【ロイヤルミルクティー(350ml)被害】2023-05-13

・ぐううぅぅぅぬぬぬ。


・自分には、治すべき悪癖がいくつもある。その中でも、いち早く治すべき癖は、「ガキなところ」だ。

・もう、高校1年生だ。道徳だって9年間受けてきたし、怒られたり褒められたりしながら、いろんなことを学んできた。そして、16年分の経験を土台に、その分だけ大人になっている。そのつもりだ。

・ただ、「ここぞ」というときに、自分の中に住む”ガキ”が出てきて、ひと暴れされる。

・例えば、友達が自販機で飲み物を買おうとしているとき。飲み物のボタンを押して、ICを読み取らせる。その間に、「ここぞ」ってなっちゃう。最下段のロイヤルミルクティー(350ml)を連打して、購入を阻害して遊んでいる。この遊びを、小学2年生くらいの時からやり続けている。何回、あのロイヤルミルクティー(350ml)を見たことだろうか。

・もちろん、これの良くない点は理解している。お金のことだからこうやってふざけちゃいけないし、めっちゃウザいし、もったいないし、むかつく。でも、なんでか、やっちゃう。

・これは、別に自販機に限ったことではない。(ここでこうしたら面白いだろうな)って思うだけのブレーキは備わっているけど、その急ブレーキじゃ間に合わないときがある。

・中学2年生の時、ブレーキの遅さが原因で、生活指導をされたことがある。その車検を通ったことで、小学生の時よりかは、かなりマシになった。

・だけど、「ここぞ」の時に、記憶がフラッシュバックして、ガキになってしまう。


・どうしようか。そう悩むべきことが、今日、あった。自販機のやつ、やってしまった。

・うーん。こうやって、後から考えると、余裕で反省できる。やっちゃったなぁの感覚も、今は持っている。ただ、あの瞬間だけは、自我を失ったように手がロイヤルミルクティー(350ml)に伸びてしまう。

・どうしたら治せるのか。そう悩み始めて、2年が経つだろうか。こういう悩みを抱えてる人は、世にたくさんいると思う。一種の依存症だし、一種の愉快犯だ。

・とりあえずは、なんとか理性で保っていくしかない。そして、失敗できるうちに失敗して、いつか、自然と、手を引っ込められるようになる時を待つしかないのかもしれない。これ以上、ロイヤルミルクティー(350ml)被害者をださないためにも。

いいなと思ったら応援しよう!

田中 翔
未成年