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第一話 トルコの商人とはこの言葉で戦え!

みなさん、こんにちは!とうとう、記念すべき第一話がやってきましたね〜。

Merhaba,Bu benim birinci sınıfım.(こんにちは、これはぼくの最初のクラスです)

おっと、忘れていました。ぼくの自己紹介まだでしたね。きっと、この人名前なんだったっけ?と思っていたことでしょう。

ぼくの名前は狐(きつね)。もちろん、本名ではありません。

トルコ語で言うと

Adım Kitune.

よろしくお願いします。

それでは早速本題に入っていきましょうか。

トルコで主にイスタンブールでのことですが、あなたが日本人離れした顔をしていない限りトルコの商人に絨毯を売りつけられるでしょう。

まぁ、日本語で話しかけられるのですがそんな時にトルコ語で返してみたらどうでしょう?きっと「こいつ、できる。」と思ってしつこく勧誘されることはなくなるのではないかと思っています。

トルコの商人はすごく気さくに突如どこからともなく現れます。あなたはこう言われるでしょう。

トルコの商人:Hello!シェイシェイ!こんにちは!今どこにいきますか?

手当たりしだいで知っている言葉を飛ばしてきて反応がある言葉を見分けて次の言葉を発してくるのでご注意を。

このときに、トルコ語で勝負しましょう。

Halı almıyorum!(絨毯は買わないよ。)

これで、撃退することができれば奇跡です。なにせ手強い相手ですから。

トルコの商人:見るだけでも大丈夫。すぐ近くだから。

決してトルコ語で話しかけてくることはないのでないので安心してください。何を言っているかは丸わかりです。

*トルコ語で言われたら絨毯を買って諦めましょう。

トルコの商人に見るだけと言われても買う気がないなら絶対について行かないようにしてくださいね。そんなときに使えるのはこの言葉!

Meşgulüm, güle güle.(ぼくは忙しいです。さようなら。)

それでもくるようなら聞こえないフリをして立ち去りましょう。人間は見えないフリをすることもできる生き物です。賢く使いましょう。

さて、今日使った2つの文ですが単語についているある部分が同じなんですが何かわかりますか?

ぼくなら多分きづきませんが、実はalmıyorumとMeşgulümについているんです。

もうお気付きですか?多分ぼくはあまり賢くないのでもし勉強していなかったら気づきません。

答えは一番最後のumとümですね。

これは一言で言うと「自分がしている行動を表す語尾です。」

トルコ語には「私・あなた・私たち・あなた達」という一人称・二人称のことを指す場合、人称の付属語と言われるものをつけなくてはなりません。それが今回はumとümというわけです。

この他にも一人称か二人称によって付属語の形が変わるのですがそれは覚えるしかありません。

これは結構簡単なんですが、正直この人称の付属語を覚えない限り難しいものでしかありません。覚えてしまえばあとはどんな単語が来てもほとんど問題なく自分で完成させることができます。

ちなみに今回、umとümがついたのはその単語の母音と人称に関係があります。

例えば、almıyorumの場合。

一人称の私の場合は人称の付属語はmです。これは変わりません。

そして、問題は次のuですよね。これはuの前の最後の母音が何かによって変わります。今回はuの前の母音はoなのでuなのです。

見分け方はこんな感じです。(一人称:単数)

「a,ı - ım」「 o,u - um」 「e,i - im 」「ö,ü - üm」

こんな感じで一人称単数、複数。二人称単数、複数。とあるのですが今回は一人称単数だけ覚えてください。

Meşgulümの場合。

この単語は例外です。これも一人称単数で区別していくのですが、上で紹介した一人称単数の考えからいくとおかしいと思いませんか?

付属語がümならその前の最後の母音はüのはず。でもこの単語はuになっています。どうやらぼくが間違っているわけではないみたいです。この単語は例外の形なのでそのまま暗記するしかないですね。

トルコ語は文の形が付属語などで変わる言葉です。

なので、トルコ語を勉強するときは付属語や活用語尾というものが多くあるのでまずはそれらを暗記するとçok iyi(とても良い)と思いますよ!

すいません。覚えるとなんだか使いたくなるもので。

あなたも勉強しているうちにそう思うようになると思います。

それではまた。güle güle(さよなら)


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