【投資】かけうどんの株日記(92話)
(全3,333文字)
皆さんおはようございます。
個人トレーダー1年生のかけうどんです。
毎週月曜日の朝、株日記を投稿しております。
ここでは、私が個人的に勉強したこと、株投資で経験したこと、身の回りであった出来事などを、日記形式でつづったり、時に忘備録的な情報としてまとめております。(特定の銘柄を推奨したり、怪しい手法を売る目的のものではありません。)
今日は、私と同年代の方向けに、『投資初心者の心得』について書きたいと思います。
過去の投資関連記事はこちらのマガジンにまとめております。
【重要/注意事項】
投資は全て自己責任で行う
ネットや本に書かれていること
他人の意見を鵜呑みにしない
自分の頭で考えて自分で判断する
以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。
1.資産形成とは
資産には大きくわけて四つの形態があります。
①ビジネス
②コモディティ
③不動産
④ペーパーアセット
(1)ビジネス
従業員200人超のような会社所有者は、ビッグビジネス。それ以下をスモールビジネス(小売店や個人事業主さんなど)と言います。従業員として会社勤めしていることはこの分類には入りません。
(2)コモディティ
モノ=商品のことです。一つ100円でモノを買ってきて、110円で売れば10円の儲けになります。
代表的な分かりやすいもので言うと、銀や金、プラチナなどの希少金属はこの分類に入ります。
私たちの身の回りにあるもの全てがこのコモディティ。経済活動の中で多くのモノが取引されています。
(3)不動産
ここで言う不動産とは、「所有していることでキャッシュフロー(収入)を生んでくれる物件を所有していること」ですので、自宅などの持ち家は維持管理にお金がかかる分、資産ではなく負債になることが多いです。(以外と知らない。知られていない。勘違いされがちなこと)
家屋やアパートなどを保有していて、入居者に貸して、毎月決まった金額の家賃などが入ってくる物件を持っていることがこの資産にあたります。
(4)ペーパーアセット
国債や社債、株式などの証券を指します。それを購入して保有しておくことで、自分が売りたい時にはお金に変えられますし、市場の状況によっては価値が上がったり・下がったりと変動するものですが、これを持っておくことでお金に換えられると言うものです。
以上が「資産」と呼ばれるものを整理した区分になります。
・・・日本人のほとんどが、仕事をして給料をもらい、そして生活をしていますが、これら四つの資産と呼ばれるものを自分が保有しているか?と聞かれると、株取引を個人で始める前までは、何一つ所有していなかったなと思います。(それどころか、これらの区分すら知らなかった…汗)
2.投資をはじめるにはまず目的から
私が50歳目前にお金の勉強をはじめたきっかけが、
「定年後、現収入と同じ仕事にはまず就くことは難しい。苦しい思いをすればそれも不可能ではないけれど、身体がそれに耐えられるかと聞かれると、ちょっと不安。できれば、自分の状態に応じた生活ができればいいな。」
今の月収、年収、そして定年後100歳まで生きる時、必要になるお金はいくらか。
出た答えは、再就職の収入と貯金、退職金では、少し足りませんでした。(年金は正直あてにしていません/笑)
「はて、どうしたものか…」
そんな時、職場の上司がすすめてくれた一冊の本がたいへん参考になりました。noteの記事では何度も紹介していますが、元米国海兵隊軍人で不動産王のロバート・キヨサキ氏が書いた本、「金持ち父さん・貧乏父さん」です。
個人的な感想になりますが、この本の究極の趣旨は、「自分の人生とよく向き合うこと。自分や家族、まわりの人たちがどのような状態になっていることが幸せと言えるかをよく考えること」と言ってくれているような気がします。(まさにそのような記述もあるのですが…なぜか見落とされている人がおおいような気も)
なぜ投資をするのか?
その必要性、目的や狙いがはっきりしないうちから、投資をすべきではない。お金があったらいいな、そんな短絡的な考えではじめてみても、目的地、ゴールが無い訳ですから、行先を言わずにタクシーに乗り込むようなものなのかも知れません。
なので、私が株式投資をはじめたきっかけ、理由はシンプルです。
①夫婦二人、100歳になるまで必要最低限の生活資金を確保するため。
②自分がやりたいことをやるために必要な財をまずは築くため。
です。
根っこにあるのは、奉仕精神を忘れてはいけないこと。
自分の投資信念は、「論語と算盤」からきてもいます。
3.50・60代からの投資心得
結論:人を頼らないこと
この一言に尽きるかなと思います。
「お金の勉強をしています。」と言うと、少なからずおられるのが、「だったら簡単に儲かる方法を教えてくれ」、「勉強はしたくない、簡単な方法を教えてくれ」、「とにかく結論だけ教えろ」そう言う方が後を絶えません(汗)
よくよく考えてみてください。どんな仕事も、2~3年と下積みや修行期間があって、ようやくスタートラインに立てます。
しかも、そこはまだスタートラインです。
私の場合はまだスタートラインにすら立てていないんだと自戒もしています。(まだ発展の途上にある)
最近、87歳で現役トレーダーをされてる方の本を読みました。
シゲルさんは、もともと株式投資をはじめるまえから、ビジネスや不動産といった、投資をはじめるための「資産」をお持ちだったこともありますが、これまでの日本経済の中身を、株式投資という世界から実際に経験されてきた生き字引のような方です。読んでいて、とても「面白い本」と思えました。
誰もが一瞬でシゲルさんのような凄腕トレーダーになるのは難しいですよね。シゲルさんもはじめはコツコツと初歩から勉強されたはずですし、始められてからも日々自学研鑽を重ねて自分をアップデートしてきた結果がそこにあるんだと思います。
話が少しそれましたが、今もうすでに歳を重ねていて、50代だから、60代だから、もはや投資するには時間が足りない、できないと思っておられる方がいたとしたら。それはそれで個人的な考えがあると思いますので否定も肯定もしませんが、自分は50歳から投資を勉強しようと決めて行動しています。
つまるところ、人に頼ることなく、自分の頭で考えて、自分の責任の範囲で行動できるかどうか。また、行動する気になるかどうかなのではないかと思います。
スイッチさえ入れてしまえば、細かい「どうやって」は後からついてくるものです。人間の頭は優れたコンピューターのようなものですから、アイデアやひらめきはどんどん出てもきます(笑)
その答えの一つが、私の場合は株式投資だったということでしょうか。
何しろ、少ない金額から始められる。
今の生活を圧迫しない。
目標金額までうまくやれば到達可能。
だからと言って、誰彼構わず、みんなに投資をしよう!だなんて無責任なことは言いません。まずオススメするとしたら、「自分の人生にきちんと向き合って、まずはじっくり考えてください」と最初に言うと思います。
これだけだと、今日の記事の肝心なところがボヤけてしまうので、How to的なところは、また日を改めて少しづつ書いていこうと思います。
ひとつ言えることがあるとすれば、KFC創業者のサンダースさんも60歳以降に起業してるのを考えると、私が100歳になるまでにスペースコロニーを建設している不動産王になることは不可能ではない!(ちょっと飛躍しすぎですね、すみません/笑)
未来は悲観するものではなく、自らが描く幸福な絵、着地点へ進むだけのことじゃないかなと思うんです。
最後に
TVのCMで「投資しようぜ!」的なやつを見ない日がありませんね。
で、「投資詐欺」みたいなコトバもだんだん増えて来たような気がします。
最低限のマネーリテラシーを身に着けておくことで、自分や家族の生活をちゃんと幸せな状態にもっていくことは出来るんじゃないか、そう思うところです。
今日は少々ボヤボヤした話になってしまいましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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