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【仕事】パワー・ハラスメントに悩む管理職

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皆様おはようございます。
毎週水曜日の朝、仕事に関する記事を投稿している、かけうどんです。
今日は『パワーハラスメント』に関することを少し書いてみようと思います。

「パワハラは今の時代はダメ!」…ん?

この言葉に、私は少々…と言うか、かなり大きな疑問があります。

パワハラは今の時代だからダメなのではなく、大昔から人を傷つけたりして良いということはない。

相手の尊厳を損ねるような言葉の暴力を使っても許されるようなことは無いと、個人的に思ってきたからです。

わたしのような、五十代前後の人たちは、若かりし頃にパワハラにドストライクで見舞われた世代だと思います。

いたるところで、「あほ!ぼけ!4ね!カス!」と言われ続け、書類を叩き付けられ、辛辣な言葉を投げかけられながら、涙をチョチョきらせて、歯を食いしばって働いてきた人が多いと思います。

今の時代はと言うと、社会環境や価値観の変化から『パワハラはだめ!』とよく聞きます。

それは良い流れだと個人的には思います。

でもですね、パワハラは昔は許されていたという訳ではないと思うんです。あちこちで起こっていたのが普通だとしても。

パワハラ防止にまつわる施策の導入だったり、ガイドラインの制定などが進むのは良い事なのかも知れません。

ここで忘れてはならないこともあると思うんです。

暴力はもちろんいけません。

言葉の暴力も絶対に許されるものではないと思います。

ただ、最近の『パワハラ防止』の焦点は、ここまでやったらダメとか、これはパワハラに該当するといった、『何がいけないか』に注目されてばかりで、人の成長に繋がる指導の本質がどこにあるのかと言うことが段々薄れてきているような気もします。

相手を不快な気持ちにするのは良くありません。

ましてや人間性を否定することなどあってはいけません。

上司は部下の悪い所を攻撃するのではなく、良い所を一つでも見つけてそれを伸ばすのが仕事。

ですが、その方法論がほんの少しズレただけで、今の時代は即パワハラと認定される時代でもあります。

指導された本人が全く気にしていなかったとしても、第三者がそれを見て不愉快に思えば摘発対象にもなる。

もはや、誰もこんな状態では管理職なんかになりたくはない。

そう思っても仕方ない時代にもなりつつあるのかも知れません。

会社や組織にとって、管理職は不可欠な役職です。

弱い立場の職員や社員を守る制度はあって然るべきですが、管理職は誰が守ってくれるのか。

その答えが無いまま進んでいる現状は果たして正しいのかと言う疑問もあります。



最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。


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