝は4~5時に起きて出勤。
そんな生活を続けていたところ、朝目が覚めてるのに体が全く動かない。どうも口からはヨダレなのか唾なのかがダラダラ出ている感触がある。でも飲み込めない。
時間になっても起きてこない私を心配した妻が寝室を覗き込み、電気をつけて絶叫。目を開けたまま血が混じった泡をぶくぶく噴き出してたそうです。
(旦那が4んだとリアルに思ったらしい…)
意識はあって声は出せるのですが、体中が痺れていて、足腰に力が入らない。起き上がることもできませんでした。
結局、救急車は呼ばずにタクシーで最寄りの病院に連れて行ってもらい、診察を受けましたが地方の小さな病院です。精密検査してくれるわけでもなく、年配の先生は「過労ですね」、「家でゆっくり休んでください」くらいしか言いません。
どうにか妻が頼み込んで、点滴を打ってもらい、入院させてもらうことにはなりましたが、その後、3日間ほど昏睡状態で一度も目が覚めませんでした。家族にはすごく心配をかけたと思います。
3日目の朝。
バイオハザードのミラ・ジョボビッチばりに「うがぁー!」と自分で点滴の針をぶっこ抜き、はいつくばって病室から自力で出て、そのまま病院から職場に復帰しました(笑)
「あれ?お前大丈夫なん?もうちょっと休んでくれば良かったのに…」
そんな声をかけてもらった記憶はうっすらとあります。
その後もしばらくは同じ状態が続きましたが、何とかギリギリ耐えることができて倒れることはありませんでした。睡眠時間をなるべく確保するように切り替えた結果、仕事の効率が徐々に回復していったのもあったと思います。
2回目…
中央(東京)勤務の時です。
そこでも夜中まで働いて朝早く出勤する生活が続いていました。
運よく都心の職場に近い住まいだったので、通勤は原チャリでビューンとイケる距離でした。コロナ禍の真っ最中だったですが満員電車に乗ることがなかったので良かったです。
コロナシフトという大義名分で、誰もが1日おきに職場に出てくればいいとか、在宅勤務だとか、結局「職場に居なくてイイ時間」が皆さんにあった状況の時、私がいた部署は全くそう言った勤務形態が許される場所ではなく、ちょっとでも休んだり席を空けることは許されない感じのとこでした。
ある日、遅い時間に晩ご飯を食べていた時、口の中で食べ物をモグモグ噛んでいると、すさまじい痛みが体中を走りました。原因はわかりませんが、右顔面全体がマヒし、床をのたうち回ってもがき苦しんでいました。
見かねた妻が病院(たまたま家の向かいが大きい病院だった…)から車イスを借りてきて、そのまま私を載せて病院に連れて行ってくれました。
夜遅い時間だったので急患用窓口に通され、他に患者さんもいなかったのでワラワラと医療関係者さんたちが出てきて介抱してくれました。
4日間ほど入院。
昏睡まではいかなくて、ただ激しい頭痛やめまい、吐き気などが収まらずにのたうち苦しみました。
結果は、左上奥歯の内部で亀裂が生じて割れていたことだったらしく、色んな科で診てもらった結果、最後に行った歯科で発覚した次第です。
なので、ここでの入院の原因は必ずしも激務がたたって、過労で倒れた訳では無かったのですが、恐らくそのまま働き続けていたらどこかしら身体を壊していた可能性もあったかと思うと、良い休養になったのかも知れません。
休んだあとに積みあがっていた仕事の量を見てまた気絶しそうにもなりましたが(笑)
歯医者さんには痛くなってから行く人が多いともうのですが、それ以来、歯石除去などで定期定期にメンテに通うのが大事だと思わされた一件でもありました。
最後に…
若いうちは少々のムリもできます。何日間も寝ないでPCぶっ叩いて大量の資料を作成したり、何日間も重たい案件を何件もかけもちでやったり。
でも、年齢を重ねると、よほど普段から入念にメンテナンスしていたとしても、あちこちガタは来ているものです。
最近になって思うことは、健康に悪いことはなるべく少なくして、第二の人生を楽しく明るく過ごしたいなぁということでしょうか。
私は幸運にも、どんなに偉そうで理不尽な上司に当たっても、心が壊れることは(ぎりぎりでしたが)ありませんでした。でも、身体は壊してしまった。家族に大きな心配かけてしまって申し訳ないと今でも後悔していますが、一つだけ思うことがあります。
よく、若い子らが「職場や周りに迷惑をかけてしまう…」と言うのですが、私からすると、そんなことは考えなくていいし、言わなくていいと思うんです。特定の人が困るような環境を作ってしまっている組織側に問題があるのであって、担当者個人の責任におしつけてしまってはいけないと思うからです。
そして、最終的に、自分の身体のことは誰かが心配はしてくれたとしても、誰も面倒は見てくれません。大きく健康を壊してしまう前に、何らかの処置は自ら進んでやった方が良いと個人的には思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
季節の変わり目ですので、御身体にはお気をつけて。
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