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【投資】かけうどんの株日記(90話)

(全2,222文字)
皆さんおはようございます。
毎週月曜日の朝、株日記を投稿している、かけうどんです。

この記事では、わたしが個人でやっている株式取引を通じて、実際に経験したことや勉強をしたこと、株や投資、お金にまつわる話をメインに取り扱っています。(特定の銘柄の推奨や、怪しい手法を販売する目的の記事ではありません。)

今日は、先週に引き続き『NISA』のお話です。

過去の投資(株式メイン)関連記事はこちらにまとめております。

【重要/注意事項】

投資は全て自己責任で行う

ネットや本に書かれていること
他人の意見を鵜呑みにしない
自分の頭で考えて自分で判断する

以上をご理解頂ける方に限り、続きをご覧ください。
投資での損失につきましては当方は一切責任を持ちません。

1.NISA

最近仲良くなった職場の若い子と、たまたまNISAの話になりました。

『かけさんはNISAやってます?』
「いや、厳密には、やってないけど。」

(自分で株式投資をやっているのでこう答えました。)

『えー!もったいない!貯金なんかより、投資を絶対やった方がいいですよ!』

(その子は私がお金の勉強をやってることを知りません)

「なんでそう思うの?」

『銀行の貯金なんて利息と手数料を比べたらマイナスですよ!だったら、NISAをやった方が絶対にお得ですよ!』

よくよく彼の話を聞いたのですが、預けているお金が増えるのは『契約先投資信託の成果が全てプラスになった場合』と言う肝心な要素が欠落していました。元金が棄損するリスクのことも全く考えていません。そして、株式取引の仕組みなども、もちろん全く理解していませんでした…。

「なるほどね、よく勉強してるんだね。エライね。その年齢で将来のことを考えるのって大事なことだと思うよ。」
「でしょ?かけさんもNISAやりましょうよ!」
「…うーん。お金のことは全部妻に任せてるから、今度相談してみるね。」

自分が株やお金の勉強をしているからと言って、相手の好意を無にするような行いは良くないと思ったので、自分が今やっていることはあえて詳しく話すことを控えました。

2.個人的な考え

誰もが株式投資のイロハを完全に理解しているとは限りません。

1年、2年と勉強し、自分に何十万、何百万円もの投資をしてからでないと、NISAは絶対にやってはならない。とまでも言えません。

先週の記事で、NISAに関する個人的な考えを書いた直後にこのような会話があったので、同じネタで記事を書いている訳ですが…

ここ1~2年の間、周囲の方から「NISAをやっている」と聞くと、ほとんどの人が投資信託のことをそう言っておられる印象です。誰かにお金を預けて運用してもらっていることを、そのように言っておられます。間違いではないし、それがダメだとも言いません。

ただ、預けた先の会社が資金運用してくれて、利益が上がった時に限り、元金プラスの配当が得られること、もしその運用がうまくいかなかった時は元金が棄損すること(お金が減ること)について、よく理解してやっておられる方は少ないようにも感じます。

私もそうですが、本業をもっている人が、ずっと画面に張り付いてトレードするのは物理的に不可能です。どうしても自分の仕事をメインに一生懸命がんばってやろうとしたら、そもそも投資なんてする時間、そのために勉強する時間なんてものも確保するのは難しいかも知れません。

(私の場合は、最初の1年間は、寝る時間を削って1日4時間以上の勉強時間を捻出してましたが…)

ただし、NISA制度を活用するからには、その中身をよく勉強してからにしてもいいんじゃないだろうか。とは思ったりします。

3.年齢と時間

私がお金の勉強をしたいと思ったのは、定年まで●●年を切り、その後どう過ごそうか?と考えていた時期でした。

今の収入=生活水準は、今の仕事についているから保証されているに過ぎません。

ただのオジサンになった時、社会に出て今と同じ処遇を受けるには、それなりに努力が必要になります。

もちろん、その努力は惜しまないつもりでもいますが。

ただ、ずっと引っ掛かっていたことも色々ありました。

そんな時、職場で尊敬する先輩から「この本を読んだほうがいいよ」と、たまたま勧められた1冊を読んだのも大きかったです。

今まで何度も記事で紹介している本ですが、もしお金の勉強をしたいと言う方がおられたら、私はまずコレを勧めます(笑)

中には、「もう50、60歳から、投資なんてはじめられないよ…」と仰る方もおられます。

KFC/ケンタッキー・フライド・チキンの創業者は、自分が経営していたガソリンスタンドの近くに大規模な高速道路が建設されたのをきっかけに60代になってから企業を決意したと言われています。

超短縮して書きましたが、「その気になれば、やって出来ないことはない」個人的にそう思えるエピソードの一つかなと。

何かを始める前から「うまくいかなかったらどうしよう」と思っても上手くいくはずはありません。

そう思ってしまってる時点で、最初から「失敗するんだ」と決めてしまってるようなものですから。

仮に、60歳の方から「お金を増やしたいけどどうしたら良い?」と聞かれたら、私はまずは上の本をすすめます。

そして次に、『人生の着地点』(ゴールとも言う)を最初に決めることをおすすめします。

目的のない投資などすべきではないと思うからです。



最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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