病人に頑張れという重荷
こんにちは。
全国でちらほら梅雨明けしてきて、夏本番になってきたことが嬉しくてたまらない。
今回は入院患者の気持ち書いていこうと思う。
よく、入院した人に頑張ってと言う人が多い印象を受ける。私自身もよく言われた。
患者さんから「見舞いに来てくれるのは嬉しい。けど、頑張れって言われて、これ以上何を頑張ればいいのかな?ちょっとしんどいよ。」
と言われたことがある。
話を聴いていくと「もう頑張ったんだよ。これ以上頑張らないといけないのかなと思ってしまうんだ。それが辛い。」と…。
何でもタイミングだと思うが、頑張らなくていい時に頑張れと言われたらどうだろうか?
正直言ってうっとおしいと思う。
気を遣わず何気ない会話をしてくれる方がいい。
本当に笑顔になれるのは、家族、友人たちとの普通の日常会話だったりする。
これから手術や痛い処置や検査がある人には頑張ってと応援するのはいいと思う。それはとても勇気付けられる。
頑張らないといけない時に応援されると心強いと思うが、頑張った後に「頑張ってね」と言われるとネガティヴに考えてしまう。
タイミングは難しいと思うが、落ち着いていたら何気ない日常会話を楽しんだらいいし、そちらの方が気が紛れ、治療の意欲も湧いてくる。
言葉や声掛けはとても難しいと思う今日この頃。
※あくまで私の出会った患者さん、自分の患者経験で記載しているものである。私が書いたことが全てではないことをご理解いただきたい。