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【日記】『プロ』と『アマ』について。

(全2,222文字)
皆さんこんにちは。
毎週末はノンジャンル記事を投稿している、かけうどんです。
今日は、『プロ』と『アマ』について、ちょっと書いてみようと思います。

『プロ』と『アマ』

かなり昔の話、先輩のプロモデラーさんから聞いた話です。

『プロは限られた時間内で”形”にしてナンボ』

細かい手法は無数にある
どんな手法を用いようと
ゴールに最善の効率で着くのがプロ
なぜなら
締め切りと言う縛りがあるから

納得の行くまで作り込むことは
物理的に不可能な世界
方法論に決定的な答えや正解は無い
ただし
最適解に近いものはたくさんある

最短距離で答えを出すのがプロ

時間を極限までかけて
納得行くまで
何度でもやり直せるのがアマ

出来上がったモノを並べると
同程度のスキルのモデラーが作ったモノなら
圧倒的にアマの方が凄いことは少なくない

かけてる時間が違うだけでなく
モノ作りの背景や環境全てが
違うステージだからかも知れない

でも
プロがプロたるゆえんは
単に腕があるからだけではない

腕は磨けば
誰でもそれなりのレベルにはなれる

プロ顔負けのアマも死ぬほどいる

プロたる要素には
歴然としたアマとの差が存在する
それは目に見えない要素でもある

(ここは詳しく公開スペースでは書けません…。『え?そんなこと?』ですが…)

★★★

大昔、かけうどんは、プロモデラーになりたくてモノを作っていた訳では無かったのですが、その『入口』に立った経験があります。

とても複雑な事情から、その夢にまで見た道を一度は断念した形にはなっていますが、当時わたしの身の回りにいた、たくさんの先輩方のおかげで、私の人生は大きく豊かなものになったと実感しています。

その後、職場での地位も上がっていき、転勤族になってからはプラモ作りもどんどんサイクルが伸び伸びになって、今では年に1コ作るか作らないかくらいになってしまっていますが…。

(noteをはじめたのがきっかけで、また創り出さないかとも思いましたが…現状ではそうもなっていません…汗)

なんだかんだでプラモはちょっと横に置いて何年も過ぎましたが…

ツールが軽易に出し入れできるのが幸いしてか、イラストは結構コンスタントに続いています。

気が付くと、趣味で絵を描き始めて1年半が過ぎました。

明確な目標とか、目的がある訳ではなく、ただスキだからと言う理由で続いています。

この1年半、イラストを描いていて、苦しいとか、やめたいとか、イヤだと言った気持ちになったことは一度もありません。

むしろ、やればやるほど楽しくて、面白くて、もっとやりたい!とすら思ってます。

この先、どこに自分が行くのかはよく分かりませんが、ボンヤリと思ってることがあるとしたら…

★最低でも月に1枚はフルカラーのイラストを描きたい
(実際には、今はもう少し描いてはいますが…)

★毎日、何らかの形でイラストを触っていたい
(まとまった作業時間がとれなくても線画を5分だけ進めるとか…)

★誰か一人でいいから自分の絵を見て幸せな気分になって欲しい
(かけうどんの絵のファンになってくれる人が一人でもいたら嬉しい)

★この先10年はイラストを趣味として続けていたい
(上の各項目と並行して続けられたら…)

そこには、副業とか収益化という概念が全く存在していないのですが、誰かのために絵を描く機会があるのは素晴らしいことだと思います。

実際に、過去に何度か、友人・知人・家族から頼まれて、『コレ描いて!』と言われて絵を描いた時、とてもモチベーションが高まりました。

描いてた間じゅう、とても幸せな気分でいっぱいでした。

そして完成したら、とても喜んでもらえる。

こんな素晴らしいことは無いと思いました。

………うーん。

ただ、その時、『これって、お金もらって描いてるプロの方々はどんな心境で描いているんだろう…』と、少し思ってしまいました。

当たり前だけど…、

プロの方は、ストレスやプレッシャーはないのか。いや、ないはずはないだろう…。

では、楽しく描いていらっしゃるのだろうか…。


プロの世界は、ある程度の緊張感とリラックス感がバランスよく保てないといけないとも聞きます。

昔、先輩のプロモデラーの方に聞いた言葉を思い出します。

『好きなことは好きなままでいた方が幸せかも知れない。それを仕事にしたとたん、キライになってしまったり、苦しい原因になってしまうと、正直愛せなくなってしまうこともある。でも、やめないのは、やっぱりスキだからかも知れない。どんな状況でもキライにならない、究極のスキな気持ちを持っていないとプロでやっていくのは厳しいかもね。』

実際に、その世界で色んな経験をした人にしか言えないことだと思いますし、分からない事かも知れません。

自分が書いた絵が、より多くの人の目に触れて、たくさんの人たちが喜んでくれるなら、そんな幸せなことはないと思います。

いま、わたしは行先が分からないまま絵を描いてます。

でも、しばらくは、このままでもイイかな?なんて思ってたりもします。

『絵を描く』という、こんなに楽しいことは他にちょっと思いつきません。

いつになるかは分かりませんが、そんな先に『プロの世界』が待っているとしたら、それはそれで、その時にゆっくり改めて考えてみたいと思います。プロとアマの違いを教えて下さったたくさんの先輩たちに感謝しながら。



最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

楽しい週末をお過ごしください。

過去の日記はこちらのマガジンにまとめてあります。


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かけうどん/マルチジャンルnoter
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