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【勇猛果敢】2022-01-21

・最近、時差登校が終わった。「終わった」というのは、今まで時差登校だったが、通常の登校時間に戻った、ということだ。

・そのため、いつもより早い時間の電車に乗らないといけなくなった。同じ時間の電車には、同じ人が乗っていることが多い。
「あの人、帽子変えたな」とか「この人、○○駅で降りる人だ」とか。

・僕が乗っていた電車には、ある一人の男の人がいつも一緒だった。途中で乗って、途中で降りる。でも、電車の時間が変わって、その人と離れ離れになった。

・そして、今日。帰りの電車で、その人が乗ってきた。

・向こうが僕のことを認知しているかわからないが、とても懐かしく感じた。なんでだろうね。命の恩人でも、恨み人でもないのに、久しぶりに顔を見ると懐かしく感じる。

・これは、簡易的な両親なのではないか。普通、両親は生まれてからの付き合いだから、十数年間は顔を見続けることになる。独り立ちした後、一年ぶりに返ってくると、どこか安心する。

・その感触を、「簡易的に」味わうことができる。


・そのほかにも、懐かしさを感じることができる。

・美術の授業で、自画像を描いた。我ながら、下手だなと感心していたら、先生(顧問)からの助言で、眼鏡をはずしたパターンも書くことになった。

・絵から眼鏡とその影を消すだけだからすぐにその作業を終わった。

・そして、絵を俯瞰で見た。

・眼鏡をかけていない自分の姿は、いつ振りに見ただろうか。散髪屋でも確認の時「眼鏡を掛けたいです」だし、寝る時も鏡を見ない。一日中眼鏡で生活している自分の裸眼は、数年ぶりと言われても驚かない。

・なつかしさとともに、自分の軌跡を感じた。今の自分があるのは、昔の自分があったから。自分が決めた道が正解かどうかは知らないが、最終的に合格点を超えれて言えればいいと思う。


・そのために、徳を積んどきます。



※これらを批判しているわけではない。大切だと思う。









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田中 翔
未成年